竹内流備中伝 中野・音羽道場稽古 2019.8.17 武器術はミラーニューロンを鍛える
2019.08.17 21:24
台風一過の夏晴れの中、中野道場では滋賀県からの体験稽古の医学生を交えて稽古。
剣術(表斎手、裏斎手)の自主稽古の後、始礼、剣捌き、準備体操、打拳の基本、手解(基本、虎乱、右返ほか)、短刀捕を稽古。
小演舞(剣棒6〜12、小具足1〜5、口斎手)を挟んで、竹内流の概要を紹介した後、棒奪棒勝初伝(鉾縛、足車)、小具足腰之廻 表型を稽古。
先日、鎖鎌は右手で△を左手で○を書くようなものだと書いたが、武器術、体術を観て覚えようとするひとは、ミラーニューロンを働かせていることがよくわかる(↑上の写真)
カリフォルニア大のVSラマチャンドラン博士は、ミラーニューロンが文明を形成したというが、竹内流(備中伝)の形成の元となった複数の人間が入れ替わり立ち代り稽古する稽古方法そのものが、ミラーニューロンを鍛えるようにできている。
午後の音羽道場では、剣棒術の基本を数稽古したのち、真の型を稽古。その後は、鎖鎌術を稽古。
参考
ラマチャンドラン博士には、脳の中の幽霊、脳の中の天使などの著書がある。幻肢(切断された手足)の痛みなど脳と皮膚、筋肉間の錯覚を、綿棒で調べ、鏡で治すといったユニークな医師。
武田鉄矢さんが脳科学を面白、可笑しく、紹介してくれてます。↓