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“顔”のはなし(その8)

2019.08.23 09:07


日常生活を送っていれば、好むと好まざるとに関わらず、様々な人と関わりを持つことになります。また、それが毎日の生活に変化や楽しみを与えてくれたりすることになります。しかし、中には、何故こんな性格の悪い人と関わることになってしまったんだろう…と後悔する相手が居ることも事実です。初対面で良い人だと思って友達になっても、実は敵だったという恐ろしい人間もいるので、性格悪い人の特徴も知っておいた方が安心です。今日は、「“顔”のはなし(その8)」として「性格の悪さが顔に出る?!」をお送りいたします。 


<性格の悪さは人生のマイナス>  

誰からしても性格が悪い人って、一体いつどこでそうなってしまったのだろうって疑問になります。脳が生まれつきサディストであるということもあるのかもしれませんけど、そういう人は子供のころから小動物を殺すとか友達を殴っても加減がきかないとかエキセントリックなことを平気でやるレベルなので、性格が悪いくらいだと後天的なものです。性格が悪い人というのに疑問を持つのは、どう考えたって得が無いから。性格が悪い人と一緒にいたい人なんてこの世の中にいるわけがないし、利害が一致するときだけは行動をともにするかもしれませんが友達なんてできそうもありません。恋人なんて夢のまた夢だし結婚することだってないでしょう。自ら人生の選択肢を狭めていることに気付いていないことが可哀想極まりないのですが、そんな人を矯正してあげるほど暇はないでしょうから避けるに限ります。 


<顔に出てしまう性格の悪さとは?!> 

①たくさん嘘をつく 

嘘にも色んなタイプがありますが、性格が悪い人は色んなタイプの嘘を織り交ぜています。立場が上なことを利用して「私に嫌われたらおしまいだよ」という強迫的な嘘は、実際には何の権力ももっていないくせに相手が信じて従うだろうと狙ってつく嘘です。またセレブでもないのに「私高収入なの」というのは見栄をはりたいだけの嘘です。「◯◯くん私のこと好きみたい」という嘘も見栄だったり、ひどい時にはその◯◯くんのことが好きな人の前で言うことでショックを受けた顔が見たいという悪意しかない嘘だったりします。あとは、だから何なんだって感じがする「昔はワルだった」「天才と呼ばれてた」などの昔話系、自分のミスを他人になすりつけるための嘘、誰もそんなこと言ってないのに「◯◯さんがあなたのこと嫌いって言ってたの。ひどいよね」と嘘をつくなど、本当に多種多様です。たくさん嘘をつく人は性格が悪いことに加えて虚言癖なので、もうどうにもなりません。中には嘘をついていると気付いていない人もいます。 


②フレネミー 

フレネミー(Frenemy)とは、friend(友)とenemy(敵)を組み合わせた造語のようです。その意味は、「友達を装う敵」とか「友達だけれども敵」という意味になります。 


・嫉妬深い:例えば、『ドラえもん』にでてくるジャイアン。ジャイアンは、のび太やスネ夫にとっては友達ですが、敵でもありますよね。なぜ敵かといえば、ジャイアンは、のび太やスネ夫の持っているものが羨ましくなると取り上げて、自分のものにしてしまいます。つまり、他の人が持っているものがすぐ欲しくなる嫉妬深さがあるわけです。 


・がまんできない:普通に生活をしていれば、たとえ友達でも腹が立つことや意にそぐわないことが起こります。ですが、たいていの人は「友達だから」と自分の感情を抑えて、自制します。ですが、その自制ができない人や、気分で自分の言動をコロコロ変えてしまうような人は、友達だからといって遠慮することはありません。場合よっては、友達から敵になることも簡単にできてしまうのです。 


・人と比べたがる:「嫉妬深い」ということにも関連するのですが、自分と友達をすぐに比べ、友達を蹴落としてでも、自分が優位になろうとすることがあります。これはもう完璧に、友達から敵に変わる瞬間です。この手のタイプは、自分が優位にあったり優越感に浸っていると友達でいますが、ちょっとでもその関係が崩れると、敵に早変わり。自分が優位だったときの関係に戻そうとするでしょう。 


