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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(最愛33)

2019.08.20 07:45

隆臣はアンパンマンと握手しながら夢中で会話している。




「パンマン!!あのね、しゅてきなパンチュありがと♪」




アンパンマンは困ったふうに首を傾げている。




隆二は笑いながら隆臣の後ろにしゃがんだ。




「たっくん、パンマン何のことかわかんないって」




隆臣は興奮していて、隆二の声も耳に入ってないようだ。




「たぁくんもパンマンに変身しゅるのよ!」




アンパンマンが答えた。




「いい子だね❗僕、お名前は?」




少し離れた場所から声がするが、隆臣は全く気にしてない。




「えっと、としゃか…たぁくんでしゅ✋」




ギャラリーがどっと湧いた。




静かに見ていようと思っても、ほとんどの女性ファンが隆臣の愛らしさに心を奪われている。




「たぁくんか!いいお名前だね」




「いつもアンパンマンは君の側にいるよ❗」




「あい!!パンマン!たぁくんにダチョウさんしてくらしゃーい✋」




「たっくん💦あんまり無茶言っちゃいけないよ」




するとアンパンマンが隆二に尋ねてきた。




「パパさーん、ダチョウさんって何ですか?」




「んちゅーってしゅるのよ!パンマン」




隆二より先に隆臣が返事している。




臣は二人のすぐ後ろで、肩を揺らして笑っている。




「ああ❗ダチョウ倶楽部さんのですね‼️」




「しょーなのよ♪」




「じゃあたぁくん!どーぞ」




隆臣は急に照れくさそうにもじもじし始めた。




「へへへ、たっくん照れてないで、パンマンがどーぞって言ってるよ」




「はぁい💦パンマン、んちゅ❤️」




「元気100倍!!アンパンマン‼️」




「きゃあ❤️しゅごーい‼️」




「隆臣くん可愛いっ!」




黄色い歓声と拍手が沸き起こった。




「たっくん目立ちすぎ💦」




「良かったな、隆臣」




「とーしゃーん、おハナ出た」




「鼻水か?」




「興奮しちゃったもんね、えっと、ティッシュ…」




理愛がバッグからサッとポケットティッシュを出して、隆二に手渡した。




「ありがとう理愛ちゃん、ほーら!たっくんチーンして」




隆臣がチーンとやった。




「あーちゃんのティッシュお花の匂いね」




「ほんとだ」




「理愛サンキュー」




「いえ…」




今をときめくトップアーティスト二人と、光輝く女性。




そして小さなアイドル。




4人をぐるっと囲んだ人々はどの顔も笑顔で溢れている。




その中に一人舌打ちをして、臣達を見つめる女がいた。




つづく