レジストロアウルのトイレについて
キャンピングカーにトイレは必要か否かはキャンピングカーを購入されるかた、皆さん考えることだと思います。
近年、SAやPA、大きい駐車場のあるコンビニ、道の駅や高規格のキャンプ場等が増えてきており、トイレが無くても困らないケースが多いのではないでしょうか。
しかしながら、私たちはまだ小さい子供がいますので、トイレの導入を決定しました。
その理由として
①トイレが行列になり、待ち時間がでるケースがある。特にSA、PA 時々コンビニ
②雨など天気が荒れている状況で、外に出るのを控えたい。
③子供は突然トイレに行きたいということがよくあり、緊急用として備えておきたかった。
④トイレがない場所でも車中泊場所として選ぶことができ、行動範囲が広がる。
など、我が家ではトイレがあることで得られるメリットが大きいと判断しました。
問題はどのタイプのトイレを搭載するかです。
キャンピングカー用のトイレは
①カセットトイレ(アウルにはオプション無し)
②ポータブルトイレ
③ラップ式トイレ
があります。どのトイレもメリットデメリットがあり悩ましい問題です。
それぞれのトイレのざっくりとしたメリットデメリットは
①カセットトイレ
メリット
車内のデザインが統一されていて違和感なく使える
汚物タンクの処理のために車内に入る必要がなく、車内を清潔に保てる
デメリット
価格が高い
故障した時の修理が大変
②ポータブルトイレ
メリット
価格が安い
故障してもすぐに買い換えて使える
デメリット
汚物タンクの処理のためにマルチルームに入って作業する必要がある。(本体の運び出し)
固定しないとマルチルームの中で暴れる(笑)
③ラップ式トイレ
メリット
臭い等をシャットアウトするフィルムに自動で包んでくれるので、処理が簡単
汚物に直接触れる事がないので衛生的
デメリット
一回あたりの単価が高い(約50円)
本体も高価
カセットトイレとポータブルトイレはお互いメリットデメリットが相反する形になっていると思います。
そして、私たちはポータブルトイレを選びました。
セットフォードのポルタポッティ145です。
そもそもカセットトイレは設定がなかったのですが、あったとしてもこのトイレを選択していました。
その理由はポータブルならではの良さが私たちにピッタリだったからです。
デメリットのトイレの処理についてですが、私自身汚物に抵抗があまりないので苦ではありません。(仕事でも扱う事があるので問題ありません)
もう一つのデメリットのトイレの固定ですが、ダイソーのクッションマットを下に引いています。
トイレ自身の重さで滑っていくこともほぼありません。
それと、キャンピングカー設備の故障の多さをよく理解していましたので、出来るだけ自力で本体交換ができるポータブルトイレを選びたかったというのが理由です。
何よりカセットトイレと比べると安いのがうれしいです。
壁面には使用法の紙を貼ってあります。
左下のコンセントですが、これは本来アウルにあるものではありません
実は、ラップトイレを搭載するためにマルチルームにコンセントをオプションでつけてもらっていたのです。ここではラップトイレを載せなかったのですが、このコンセントが後々役に立つことになります。
トイレの使い方は説明の紙のように簡単で、子供達でも使いこなすことができます。
汚物タンクの処理設備です。駐車場の横に設置してあります
汚物タンクの処理は簡単で、専用の薬剤を入れておけば匂いもほぼ気になりません
やり方等は動画などがありますので、調べてみてください。
処理設備がなくても、自宅のトイレに流すことができますし、家の中に持っていくのはちょっと、という方も、自宅の汚水管に直接流せば外で処理できます。
RVパーク等タンクを処理できる所に泊まれば長期のキャラバンにも対応できますね。
今までは子供がトイレに行きたいといえば、トイレのある所に急いでいました。
トイレを搭載したことによって走行中でなければ、そのままトイレに行かせることができるようになりました。
子供とのお出かけにつきもののトイレ問題、車載トイレが一つの解決策になりそうです。
悩んでいるのであれば、選択肢の一つに入れてみてもいいかもしれませんね。