③他人の不幸は蜜の味 

人の幸福を聞くと不幸になったような気になり、人の不幸を聞くと幸せになるというのは科学的に証明されています。誰でも少なからずこういった気持ちは持っているもので、自分よりはるかに恵まれた人の不幸、あるいは近似値にある人の不幸が甘美な蜜の味に感じられることはよくあります。たとえば大金持ちが脱税で捕まると「ざまぁみろ」と思ったり、ちょっと嫌いだった人が試験に落ちると「バカめ」と思ったりすることは、人生を振り返れば1度くらいは誰にでもあるはずです。また、主婦向けの漫画で人様の家の嫁姑問題を取り上げたものが好まれるのは「こんな家に比べたらまだウチはマシだわ」という蜜の味を得られるからと考えられます。この気持ちを持つこと自体は性格が良い悪いというほどのことではありません。ただ、性格が悪い人というのはこの蜜の味が大大大好きで、蜜がなめたくなるとあえて他人を不幸に落としこんでまで味わおうします。それこそが性格が悪いとされるに足る理由です。 


④自己中心的 

自分が良ければ他人がどうなろうと知ったこっちゃないので、列に割り込んだり、満員電車で人のことをグイグイ押したり、映画館でくっちゃべったりします。「マナーってなにそれ美味しいの?」というくらい、とにかく自分中心に世の中が回っていると考えています。また、自己中心的に振舞えない環境にくると横暴な態度に出ます。世の中の全ての人は自分の使いパシリなので意のままに操れないとイライラします。そこで、自分が利用できる人間をつくるために嘘をついたり、人を不幸にして周囲の人を怯えさせて操ります。クラスに君臨するいじめっ子タイプです。大人になると大体の人に相手にされなくなるのですが、自己中心的な人は周りの協力ではなく支配によって成功してきた経験しか持ち合わせていないので、より暴力的な方向、いじわるな方法で相手を支配しようとします。 


⑤思い遣りの気持ちがない  

他人に迷惑をかけないなら思いやりの気持ちがなくても別に構いません。たとえば、公園で子供が1人で泣いているのを見てもスルーするのはたしかに思いやりはありませんが、それだけで性格が悪いかというとそんなことはありません。また、誰かが残業をしていて大変そうなのがわかっていても手伝わないで定時で帰ったとしても思いやりはないかもしれませんが正当な権利として帰っているにすぎません。性格が悪い人の思いやりの無さは、こうした「スルー力」とは全然別物です。「こんなことを言ったら傷ついてしまうから言わないでおこう」「こういう話を聞いたけど人づてで聞くのは気分が悪いだろうから伝えないでおこう」という、あえてしなくて良いことの判断ができずにやってしまう、または傷つく姿が見たくてわざとやる、というものです。 


⑥人をバカにする  

人をバカにできるほど優秀な人は性格が悪くないのでバカにしませんが、性格が悪い人というのは自分のことを棚にあげてバカにします。たとえば難しい資格の勉強をして試験に落ちてしまった人のことをバカにするなどがあります。自分は勉強すらしていないくせに、ただ試験に落ちたという残念な結果だけを嘲笑うのです。容姿のことも言ってきます。自分よりちょっと鼻が低い人を「ぺちゃ鼻で可愛い」とか、足が短い人に「ちっちゃい子みたいで可愛い」とか言います。可愛いなんて思ってはいなくて上から目線でバカにしているのですが、そこで言われた側が「そうなの。彼もそこが好きって言ってくれるんだよね」と思わぬ反撃を食らうと黙ります。ただちょっと経つと「◯◯ちゃんの彼氏ってブス専らしいよ」などと吹聴しだすので相手にするだけ時間の無駄です。 


⑦人を利用する  

自己中心的なので人のことを利用して自分が得をしようとします。そして、得にならない人には興味がありません。それどころか、その人と一言でも会話する時間が無駄とでもいうように無視をすることがあります。また、仕事においては言うことをきく役に立つ後輩は可愛がるものの、自分より仕事ができそうな後輩のことはぶっ叩きます。後輩の内に潰れてくれないと自分の出世が遠のくと思っているのですが、それで本当に後輩に追い抜かれると今度は手の平を返して親密さをアピールし「育てた甲斐があった」などと言います。そもそも育てたのがその人なら、育てた人の方が上の立場になっているはずなのでめちゃくちゃな理論ですが、性格が悪い人は自分のプライドを納得させられればいいので、辻褄が合っているかどうかは気にしません。 


