ひとっ走り、付き合ってきた。
夏休みに『仮面ライダードライブ』をHULUでイッキ見してきましたよ。なんだかんだと途中まで見ていたので、劇場版なんかも合わせてガツガツっと。久々のイッキ見でちょっとオーバーヒート気味です(笑)
■登場人物が魅力的だった
主人公、泊進ノ介はもちろんのこと、特にメインキャストの男性陣がかなーりキャラ立ちしてて魅力的でした。チェイスと剛くん役の2人は最初のほうこそ、演技のぎこちなさを感じたものの、いつの間にかそれを忘れるくらい、キャラクターとしての魅力がぐいぐい伝わってきましたね。男前なのはいわずもがなですが、泊くんのちょっと困った感じのほほ笑みとか、チェイスの顔に似合わない野太い声とか、剛くんの変身する時の楽しそうな表情とか、オッサンも好きになりました。
3人がそれぞれが抱えている葛藤も、上手く導きながら納めていったあたりも好印象。いずれも"自分らしい生き方を選ぶ"ことの大切さを教えてくれた気がします。マッハとチェイスのスピンオフは、いずれも必見ですね。
脇を固める特状課の面々も個性溢れ(過ぎ)ていて、特に現さんこと追田現八郎は、回を追うごとにその存在感を増してきて、終わるころには大ファンになりました。スピンオフでハートたちと共演することになったのも頷けます。
そして、やはり仁良光秀。彼のクレイジーなハイテンションっぷりは役者魂を感じずにいられません。演者の飯田さんはチラホラ他のドラマで見かけていましたが、『99.9 刑事専門弁護士』にゲストで出てきた時の名前が「弐良光英」なんですね(笑) こういうネタ仕込んで来るの面白い。
敵の幹部3人の中では、やっぱりブレン! スピンオフで『ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』まで出来ちゃうくらいなので、コアなファン多いんでしょうね。早く見たいな・・・。
なんか男性ばっかりの推しになってますが、だーりおもふみかちゃんも可愛いかったでございますよ。個人的には、西堀玲子役のはねゆりさん、好みです。誰もそんなこと聞いちゃいないか。
■だんだんカッコよく見えてくる
基本的に平成ライダー、龍騎以降のデザインはライダーも怪人もゴテゴテと細かくなりすぎちゃってオッサン世代にはちょっとビビッと来ないんですよね。昭和ライダーや怪人たちは、とてもシンプルで大胆で、ちょっとイラスト描いてみたくなるんですが、平成のはそういう気が起きない・・・。PIXIVとかで丁寧に描かれているのを見ると、マジ、リスペクトです。
まあ、そうは言っても次第に見慣れてくるんですけどね(笑) 上にざっくり並べてみましたが、こうやって眺めると、やっぱ基本のタイプスピード(上段左端)が一番カッコいいなあと思ってしまいます。
下段右端のタイプスピードワイルドテクニックは、現さんの妄想ライダーだったはずが、ブレンのおかげでスピンオフ『仮面ライダーハート』に登場したので、テンションあがりました(笑)
まあ、こういうの見たらまたフィギュアとかソフビとか集めたくなってしまうのは、もうこれは一生治らない病気です。我慢我慢。
■でもやっぱり・・・
ストーリーがしっかりし過ぎてて、ツッコミどころがあまり無いのが寂しい・・・と思ってしまいますね(笑) 昭和ライダーのあの緩い感じ。「なんでそこでそんなことしちゃうかな?」と思うシーンがあまりにも少なくて・・・。脚本的にはそりゃ完成度高いほうがいいんだろうけどw
ちょっとライダーは、戦隊モノに比べても少し対象精神年齢が上がってるんでしょうね。それはそれで世の流れか・・・。
最終回あたりでちょこちょこゴーストも出てきたりするので、勢いで観てしまいそうになりますが、幸か不幸か、HULUやNetfrixではまだ配信されていないので、ハマらなくて済みそうです。
今回見たのは・・・
前にこれも見てました。