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monochrome diary

上野竹林王国物語〜白浜王国編〜⑤

2016.03.30 08:47

ある日の午後。

白浜王国の国王の間に、浜家族が集合していた。


永明国王の隣には、良浜女王。

2人に向き合うように、海浜王子、陽浜、優浜、桜浜、桃浜の各王女が並んで立っている。



ラウ「あなた、話って一体…?」

女王が不思議がる。


陽「こんな時間に招集かかるって珍しいよね」

陽浜王女も不思議そうだ。


国王は、一息ついてから話し始めた。


永明「実は、旅に行かせようと思う」


一同「はぁ?」

何のことか分からないため、全員がマヌケなリアクションになる。

しかもハモる。。。


海浜「…父上、主語言わないと意味分からないですよ」


優「海おにーたんに突っ込まれたら、国王辞めるしかないんちゃうか?」


永明「いや、あの、だね…」

なぜか挙動不審になる国王。


海浜心の中(ダメだこりゃ)


海「僕が説明しますよ、国王」

海浜が割って入る。

そして、流れを説明し始めた。



上野竹林王国の、リーリー王子とシンシン王女が、黄金のタケノコを探して旅に出たこと。

そのために、仲間を探していること。

現在は、魔法使いのデア、タンタン王国のガイアと旅をしていること。

新たな仲間を求めて、東山王国に行ったこと。

そして、この国にも力を貸して欲しいと要請があったことなど。。。



永明「…と、いうわけだ」

息子に説明させておいて、さも自分が言ったかのように締める国王(笑)


そんな国王を見て、

陽「ねぇねぇ優ちゃん」


優「何や?」


陽「この国さぁ、大丈夫なのかな?何か心配になってきちゃった(´・_・`)」


優「安心してや。あたしも同じこと思ってるから」


陽「だよね~」


海浜心の中(こればかりは、僕も陽たんや優ちゃんと同じ意見だよ…)



ラウ「で、誰が旅に出るのかしら?」


永明「うむ。経験を積むという意味では、海くんが適任だと思ったのだが…」


ラウ「海くんはダメでしょ。おちりの事情があるし…」←何か良からぬ想像をしてしまうセリフ(笑)


永明「ここはひとつ、桜浜と桃浜に行かせようかと思っている」


国王の言葉に、

一同「えーーーーー!!」


全員が驚きを隠せなかった。


桜「心配いらないでしゅ!」


桃「あたちたちに任せるでしゅ!」

桜桃ちゃんは気合い十分なようである。


永明「2人も乗り気だし、ここは任せてみてもいいではないだろうか?」


一同「……」

言葉が出なかったのだった。


それはなぜか?

理由をはっきりと言える者はいなかった。



夜。

何とも言えない複雑な空気が、城の中に留まっていた。






上野竹林王国物語の本編は、いのぱんだ様のブログでお楽しみ下さい(*^^*)