⑧ケチ  

性格が悪いとまで言ってしまっていいものかはわかりませんが、割り勘の時だけめちゃくちゃ食べる人は性格が良いとはいえません。一方、先輩なのに奢ってくれないのをケチだの性格悪いだのいうのは、言う方が性格が悪いですから気を付けてください。そもそも、たかだか会社や学校などの所属団体に入ってきただけの後輩に奢るという義理がなく、奢ってくれる人が優しいのであって、奢られて普通だと思っていると恥ずかしい思いをします。また、奢ってあげたから今度は奢ってくれるだろうと期待するのも、期待する側の性格が悪いです。奢ってあげるからには、その人と食事を楽しみたいという気持ちだけで振る舞うべきで見返りを求めてはいけません。むしろ奢り返す方が高くついたりするので、奢られる側も期待されているのがわかると飯がマズくなります。ケチというより搾取までくると性格が悪いです。先に居酒屋で飲んでいたにも関わらず、後から来た人も含めて合計金額を頭割りする人や、端数を多く言ってお金を集める人、実際にはそんなに経費がかかっていないのに参加費の高いホームパーティなどです。幹事をする場合はたしかに手配をしてくれた手間賃として支払うのも悪くありませんが、それは自分から言うことではないし、こっそりやることではありません。 


⑨人の話を聞かない 

人の話を聞かないというか人に興味がないので耳がついているのは音を拾うだけで言葉になって脳内に入ってこないという感じです。でも人の悪口などは聞きつけるので耳が良いんだか悪いんだか、謎が多いです。また、最初こそ仲良くしても次第に注意されることが多くなると突然シャットアウトするので話を聞かないし口もきかなくなります。 


⑩相手によって態度を変える 

強い人には媚びへつらい、弱い者にはきつくあたるという典型的なスネオタイプで性格が悪い人の代表格です。性格が悪い人が媚びやすいのは、上司など明確に自分より上の立場の人、おこぼれにあずかれそうな金持ち、容姿の優れた異性、所属グループの中で権力を自分よりも持っている人などです。きつくあたるのは、後輩や部下など明らかに立場が下の人、店員です。貧乏な人にはきつくあたりません。それどころかお金をめぐんだりブランド物をプレゼントしたりします。その“奉仕”こそが最もその人を傷つけることをよーく知っているからです。また容姿が自分より劣っている人のことはわざと褒めて嘲笑します。 


⑪差別的な発言が多い 

価値基準が狂っているので差別的な発言が多いです。「これだから女は使い物にならない」などと言ってみたり「男のくせに役立たず」といってみたり「高卒はこれだから~」「大学Fランなんでしょ?」「派遣ってダメだよね」「いい年こいて夢追ってるとか寒い」「胸無い子って可哀想」「男で低身長は無いわ」などなど…辛くなってきたのでやめましょう。とにかく自分の価値基準だけで人を判断し、その価値基準も目につきやすい部分だけで、その人個人の内面で判断するまで至りません。これが人を遠ざけている理由ですが本人としてはそのように差別をして切り捨てた人は自分にとって無価値なのでノーダメージという最強の心の図太さを持っています。 


⑫自慢ばかりする  

自慢ばかりする人は実際には評価をされていない人が大半です。誰も認めてくれないから自分で褒めるしかないので自慢話ばかりになっていきます。そういう人は周りから「すごいね」という言葉をかけてもらわないと自分のプライドを保っていられないのです。しかもそのプライドはエベレストよりも遥かに高くて宇宙レベルなのでどれだけ言葉をもらっても満足せずに繰り返します。また、自虐のような自慢話も大得意です。「頼られるのはいいんだけど仕事を任されるのが多くて疲れちゃうよ」「みんな俺に相談してくるんだよな」「都会ってナンパしてくる男しかいないわけ?」「肩凝るわ~胸が大きいっていいことないよね~」などがあります。実際のところはただ仕事が遅いだけで残業が多い、相談してくるんじゃなくて「もっと相談しろよ」と高圧的に相談事を引き出している、ナンパされるくらいモテると言いたいだけ、胸が大きいことを自慢したいだけというもので、相手をする方はとっても疲れます。 


