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Makiko(発音:マキーコ) Speak! Speak!

2019.08.19 12:40


ゴゾ、コミノ弾丸ツアーのあとは、前日に予約したシーサイドのレストランで、夕食。シーフード料理を頼んだら、どれもこれも大ぶり。しかし、美味しい!! たこは、とても柔らかく、味が中まで浸透し、これまでさしみや、酢の物、たこ焼き(ちょっと違う…)で食べたたこの概念を覆してくれました。サラダに至っては、海鮮丼ですか??という具合だった。


兎に角マルタの男性はイケメンでカッコいい。イタリア系だからなのだろうか……。お店のお兄さんは、とてもジェントルマンで、いまは、何を話したかわすれたけれど(笑)、英語のできる友人が会話をつないでくれ、歓迎されている感を実感できた。学校は、マルタの中心部にあり、銀行や証券取引所、裁判所、などなどお堅い勤務先がある。そこに向かう男性陣のカッコいいったら!!!!!!!! 見とれること、数えきれませんでした。本気で「Excuse me ,Would you take a picture with me?」と声をかけようかと思ったほど。しかし、かけることは一度もなかった……。


言語が違う国で暮らす(めっちゃ短かったけど)にあたり、友人から教わることがたくさんありました。臆せず話す、自分がどうしたいかをちゃんと伝える。日本人歴53年。人様に気を使ってなんぼと思って暮らしていたので、自分がどうしたいかなど、後回しだった。しかし、彼女の言うとおり、臆せず話すと聞いてくれるということが身をもって体験できました。そして楽しい、楽しい3日間は、あっという間に過ぎました。「もう一日いない?」と誘ってみましたが、愛犬が待っているロンドンに帰ってしまいました。

学校も2週間目に突入。フランス人の青年たちは3週間の授業を終え自国に帰りました。代わりに、イタリア人の陽気なお兄さん2人と、めちゃくちゃ美人なフランス人の大学生が加わりました。

吉例となりました自己紹介。フランス人の大学生は、やはり夏休みを利用して2週間の留学。目的は、英語をもっとうまく話せるようになりたいから、と。フランスなまりはほとんどなく、とても聞きやすい英語でした。真っ青な目で見つめられると、絶対吸い込まれることはないと分かっていても、吸い込まれる感じがしました。イタリア人の二人。一人は、大学生で英語を上手に話したいという理由。もう1人は、作業クレーン車の自動車学校の先生で、YouTubeでクレーン車の使い方を世界に広げる為に英語を学びにきたと。「へーー」とみな、その理由にうなずきました。



週初めの授業は、「Japanese women rebel against high heels」。先週、いっぱいいっぱいだったわたしに、先生が気を使ってくれたのか、日本人女性(たいがいおばさんですけど)が起こした #KuToo 運動について。まずは、単語から。今回は、身近だったせいか、単語はすらすらと理解ができ、聞かれた質問にもよく答えられました。先生は「Makikoは、単語知識があるので、あとは、その単語をつなげるだけだ。グラマーも気にせず、つなげて話してみて」と。やっぱり、喋るしかない……

友人からも先生からも同じ指摘。しまいには、会話のクラスのアクティビティで、前に出ずに、後ろで順番待ちしているわたしに、同じクラスのユーチューバ―イタリア人に「Makiko,More Speak! Go ahead!」と言われる始末😥 物怖じしているわけではないけれど、無意識にそうなっている。ユーチューバ―が大きな声でこう言ったがために、他の生徒まで「Yes!!」と言い出した。「OK,OK」と、コミュニケーションとるようにしたところ、相手が話すスピードも速くなってしまった(;'∀')。しかし、授業はとても楽しく、文法の誤りの題材は全てわたしの発言だったという、おまけつきでした。

アタマで躯体を整える間もなく答えるので、現在形も、過去形もない。いわんや、過去・現在完了形もお構いなし。けれども先生は、本来のカタチと、わたしの誤りの違いを整理しておしてくれるので、非常にわかりやすかった。次は気をつけよう! されど、喋ることを忘れない……。脳トレ、です(;'∀')。

わたしだけではなかった。南アフリカから来た女性が、喋らないので理解不能だったけれど、喋るようになり、コミュニケーションが取れるようになった。そして、彼女はどんどん話すことが上手になっていった。言語的臨界期を超えた子どもを見ているようだった。では、マキーコはというと、そこまでではない……。


じつは、「Good morning」の後に、「How are you today?」とか、何かを投げかけることがとても嫌だった。なぜなら会話が続いてしまうから。美味しそうなパンを買ってきているのに、どこで買ってきたの?とも聞かず、服装が可愛いのに、可愛いわね、とも言わず。でも、話してみることにした。パンは、学校に来る途中にリーズナブルなお店があることが分かり、連れて行ってもらって、結局毎日通った。(最終日に、お店のお兄ちゃんと、ハグをして「また来るんだよ!」とハグをして別れた)パステッツィとコーヒーが安くて美味しいお店にも連れて行ってもらった。可愛い服は、涼しいから好きなことが分かった。


2週目に入り、何かを超えた気がしました。

続く