Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Fishing Diary

〜2019.8.11〜 鹿島槍ガーデン

2019.08.15 15:00

時間がある時に一気に書きます(笑)


実は7月にも一度行っているけど、あまりにも不甲斐ない結果に


ブログを書く気にもなれなかった・・・


釣れてくれた魚には申し訳ないけど、ここはそういう所だと僕は思っている。



この連休を使って、当初は中禅寺湖に泊まりで入り浸るつもりだった。


しかし、あの中禅寺湖にも夏が到来し


高温の苦手なレイクは岸から遠ざかっている様子。


まだ手にしたことがないというマイナス要素もあってか、妙に腰が引けたのだ・・・


そして、台風の影響による悪天候が余計に中禅寺湖から自分を遠ざける言い訳を後押しした(笑)



そんなわけで、再び鹿島槍ガーデンに足を運んだ。


鹿島槍には大きなポンドが3つある。


それぞれに大型は入っているが、何と言っても1号池だろう。


僕のレベルでは釣れる数も限られてしまうが、


1日を使ってでも挑戦したくなる魅力があるのが1号池。





昨年、初めて鹿島槍を訪れた時は、1号池の難しさに早々と背を向けて


2号池で1日を過ごしたものだった。


釣りが上手くなったというよりは、精神面で図太くなったのだろうか。


魚を眼の前にして釣れない可能性も受け入れられるようになった(笑)



連休中とあり、ポンドには人も多く場所取りはいつもより自由が効かない。


空いている場所に入り、まずは様子を伺うが反応が良くない。


連休中は放流も多く、前回よりも魚の数が多いのは見て分かったが


そう簡単にいかないことは十分理解している。



朝いちといえど、周りもそんなに釣れている感じはなく


日は昇り、気温がみるみる上がっていく。


湿気がないとはいえ、30度近い気温と強い日差しはさすがにこたえる。


でも腕や足は出すべきでないことを去年学んだ。


もはや火傷をするし、ブヨやアブに泣かされることになる。





そんな中で、この日のドラマは早々にやってきた。


沖の流れのある場所へスプーンを遠投し、スローリトリーブを始めると


途端にずっしりとした重みが伝わってきた。


そして次の瞬間には猛烈な勢いで走り出し、ステラのドラグが鳴り響く。


広いポンドを右往左往に走り回るこの様子は鹿島槍ならでは。



魚が暴れた時の水面の荒れ方から、周りの人達も何かを悟ったようで


ルアーを回収して様子を見守ってくれていた。


そして、寄ってきた魚の姿が目に入ったところで度肝を抜かれる。


イトウだ!


それも鹿島槍の中でもド級といえるサイズ。


魚の頭がネットに入った瞬間暴れられ、ネットのボルトが片方吹っ飛んだ。





全身から力が抜けると同時に手足が震えてしまった。


どう見ても余裕の80オーバー。





僕の70ネットではこれ以上どうしようもなかった。


ここではメーターネットが必要だという村田さんの助言をもっと早く聞くべきだった(笑)



その後は何とも気が楽になり、もう帰っても良いとさえ思った。


そんな気楽さは逆に良い結果を連れてきてくれるのだろうか


40クラスの魚が何度か遊んでくれた。





この季節でも水温が安定しているここの魚はみんな元気が良い。


本当に感謝しかない。


あっという間に17時をむかえ、気分良く鹿島槍を後にした。



僕は鹿島槍に来る時、いつもバスタックルを1セット用意する。


貧乏性なのか、せっかくだからという理由で


寝不足の体に鞭を打って、帰りに河口湖へ寄ることがお約束になっているが


この日は時間にも余裕があったので、鹿島槍から更に足を伸ばすことにした。


その先は野尻湖。


スモールの聖地と言われた地に初めて足を運ぶことになった。