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インドネシア広域で大規模停電

2019.08.18 22:00

今回はジャカルタでの大規模停電について。ジャカルタにいないタイミングで良かった、と思いながら記事を書いていきます。


インドネシアの首都ジャカルタがあるジャワ島で4日、広域にわたる大規模な停電が発生し、停電が約12時間続いたそうです。

原因は数か所の発電所が一時停止したことで、大規模な停電に繋がったそうです。

ジャカルタ都市圏では、人口約3000万人が密集していて、停電による影響は数千万人が受けたとの報道がありました。


発生から約12時間後の午後11時頃までにはジャカルタのほぼ全域で復旧したそうですが、振り返ってみれば長期的な停電となってしまったようです。

ジャカルタ市内の病院とスカルノ・ハッタ国際空港は非常用発電機を使用し、停電の影響を免れたみたいですが、一部私たちのお客様の日系企業にも影響が出ていました。

ただ、多くの日系企業が集積する西ジャワ州ブカシ・カラワンの地域ではほぼ復旧しており、操業の上で大きな影響を受けていないので、軽微な被害で済んだとのことでした。


そのほかにも今回の停電は一般家庭や公共交通機関、ガソリンスタンド、銀行のATMなどの国民生活にも影響を与えたそうで、4月に開業したばかりのジャカルタ大量高速鉄道(MRT)も8月4日の営業を停止したようです。


インドネシアではオフィスビルでも時々停電には悩まされていましたが、ここまで大規模で長期なものは経験したことが無いので、不謹慎ではありますがジャカルタにいる期間に起こらなくてよかったなと考えてしまいました。


仕事や生活をする上で電気が不可欠になっている現代、停電が起こると何かと不便なので、きっかけはどうであれ、日本に比べ日常的に停電をする体質を改善し、何か対策を講じないと第二・第三の大規模停電が起こるなと思いました。

こういうインフラの不安定は外資を逃すきっかけにもつながってしまうので、ぜひとも改善をしていってほしいところですね。