フラクタルの瞑想
くれなゐの零を集めて曼珠沙華 高資
「エネルギー不滅の法則」中学生理科で習う法則ですね。
エネルギーとは何なのでしょう?
大いなるゼロから 正負のエネルギーが生まれる。無から有が生まれる現象と言えるのでしょうか?
しかしその引き金、触媒作用をするものは一体何なのでしょう?
宇宙の公理のもう一つに自転、公転があります。
大回転があれば、そこには必ず 遠心力、求心力が生まれます。
求心力は結晶化作用、遠心力は拡散作用、宇宙には死と再生のエネルギー、逆ベクトルのエネルギーが存在し、調和バランスを保ちながら止揚し続ける。
二極一元が私たちの存在の大原則なのでしょうか?
しかしエネルギーとは何でしょう?粒子であり波動であるもの・・
下図のように表現することができるのでしょうか?
創造のみ柱・フィボナッチ(黄金比)・トーラス(タオ)・マンダラ(神聖幾何 学模様)もエネルギーを特徴つけます。
一般にエネルギーとは目に見えないものを指しているようですが人体も、魂も、 水も皆エネルギーです。水は温度に従い個体(氷)、液体(水)、気体(水蒸気 )そして一旦 気化した水は自由に形を変えてゆきます。
おまけに上図はミクロからマクロまで宇宙は相似象で成り立っていることを示唆します。
私たちの誰もが内なる地球を持っています。
たとえば地球には12ヶ月があるように人体には12経絡があり、4季があるように四肢があり、地球には365日があるように人体には365の経穴があります。また地球には5大陸6海洋があるように人体には5臓六腑があります。
しかし人体には同時に個別性が存在します。私たち人間は人類として相似ですが 独自性、多様性を尊重します。
円は点の集まり。仮にすべてが相事象であるなら円は成り立ちません。
これを解決してくれるのがフラクタル(自己相似性)の概念です。
この概念は「吾であり宇宙である」存在の本質を示唆しています。
ウィキペディアではフラクタルを以下のように紹介しています。
フラクタル(仏:fractale、英:fractalは、フランスの数学者が導入した幾何学の概念である。ラテン語fractus から。 図形の部分と全体が自己相似自己相似になっているものなどをいう。
自然界のフラクタル構造は雪の結晶や、植物の枝分かれ、海岸線などに見られます。
コッホ曲線やシェルビンスキー四面体、マンデルブロー集合、ジュリア集合などフラクタルの特徴を持つ図形は様々あります。
耳鳴りの落ち着いているひさごかな 五島高資
遠回りして垂れているひさごかな 五島高資
メビウスの輪を束ねてや青瓢 五島高資
ガンディー 魂の言葉@gandhi_tamashii
体の中にあるものは、すべてこの宇宙にあるものと対応する。体内の宇宙は、大いなる宇宙を映し出す鏡なのだ。(『ガンディー 魂の言葉』)
万緑や五行に旋るつるびんか 高資ー 場所: 釜川
石南花に寄り添ふ獅子の親子かな 高資
吽形の獅子石南花を守りけり 高資
石南花の紫立ちて甘露かな 高資ー 場所: 大宝八幡宮
ひたすらに旭へ向かふ木槿かな 高資
コスモスや太陽からの風に咲く 高資
野仏や矢筈豌豆にて華厳 五島高資ー 場所: 祥雲寺