新選組は反省を未来永劫に続ける事と
2019.08.23 00:05
【政治報道】 新選組(代表:山本太郎)は、令和元年八月十五日に談話『敗戦の日を迎えて』を公表。国政政党の中で敗戦の文言をしようしたのは、新選組と社民党(党首:又市征治)のみ。一日には政党代表として初の街頭演説を新宿で行い、七日には日本ジャーナリスト協会(代表理事:大貫康雄)にて記者会見を行っていた。
「敗戦から七十四度目の夏。全ての戦争被害者の皆様に哀悼の意を表すと共に、ご遺族の皆様にお見舞い申し上げます。
間違った判断の連続で、自国のみならず、アジア諸国にも甚大なる被害を与えた過去。この反省を未来永劫続ける事が、私達そして政治の責任と考えます。厚生労働省の発表による戦没者の概数は約二百四十万人、各都道府県発表の空襲死者の合計は、五十六万二千七百八人と言われています。
未だ果たされていない空襲被害者への賠償、原爆被害者の全面救済を求めると共に、皆様と力を合わせ、真の世界平和実現の先頭に日本が立つ政治を実現して参ります。」
一日の街頭では記者のみならず、一般聴衆から山本代表(甲寅、写真上)は質問を受け付けたが、実際には記者を指さなかった。記者と聴衆と同列で混在していた。特に山本代表が力強く発言していたのは、消費税。十月からの消費増税を批判。「生活が地盤沈下したのは、政治が選択を間違え続けたからだ。全員を救う気概で政治をやれ。格差を縮める役割を果たすのが政治でしょ。」と、現政権に呼び掛けた。
七日の記者会見で山本代表は、街頭での実施時に記者が質問できない運営の不備につき、反省をし、打開策を記者達に募っていた。先の『参院選』で集まった寄付金四億円の使途は主に選挙戦の広告・宣伝費。細目は後日、収支報告にて公開予定。
撮影:岡本早百合