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はちどりphoto

サンタさんの思い出

2019.08.21 21:11

北極圏まで行ってきちゃいました


なぜか南にばかり縁があり

日本で行った一番北の地は福島ですが

そんなわたしが北極圏!


白夜の世界!(今はそれ終わった)

オーロラの世界!(冬)

白銀の世界!(冬)


地図をご覧になると分かると思いますが

ストックホルムやヘルシンキは北欧の南に位置しています


ストックホルムから船でフィンランドのトゥルクという町に着き

そこから列車で10時間かけてロバニエミ


なんでこんな北まで来たかと言うと



サンタさんに会うため!


ハンガリーでちょっと日本シックになった翌日には

「サンタさんに会いにいく、がんばる」

と言ってた娘と その約束を果たしてきました



ここはサンタさんの村ということで

町おこし大成功です

世界中からサンタさんに会いに来る人が絶えません



それに何と言ってもこの村は北極圏の境界線を跨いでいます


サンタさんと北極圏到達というのダブルな嬉しさを与えてくれるわけです




娘は前夜にサンタさんに絵を描いていました

楽しみに持っていきました


サンタ村にはいるのもサンタさんに会うのも無料です

でも100%写真と動画を撮られます

写真が一枚3500円くらい( ^ω^ )

動画もついてると6500円くらい( ^ω^ )



サンタさん パーフェクトでした

さすがでした


娘が持っていたお人形

「君のかい?」

とサンタさんが聞いてきたので

わたしがとっさに

「これはあなたがくれたものです」

と言うと

「そうだったね、去年のクリスマスにあげたんだった」

と合わせてくれました


おととしだけど

それは娘は分からなかったのでよかった



ただ一点だけ僭越ながらクレームを言うとするなら。



娘は2月から次のクリスマスのプレゼントを思案しているのですが

「サンタさんはプレゼントを2つくれはしないか」

と数ヶ月考えていました


それまで 念願の、彼女にとってのヒーローであるサンタさんとあって

緊張していたにもかかわらず

質問したいことはないか聞かれた時に

「今年は2つくれますか」

としゃーしゃーと聞くではないか



サンタさんは

「願っていれば叶うかもしれない」

と答えました


ちょっと待ってそれ責任とって


と言いたい気持ちをぐっと抑えて訳したわけですが



欲張らずに一つだけだよ

とか

世界中の子どもたちに平等にしなければならないから

とか色々あるでしょーよサンタさん…


ダメか…サンタルールは否定をしないということなのか…




けちょんとなった私の横で娘は今日も

「サンタさん今年は2つくれるかもしれない!!」

と大喜びです






サンタさんの村へは 小さなトラブルがあってタクシーを利用しました


ヨルダンではuberしか移動手段を持っていませんでしたが

それ以外でのタクシー利用は初めてです


乗ってよかった

なかなか観光地だけだと現地の人と話す機会を持てません



タクシーの運転手さん


学校に行くことについて教えてくれました


フィンランドの教育に興味があると伝えると


当たり前にさらりと

「ああそうか。フィンランドの教育は素晴らしいよ。

   幸せになるために学校に行って学ぶんだ。

   それに学費がかからない。

   国は教育を大事にしているし、だからこそみんな学校へ行けるしチャンスが持てる」

と教えてくれました



息子さんがイギリスの大学に留学し

来週からマレーシアで働くことが決まっているそうです


留学費用もかからなかったそうです



タトゥーばりばりのロックな雰囲気の運転手さんが

とても誇らしそうでした




親がどんな経済状況でも

子どもは等しく教育を受けられ

チャンスを手にできるなら

将来が楽しみになります


個人レベルでも国レベルでも 可能性が広がると思います



誰にでも門戸が開かれてある教育制度の素晴らしさを

垣間見た気がしました




サンタの村のお土産やさんのおばちゃんも

フィンランドの教育の良さを話してくれました


昔はもっとよかった、とも言っていました


実は「昔の方がよかった」というのは

スウェーデンで会ったフィンランド出身のおばちゃんからも聞きました



今と昔がどう違うか分からないけど

自分の国の教育を素晴らしいと言えることが素晴らしい



一般の方からの何気ない意見を聞かせてもらえることは

わたしにはとても大事で楽しみです




さて今日はロバニエミを朝6時の列車で発ち

15時にヘルシンキに着きました


せっかくだから明日は街中を散策し観察しよう




夜にはトゥルクへ行きストックホルムに戻る バブリーな船に乗ります


そこからまたドイツを目指します