活躍している人がやっているからするのではなく「自分にとって必要な仕事の努力だから」実践する!自分の適性を考える
仕事をしていてより良い成果を出したいという人は多いと思います。
今の状態を維持する為に頑張りたいという意識ももちろん大切です。
そんな中でストイックに成果を出している人が習慣としていることを真似して
自分にとっても成果をだすための方法としている場合もあります。
筆者も成果を出している人物の真似をした時期もありました。
その結果どうなったかというと
正直、同じフィールドにいるわけではないので効果がわかりませんでした。
ただ、その行動自体は全く無駄ではなくて
やらなかった自分と比較したとしたら
たらればの話にはなりますが
確実に今のほうが良い状態なんだとも思っています。
仕事の例で、体力をつけることを必要だと思った場合に
体力をつけたら必ず結果を出せるわけではなく
体力をつけること自体が優秀なわけでもありません。
何故、体力をつける必要があるのか?
疲れてる状態では最大限のパフォーマンスを出すことができず
良いコンディションでパフォーマンスを維持するためには
体力をつけることが一つの解決策になるからです。
何故、本を読む必要があるのか?
本を読むことが偉いのではなくて
本から必要な情報をインプットして得た情報をアウトプット出来て初めて
出来ることを増やしたり視野を広げたりして仕事の質を上げることができるからです。
本来は目的があって初めて意味があって
なんとなくやることが
本当に自分に必要で自分にあった方法なのかもわかりません。
筆者は当時、そのなんとなくだったので今になって効果は「わからない」と考えています。
ただ、目指す場所はわかっていても、何をしていかわからないため
形から入ることで質を上げていける場合も多くて
レベルを外見から上げるということはそれ相応の対応も求められます。
身だしなみなどが良い例ですよね(こちらは過去記事で紹介しています)
見掛け倒しという言葉がありますが
形から入って、意識して相応に引き上げていくことも機会を作るための一つの手段です。
上記と矛盾するようですが
その人みたいになりたいという目的で自分に負荷をかけることも努力の形です。
そういった中でも自分に合ったやりかたを見定めるタイミングが重要です。
その負荷の結果、業務中にウトウトしてしまったりと支障が出る場合は調整が必要ですね。
組織人である以上は会社や市場から評価される必要があります。
会社は会社にとって必要なスキルの情報は最低限提供してくれます。
ただ、その情報だけに自分の成長を依存させると平均的なレベルで止まってしまいます。
それがその会社で働くうえでの絶対条件だとしたら習得が最優先ですが
その先で他のメンバーに差をつけるためには
そういった業務の評価外での負荷に力を入れて、評価をされる領域の強化をする必要がでてきます。
営業だとしたら、どんなに体力があっても情報量が少なく商談が苦手で数字の結果がでないと全く意味がありません。
逆に商談は上手くても体力がなくてあまり訪問ができずに数字の結果がでないと意味がありません。
似たタイプに人が習慣としてやっていることは
その人が壁を乗り越えたときにたどり着いた答えの可能性もあるので
そういった視点で相談してみるのも一つです。
あなたが見ている誰かも「その人にとって必要だから」努力をしたわけで
結果的に自分にとっても必要と判断できれば
一から作り出す必要がなくて、真似をすることでも限られた時間を有効に使えます。
ただ、本当に必要かどうかがわからないうちは
真似をする中で振り返り自分にとっての必要性を考えるようにすると
自分に必要なスキルか?習得すべきか?の判断をするトレーニングにもなります。
中途採用は即戦力の場合が多く、ぶつかる壁は社内のルールや関係性などが多いですが
そう言った既存の社員にとっての当たり前を教えてもらえる機会は少ないので社内での攻略の壁にぶつかります。
同じ職種でも会社によってやり方が違うのは
仕組みはもちろん、お客様とのパワーバランスが他社と異なるからです。
同業界を渡り歩くとよく直面する部分です。
更には即戦力なので結果を早くだすことが求められます。
そういったときに今自分にとって必要なスキルを判断し、スピード感をもって対応をしていくことが求められます。
そのような時に活きます。
転職活動だって、キャリアをより良いものにするための努力の一つです。
現職と同時進行がほとんどですので、相当な体力と時間が必要です。生活に負荷をかけて行っていきます。
体力をつけるためにサポーターがジムだとしたら
転職エージェントはキャリアアップ・チェンジのサポーターです。
努力に時間を投資するのであれば、活用できるサポートは効率を上げるために利用し
なんとなくみんな必要そうだから?ではなく自分自身にあった情報を集めることが大切です。
誰かが輝くためにしてきた努力が誰しもに当てはまるわけではありません。
今やっているあなたの努力も誰しもにマッチするやり方ではありません。
押し付けるものでもありませんし
押し付けられるものでもありません。
ただ、やってみないと合うか合わないかもわかりません。
経験することで判断が出来ます。
やってみて合わなければ別のやり方を探せばいいですし、合えばそのまま続けることで実ります。
合わなくてもその中で一部分でも学べることがあればそれも収穫です。
同じことを続けてコンディションを維持することも努力ですし
新しいことを始めてみて習得することも努力です。
キャリアの作り方も正解はありませんので
さまざまな経験の中から情報を選んで
「自分だけのキャリア」を作ればいいんです。
全く同じって人はほとんどいないと思います。
本当に必要かどうか?疑問視点であることが意味のある努力や挑戦などの負荷として「なんとなく」でない状態を自分で作っていけます。
意味のないことはありませんが、より意味のある選択をしていくことが
限られた時間を有効に使うポイントですので
是非、意識してみてください。