⑬嫌がらせをする  

子どもなら好きな子の物を隠したりいじわるをして興味を引こうとする幼稚さもわかるのですが、性格が悪い人は純粋な悪意によって嫌がらせを行います。根も葉もない噂を言いふらすなんて日常のワンシーンに過ぎないレベルで、誰も言っていない悪口をさも人づてに聞いたかのように流布し、手柄を横取りすることもあれば、人前でバカにすることもあります。また、わざと違うスケジュールを教えて1人をグループから孤立させるなど極めて卑劣なこともやってのけます。 


⑭高飛車な態度  

プライドはてっぺんなので態度は常に高飛車です。自分はこの世で誰よりも優れている、本気を出せばだれも敵わないくらいに思っていて、自分より少しでも劣ったところがある人間にたいしては上から目線、自分より優れている人に対しては付き合うに値する、とこれもまた上から目線で値踏みしています。ブランド志向も高く、収入と不釣り合いなブランドに身を包む傾向があります。そして自分に不幸が訪れるとそれは自分が招いたわけではなく周囲の人間のせいだと思うため、仕事のミスなども後輩や部下を高飛車に叱りつけます。「あんたがあのとき邪魔したから!」など無理矢理のこじつけでも構わず勢いに任せて暴言を吐きます。 


⑮下品な話ばかりする 

ここで言う下品とは、シモネタばっかり話すってことではなく、卑しいことを指しています。人をステータスで判断するのが好きなので最終学歴、職業、役職、地位、年収など普通の人は初対面では聞かないようなことをズケズケと聞いてきます。また人がプレゼントをもらうことにも敏感で、いつもお世話になっている先輩に後輩たちがプレゼントをすると「私の誕生日も期待してるね」などと言い始めます。人が気にしているコンプレックスネタを広げるのも大好きだし、悪口や噂話も大好き、ちょっと後輩が褒められれば「上司と不倫してるんじゃないの」まで言ったりします。品なんて言葉を知らないのでしょう。 


⑯挨拶をしない  

自分から挨拶をすることはありません。挨拶というのは目下の者から行うのがルールなので、誰よりも目上の存在である自分から挨拶をするのは不自然だとすら思っています。仮に上司であったとしても、気弱でバカにできる上司だったら挨拶をしません。また、すれ違いざまの挨拶のみならず感謝も謝罪もできません。ビジネスメールですらこの傾向がみられるので性格が悪い人からくるメールは全体的な言葉選びがトゲトゲしく、取引してみるとトラブルが生じることが多いです。責任をとってくれるタイプでもないので、送ったメールを見ていないというミスでトラブルが生じても誰かのせいにするだけで取引先としては困ってしまいます。ましてや、一度名刺交換をした人のことすら覚えていなかったりするので営業担当としては全く向いていません。性格が悪い人がオフィスにいるのも耐えられませんが、まだ会社の恥にならないようにデスクワークに注力してくれていた方がマシです。 


<性格の悪さが顔に出る理由> 

一般的には、性格が悪い人をパッと見で判断するのは難しいと思われています。「性格は内面の問題」、「外見では判断出来ない。」と、思ってはいませんか?。実は、性格の悪さを外見で判断する方法があるのです!。性格の悪さと言うのは顔に如実に現れます。顔の形を決めるのは日々の顔の表情です。そして、顔の形は「表情筋」という筋肉で形成されています。表情筋は他の筋肉と違って急に成長したりする事はありません。長い年月をかけて、じっくり成長してくものです。なので、日々の表情や気持ちが少しずつ顔の形に変化を与えていくのです。性格が悪い人は表情も悪く気持ちも後ろ向きです。結果、様々な特徴が顔に現れるのです!。 

