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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(最愛32)

2019.08.18 23:00

「そっか、乃愛来てないんだ」




「口を開けば隆二さんのことばかり…」




「今日もママだけズルイって随分と駄々をこねられました」




臣がクスッと笑った。




「乃愛は可愛いけど、恋敵は少ない方がいい」




「臣…乃愛はたっくんの居場所を突き止めた恩人だよ」




「わかってるって」




見つめ合う二人の様子を見て理愛が言った。




「乃愛が心配してましたけど、取り越し苦労でしたね」




「ん、何のこと?」




「いえ、気になさらないで下さい。あっ!隆臣くんは?」




ちょっと目を離した隙にいなくなっている。




「きゃあ!パンマンいるよ‼︎」




「あ、あそこだ!アンパンマンの前」




「いつの間に💦」




「パーパ!とーしゃーん!あーちゃん早く来てぇ!パンマンよ」




隆臣の大きな声を聞いて、もうすでにギャラリーが集まってきている。




「きゃ!臣くんと隆二くんだ‼︎」




「見て、隆臣くんもいる!」




小さい子供連れの女性がギャラリーに声をかけた。




「みんな、ルールは守ろうね」




「そうだね」




臣と隆二は人々に軽く会釈して、隆臣の元へ移動した。




理愛も少し後ろから二人に続いた。




ふと立ち止まり、後ろを振り返った。






今一瞬視線を感じたけど、気のせいかしら?






振り返った先に人影はなかった。





つづく