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ブルゾンちえみさんのホロスコープ ~ボリューミーな女~

2019.08.20 13:47



台風が通り過ぎて、夜は随分と過ごしやすくなりました。

家の周りではもう秋の虫が鳴いています。

思えばもう立秋を過ぎてるんですよね。


晩夏の蝉はいつでも「夏を巻き取って」秋を呼んでいるように聞こえます。

ゼンマイが巻ききれて夏が終わる、みたいな、、

なんてノスタルジック、、



でもまだまだ暑くて、汗でベタベタだけどね!






今回は獅子座の太陽を持つブルゾンちえみさんです。

1990年8月3日 14:00(本人談) 岡山県岡山市生まれ

このデータを正しいものとして分析します。



ブルゾンさんは獅子の太陽と山羊の月をお持ちです。


山羊座の「着々と物事を実現していきたい欲求」を、獅子座の「注目を集め存在をアピールするエネルギー」で実現していく、というのが基本スタイルです。


ブルゾンちえみwithBとして、背後に男性二人を従えてのパフォーマンスは、とても獅子座らしい。



ブルゾンさんのチャートでまず目に付くのは、

①山羊座2ハウスのステリウム

②MCに乗った水星

③冥王星と火星のオポジション

④ノーアスペクトでオリエンタルの木星

まずはこんなところでしょうか。




①2ハウスのステリウム

しかも全部山羊座。すごいですね。

根源的欲求を表す月とともに、冥王星を除く重い天体が全て集っています。


2ハウスは自己価値の部屋です。

ここに在住する月の欲求は金銭管理や資産運用も表しますが、もっと突き詰めると

「自己価値をゆるぎないものに成長させ、公衆の目に触れ、評価を得る」ということになります。

山羊座なので、実直で土台のしっかりしたイメージです。


月は天王星とコンジャンクションなので、とても個性的で先進的または人道的な志向性です。

更に8ハウスの金星から強い注目を受けており、そこに美意識が加わります。

平たく言語化すると、

「個性的でいい感じなところをアピールして沢山の人からの評価を得たい」

「それをなんとしてでも現実化したい」

という欲求を持つ、とでも言ったらいいでしょうか。


2ハウスには海王星と土星も在住しています。

この2つの天体はどちらも8ハウスの金星とオポジションです。

8ハウスの金星、これが月、海王星、土星と深く関わっています。

金星は8ハウスにあって、月は8ハウスを支配。

ノーアスでオリエンタルの木星も8ハウス。

2ハウスは分かりやい強調ですが、8ハウスも強調されています。


8ハウスは他者と何かを深く共有したり、深く探求していくことがテーマのハウスです。

金星が支配するのは6ハウス(他者と連携しながら働く)と11ハウス(グループでの活動、愛を受け取る)なので、

深い部分で理解し、周囲に対する気遣いや思いやりも持っている、と解釈できるかと思います。



②MCに乗った水星

この水星は月とトラインで、10ハウスと8ハウス(また!)を支配。

しかもファイナルディスポジターで強いです。

①の欲求に「コミュニケーションの仕事」という方向が加わります。


乙女座の水星なので、細かいところまでよく気付き、良心的で面倒見のよい、ちょっと上から目線のコミュニケーターです。(芸風にも現れています)

それが仕事の方向性を表す10ハウスにあるので、これだけだったら先生になるのも良いのかもしれません。

ブルゾンさんは島根大学の教育科を中退しています。

ある時期までは先生になろうとしていたんですね。

(ご両親は2人と教師のようです)



③冥王星と火星のオポジション

12ハウスの冥王星(これもファイナルディスポジター)は12ハウスとアセンダントを支配。この強烈な冥王星は6ハウスの火星に圧力を加えています。

冥王星火星という組み合わせは、なかなか激しいものを連想させます。

ビジネスやプロモーションの才覚とか、強烈な自己主張です。

火星はアセンダント(自己イメージ)から強力に注目を受けています。(クインデチレ165度)

そして5ハウスを支配。。

ほら、出てきましたよ、5ハウス!


5ハウスは楽しいこと全般を示すハウスですが、「子供に教える」ことも表すので、やっぱり先生?ともとれますが、


冥王星*/火星/アセンダント、この3つの象徴はは先生をやるには強すぎます。

加えて獅子座の太陽*です。(*はファイナルディスポジター)強すぎる。


先生よりももっと派手で存在感のある、人前でのパフォーマンスを連想させます。

(アーティスト、スポーツ選手、芸能人は切っても切れない5ハウスとの関係があります)



④ノーアスでオリエンタルの木星

この木星はメジャーアスペクトを持たない天体です。

ティル式ではペレグリン(放浪者)という言い方もします。


一匹狼的な、場合によってはホロスコープ全体を牽引するほどのスタンドプレイヤーのような力を持っています。

それがオリエンタルになっています。

オリエンタル天体とは、太陽の一歩前を行く天体で、「太陽を引率する者」とでも言ったらいいでしょうか。

仕事の方向性を見るときには欠かせない象徴です。


この木星が支配するのは2ハウス。(ほら、また出てきました!)

しかも2ハウス内の海王星にクインデチレの角度をとっています。


木星の象徴は拡大や増幅といわれていますが、信念や(人に影響を与える)コミュニケーション、出版なども表します。

MC上の水星*と呼応すると思いませんか。

人前でのコミュニケーション、パフォーマンス。



2ハウスは自己価値の部屋なので、ここに重い天体があつまっているということは、

ブルゾンさんの人生の課題のひとつは「自己価値」である、とも言えます。

彼女が売れ始めた頃、トークで気後れしてシドロモドロになっているところを何度か見かけました。


でも最近はどうでしょう。

かなり克服されたのではないでしょうか?



逆行の土星や海王星と金星がオポジションであるということから、お父様との関係がどんなものだったのか聞いてみたい気がします。

オーブを広く取れば木星ともオポジションです。

お父様との関係がブルゾンさんの情緒面や信念体系にどんな影響を与えたのか気になるところです。


さらにノード軸に太陽が乗っているので、お母様との関係もとても気になります。

かなり強烈な個性をお持ちのお母様なんじゃないか、と連想します。


ブルゾンさんが大学を中退したのは飼っていたペットが死んでしまったことがきっかけである、とご本人は言っていますが、本当はご両親の敷いたレールに反発してドロップアウトする機会をうかがっていたのかもしれません。

山羊の月なので、そうしたいと思ったら絶対やりとげたいんです。

自分を曲げない。


ご両親の敷いたレールの上を走るには、このホロスコープは強すぎます。

葛藤はあったと思いますが、大学を辞めてしまったのは必然だったとしか思えません。

よくやった、ちえみ!(本名は違います)



ちょうど今彼女はサターンリターンの時期です。

トランジットでは彼女の2ハウスに土星と冥王星、SPの月がガッツリ絡んでいるので、当分忙しくて大変でしょう。

10月には女優として映画に出演するそうですね。

今まさにグレードアップの時期なので、これを期に一皮むけて、このボリューミーな才能をどんどん開花させていって、


単なる女芸人から存在感のあるマルチなタレントさん、女優、に成長して欲しいなと思います。




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ブルゾンさんのホロスコープはたくさん見所がありすぎて、大変大盛りでした。

本当はまだまだあるのですが、今日はこの辺で。

今回はあまりパーソナリティーには触れずじまいでしたが、暑いので割愛させていただきました。


蟹座の金星とか、牡羊ポイントの月とか、土星=太陽/月とか、海王星qd木星がどう動くのかとか、風サインがひとつもない!とか、すごく気にはなるんだけど、、




暑いので、、って何。笑