そもそも、その人の感情や本音は表情や言葉、しぐさや行動に表れることが多いもの。たとえば会話をしているときに「楽しい」「おもしろい」と感じれば無意識に笑顔になるものですし、「イライラする」と感じれば眉間にしわを寄せたり口角が下がったりするものです。感情や本音はその人が置かれた状況によってその都度変わるものですが、毎日の生活の中で楽しいことやおもしろいことが多い人、ポジティブ思考でそういったものを見つけるのが得意な人などは自然と笑顔でいる時間が多くなるでしょう。するとその人と接する機会の多い人から見たら、「あの人はいつも笑顔で楽しそう」「あの人はいつもニコニコしていて明るい性格なんだな」という印象になります。実際に話してみれば、楽しいことやおもしろいことの多い人は話す内容も明るい内容が多くなるでしょうし、ポジティブ思考であれば言動にもそれが出ますから、相手は「やっぱりこの人は明るい人だ」と確信するでしょう。逆に毎日の生活の中でイライラすることが多かったり不平不満を言うことが多かったりする人は、自然と眉間にしわを寄せたり口をへの字に曲げたりする時間が多くなると思います。するとその人と接する機会の多い人は、「あの人はいつも不機嫌そう」「あの人はいつもイライラしていて近寄りがたい」という印象を持ってしまうのです。実際に会話をしてみても日ごろから不平不満の多い人は文句や人の悪口が多くなりますから、相手は「やっぱりこの人は怒りっぽい」「やっぱりこの人は性格が悪そうだ」と思ってしまいます。感情や本音がその人の性格を形作るものだと考えれば、これらの事実から「性格は顔に出る」と言えるのではないでしょうか。また「性格は顔に出る」と言われる根拠に、表情筋も大きく関係していると言えます。先ほどもお伝えしたように、人の感情は表情に表れやすいものです。笑顔が多い人は笑顔を作るときの表情筋が鍛えられており、普段から微笑んでいるような表情になっていることが多いもの。いつもイライラしていて眉間にしわを寄せることが多い人は眉間にしわが刻まれてしまっており、普段から怒ったような表情をしていることが多いです。私たちが第一印象で相手を「この人は優しそう」「この人は性格がキツそう」などと判断してしまうのは、この表情筋によるところも大きいと言えるでしょう。 


<年をとると性格が顔に出やすくなる?>  

第16代米国大統領であるリンカーンの名言に、『男は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て』という言葉があります。また20世紀を代表するフランスのファッションデザイナーであるココ・シャネルの名言には、『20歳の顔は自然からの贈り物。50歳の顔はあなた自身の功績』という言葉があります。どちらの言葉にも、若いうちは持って生まれた顔のままでも年をとったときの顔にはその人のそれまでの生きざまや人格が顔に表れるようになる、という意味が含まれています。ではどうして年をとると人格(性格)が顔に出るようになるのでしょうか?  

人は感情や本音が表情に表れると言いましたが、長年同じ習慣や環境の中で生きていれば、表情筋が鍛えられて表情も固定化されやすくなりますし、年をとるとその表情の癖がしわになって顔に刻まれるようにもなります。若いうちは肌に弾力があり表情がしわとして刻まれることはありませんが、年をとるにつれて肌の弾力は落ち、長年積み重ねられてきた表情がしわとして深く刻まれていきます。顔の造作自体が変わらなくても、毎日自分がどのように考え、どのような表情をしてどのような環境で生活してきたのかによって、年をとったときの顔に“変化”が現れるということです。いつも笑顔で過ごしてきた人と、文句や人の悪口ばかり言って過ごしてきた人では、年をとったときの表情やしわの刻まれ方に大きな違いが出るということになります。それが年をとると性格が顔に出やすくなると言われるゆえんです。ちなみに笑顔でいることが多かった人は、年をとったときに目じりのしわやほうれい線が目立つ顔になりますが、けして「醜い顔」ではありませんよね。むしろ目じりのしわやほうれい線によって、「優しそう」「性格が良さそう」という印象を人に与える“穏やかな顔”になります。しかしいつもイライラしたり人の文句や悪口ばかり言っていた人は、年をとったときに眉間にしわが深く刻まれ、口角は下がり、目がつり上がったようなゆがんだ顔になってしまいます。その表情は「怖そう」「厳しそう」「気難しそう」という印象を人に与えるでしょう。ハリウッド黄金時代に活躍した女優、オードリー・ヘプバーンは、『美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい』という名言を遺しています。年をとったときに顔がゆがまないようにするためには若いうちから自分の考え方や言動に責任を持ち、気持ちよく過ごせるように心がけることが大切だと言えそうです。 


今日は、「“顔”のはなし(その8)」として「性格の悪さが顔に出る?!」をお送りいたしました。それでは、この辺で失礼します。 


(出典:生活百科、Menjoy、マユと学ぶ恋愛部)