『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(最愛27)
2019.08.14 02:30
翌朝早く隆二は目覚めた。
臣はうつ伏せで寝ていて、まだ夢の中だ。
「ヤり過ぎだって…腰痛ぇ」
隆二のiPhoneに着信が入った。
臣を起こさないようにベッドから離れて電話に出た。
「隆二さん、お休みでした?」
「いや、起きてたよ」
「無事に"採取"できました?」
「うん、恥ずかしいんだけど、ちょっと多めにね」
「それじゃ、もう誤解も解けたんですね?」
「うん、心配かけてごめんね」
「よかった…」
「まさか理愛ちゃんに嫉妬するなんて…俺、どうかしてたね」
「それだけ広臣さんのことを愛してる証拠です」
「ん、そだね」
「たっくんあれからどう?迷惑かけてない?」
「はい。朝早く起きて庭で遊んでます」
「がんちゃんの実家、庭広いんだってね。
東京ではマンション暮らしだから、楽しくって仕方ないんだよ、きっと」
「ええ。乃愛とはしゃいでます」
「そっか。たっくんに早く会いたくなっちゃった」
「剛典さんから聞いたんですけど…」
「ああ、臣が連絡したって言ってたね。
今のところそれらしき女性訪ねてきてない?」
「ええ、誰も来てません」
「そっか、よかった」
「隆二さん、その女優って広臣さんと?」
「ん、それも俺の早とちりだった」
「そうですか」
「今回いろいろあって、改めてわかったんだ」
「え?」
「俺は臣の…快楽を極める唯一の存在だって」
つづく