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この道往けば act2

兵庫遠征第1弾 三原峠

2019.08.19 09:43

今回の遠征はこれまでで最も遠いものとなりました。

前回の塩汲峠からさらに西に100km。

当ブログ初登場となる遠征先は・・・、

兵庫県

実はこのたび鳥取県に用事があったので、あえて高速道路を使わずレポも兼ねて下道で向かいました。

結果、8時間かかりましたが無事、米子に到着。

さらにレポも完遂することが出来ました。


そんな初の兵庫遠征第1回目の舞台は京都府と兵庫県の県境の峠。

三原峠(みはらとうげ)


しかし・・・、16時出発だった為、レポ開始時刻は20時前後。

今回初めて夜間撮影によるレポとなります。

正直僕はカメラ等の機械にはとっても弱い・・・。

徐々に機能を使いこなしだすので、だんだん見やすくなりますが第1弾のこのレポではお見苦しい状況かと思います。

ご容赦ください!

ではレポスタート!

さてここはまだ京都府です。

京丹後市(きょうたんごし)

平成の大合併によって中郡、竹野郡、熊野郡の3郡6町が合併し誕生した新しい市です。


京都府の自治体の中でもっとも北に位置していて、面積としては京都市、南丹市、福知山市に次ぐ4位。

かなり大きな自治体です。

ここから目指す三原峠を越えて、道は兵庫県へと至ります。

のっけからやってくれる雰囲気。

1.5車線に注意喚起板3連発、さらには異常気象時用遮断機。

恐らく誰が見ても、この先にろくな道などないことが分かるであろう装備をそろえているこの道の名は・・・、

兵庫県道・京都府道11号香美久美浜線

(かみくみはません)


兵庫県北部の日本海側の海岸線を正確にトレースする県道ですが、終点付近のこの場所は唯一といっていい山越え区間なのです。

そして道は闇に続く。

街灯なんて気がきいたもんはありません。

・・・ガードレールあるだけマシか。

仮にも主要地方道だもんな・・・。

闇の中の道は小刻みなカーブを繰り返し順調に標高を上げていきます。

九十九折れているわけではなくて単純に崖にへばり付きながら標高を上げる、常識的な登り方。

主要地方道としての矜持がうかがえます。


光っているのはデリネーター。

夜間の通行も意外とあるらしく、しつこいくらいに置かれていました。

なんてことを言ってたら来ましたヘアピンカーブ。

三原峠の標高はたがだか120mですが、馬背峠や塩汲峠など海が近い峠の宿命として、こういう無理やり標高を上げる線型というのは必要不可欠です。

まぁ僕はヘアピンカーブマニアなので美味しく頂きますが。

時折、トタン板で道と山を隔てている区間が現れました。

これはなんだろう?

畑でもしてるのかな??

そんな様子も無かったので、恐らく害獣防止柵の一種かと思われます。

もうそろそろ峠だろうと思っていたら、思いもよらない施設がありました。

こんなとこに清掃センターあるとゴミ収集車大変じゃないの??

確かに最初の印象ほどひどい峠じゃなかったし、収集車も走れるだろうけど、間違いなく山道でしたけど!?


・・・京丹後市のごみ収集に携わる皆様、ホントお疲れ様です・・・。

年末には大渋滞起こるんだろうなぁ・・・。

そしてとってもわかりにくいけど・・・

三原峠、着。

ここより先は今回の遠征としての目的地、兵庫県です。

・・・もうちょっと上手く撮れなかったか、俺よ・・・。

兵庫県豊岡市(とよおかし)

兵庫県一面積の広いこの市。

今晩はこの中でうろちょろします(笑。


しかし峠に異常気象通行板があるパターン初めて見たんですが、兵庫県ではデフォなんですかね?

あんまり意味ないと思うんですが。

・・・こっから先がめちゃくちゃやばいとか??

はっきり言って・・・、

なんも変化ないぞ!

いよいよさっきの異常気象交通板が謎だな・・・。

ときどき対向車も来ます。

府県が大々的に言うほど道路状況は悪くなく、むしろ主要地方道の峠らしい峠でした。

まぁだからこそ過剰なまでの注意喚起があったとも考えられますが。


だいぶ麓まで下りてきたので、街灯が現れました。

里が見えてきたぞ!!

そして完全に麓に降りてきました。

写真は兵庫県道9号豊岡竹野線との交差点です。


さてこれで三原峠を制したわけですが、僕はここからもう一つ連続で峠を攻めます。

兵庫北部は一筋縄ではいかない!

そろそろ街が恋しくなってきた・・・。


以上、三原峠編