一作目 神の一手
早速一本目 というかさっきまで見てた映画
ちょっと前に北京原人を誕生日プレゼントに頂いてからというものの、オブラートな表現で言うと不思議な映画を勧められることが多くなった。
そんな中一人の男からGyaoで無料配信されてるからなのか、はたまたタイトルなのか理由はまだわかりませんが勧められた作品。
軽い作品紹介から
2014年 製作 韓国
上映時間 129分
日本放映日時
2015年5月9日
監督 チョ・ボムグ
出演 チョン・ウソン、イ・ボムス、アン・ソンギ、キム・イングォン、アン・ギルガン
あらすじ
「私の頭の中の消しゴム」「愛のタリオ」などの人気俳優チョン・ウソンが主演し、囲碁の世界を舞台に男の復讐劇を描いたサスペンスアクション。
兄を助けるため賭け囲碁に手を出したプロ棋士テソク。
しかし、賭けの元締めサルスの一団に騙されて兄を殺されてしまい、その殺人の罪も着せられてしまう。
サルスへの復讐を誓うテソクは、獄中で囲碁の腕前と肉体を鍛え上げていく。そして数年後、出所したテソクは囲碁のプロたちと手を組み、兄のかたき討ちのため動き始める。
「スーパースター☆カム・サヨン」など多数の映画に出演するイ・ボムスと韓国の国民的俳優アン・ソンギが共演。
※映画.comから抜粋改めまるパクリ
予告編
勝手に採点 60点
韓国映画は全然見たことがなく、最近みたものだと
実写版進撃の巨人を見た後に國村隼人の綺麗なお尻が見られると勧められた「コクソン」
ゾンビ映画大好きだから見てみるかと手をだした「新感染」
の二本ぐらいしか記憶になく、雰囲気とかもよくわからないまま視聴をすることに
パっと概要を見ると、よくありがち~な復讐物
兄貴もサラっと殺されて、女性が途中で出てきてよくわかんないまま一夜をすごしてラブロマンス!チョメチョメ!殺しなんてやめて~
俺はもう殺しをやめるぜ!Love & Peace!
そんな感じで終わりやろ~と思いこみ、ホッピー飲みながら管をまいて終わりっ!
のハズが、想像以上に面白かったです
軽くあらすじを説明すると、鳴かず飛ばずのプロ棋士である主人公が対局で負けるところからスタート。
外は土砂降りの雨の中、兄と再会するも急に対局をしてほしいと依頼される。
内容は教えられないというが、兄はトバク囲碁に手を出しており、その代打ちであった。
途中まで五分五分の状況が続いたが、相手もかなりの玄人を代打ちで雇っており途中で打ち手が変わり、不利な状況に陥る。
そんな中、落雷の影響によって通信機が故障し、うまく伝達することができず、兄は負けの手を打ってしまいそうになる。
止めるために大声で叫び続けた結果、相手の見張りに感づかれてしまい、引きずり込まれる主人公。
制裁として兄は殺され、主人公は半殺しにされ、左目の視力を失う。
さらには兄を始末するのに使用した凶器を握らされ、殺人犯として投獄されることに
獄中で碁と肉体を鍛えなおし、主人公は復讐することを誓う・・・
みたいな感じの流れ
最初の拷問シーンが凄惨で見てなくて音だけでも本当に痛々しい
というかこの映画、囲碁をテーマにする必要があったのかってくらい暴力シーンがエグイです
復讐っていうと一人でやるものかと思ったらまずは仲間集め!というところで、
兄の元相棒やら、昔トバクでやらかして身体に障害が残った人と手を組むことに
これがまた一癖も二癖もある人たち
・兄貴の元相棒で、おちゃらけMAX男
・昔トバクでやらかして両目を失い、家族から逃げられてしまった男
・昔トバクでやらかしたおじさん2 片腕が肘から先がない
これだけ見るとハング・オーバー!の主人公たちもケツをまくりそうですが、
「過去にやらかしちゃったんだ・・・」な哀愁を漂わせるもそこまで深い掘り下げは特になし
暗めの雰囲気になっても、おちゃらけ男がすかさず軽口を叩くのでしんみりした空気感はない状態だけれど、後半になってその明るかった雰囲気がいい意味で刺激になってきます
途中復讐のために碁を打って勝負をつけようとするのですが、殴り合いに発展
「俺は頭を使いに来たんだが」
「俺は拳を使いに来た」
という囲碁完全放棄の流れが最高にキマっていました
その後もなんやかんやあって復讐を遂げます。
評価とか感想とか
復讐の仕方は相当エグイですが、演出も相まってかなりすっきり
ただし、ラブロマンスやらアクションやら心理戦やらのごっちゃ煮なので、分類的には中途半端な感じがしますが、疾走感があるため退屈せず見られる作品
かなとおもいましたまる