CLA MixHub
こんばんは。
水曜日から絶賛3連休中のあさひです。v
引き続きミキシングの特訓中。
音色選びから打ち込みの見直しまで、結構大々的なリミックス作業になっております。
さてさて、タイトルにあるとおりCLA MixHubのレビュー。
DTMをやってる人なら見たことがあるだろう、youtubeのCLA MixHub広告。w
↑の動画でも聞き覚えのある曲をクリスロードアルジさんがミックスしてます。w
先日メールでCLA MixHubが安くなってるのを見て購入しました。
ただ安いから買ったわけじゃなくて理由がアル。
新しく組みなおしたPCの性能を信じて、最近買ったプラグインをジャンジャン使ってたんだけど
実は、CPUパワーが足りない事態に陥った。ドテ
音源も前より負荷が掛かるものを多く使ってるけど、
作業を進めるうちにどうもエフェクトの負荷の割合のほうが大きそう、
ということに気づいた。
そんな時に目にしたのがCLA MixHub。
MixHubを導入すればもしかしたら負荷を減らせるんじゃね?という作戦です。
いつものSleepFreaksで使い方をざっくりと予習してさっそく使ってみました。
(SleepFreaksに動画が上がってるとは思ってなかったのでラッキーだった・・)
取り合えず試した使い方は、ステムミックス的な使い方。
これが想像以上にミックスしやすかった・・
各バスチャンネルにMixHubをインサートして、
MixHubのバケットに各チャンネルをアサインする。(バケット=タブみたいな感じ)
並べる順番は自由に変えられるしMixHub内のリネームも出来る。
用は弄りやすいようにミキサーをカスタマイズできるようなイメージ。
DAW側でもフェーダーの並び順を変えれるけど、
バケットっていう概念がある分、自分はMixHubのほうがやり易いというか整理しやすい。
特にDAWの場合トラックが増えればミキサーをスクロールする手間が増える分やりづらい。
そしてなにより!1つの画面で色んなチャンネルのエフェクトを調整できるのがやり易い。
ツマミがずらーっと並んでるので気軽に調整できる。
(或いは色んなバランスを試して見ようという気になる。)
他に自分が感じたメリットは、
アナログのサチュレーション効果を付加できるので全体の質感を統一できる。
(これも味付けしたくない時はオンオフ出来るので便利)
エフェクトの音質についてはアナログっぽいなって感じで、
フィルターの切れ味は柔らかい感じで、EQの効きも音楽的に破綻しづらい感じがする。
wavesのSSL Channel Eを使うなら、
MixHub挿しておいたほうが後々便利だしいいんじゃない?って感じ。
(ちなみにbrainworxのSSLのほうがレンジが広くて自然な掛かり方の気がする。
なので、bx_console_SSLとMixHubを使うときはMixHubのアナログをオフにするのが良いと思う。)
不満点は、アサインしたチャンネルをバケット間で移動させる事ができない。
これはトラックが増えてきたらちょっと面倒くさい。
バケットの構成をドラッグ&ドロップで手軽に変えることが出来たら良いのになと思った。
あと、肝心の負荷が期待したほど減らせなかった。ドテ
bx_console_SSLのほうが全然負荷少ない説。ウー・・
色々と惜しい・・
自分が触った感じだと64トラック分フルでアサインするのは厳しそうです。(corei7 8700)
でも個人的にはMixHubを使ってステムミックスをする価値は十二分にある。
準備さえしっかりすればミックスをより突き詰める事ができる。
サブモニターにMixHubをずらーっと表示させながら作業できれば滅茶苦茶強いと思う。
最後に自分の感想をまとめると、
コンソールのようなGUIは見た目だけじゃない!
各パラメータの視認性/アクセスしやすくなることでミックスの質が変わる可能性がある。
負荷やバケットの管理を考えると、ステムミックスで使用するのが良さそう。
そんな感じ。
無くても良さそうに思えるCLA MixHub、自分にとっては当たりでした。