7月の終わり、じりじりと暑い日に映画2本を梯子した。
言わずと知れた「天気の子」、そして、知る人ぞ知る「海獣の子供」だ。
夏の暑い日にこそ、映画を観るべきだと思う。
この2本の映画は当然まったく別物なのだが、言わんとすることは同じように感じた。
人間は自然に対して、決して驕ってはならない。
苦しみ悲しみに学び、その先に光は必ず射す。
人間もあんがい捨てたものじゃない。
大切なことは言葉にならない。
目に見えていることは、全体の、宇宙の一部にしかすぎない。
だからこそ、そのほんのヒトカケラをすくって、わたしは言葉にするのだ。