電子サスペンションを味わって・・・
今年からカワサキのバイクに順次搭載されはじめている電子サスペンション。乗った人は高評価のコメントが上がります。実際に2機種の電子サスペンションを乗ってみた感想は・・・「ワクワク」が生まれるサスペンションと思います。バイクの免許を取得して初めてZZR1100を乗ったときみたいな「ワクワク」感。面白いバイクたちです。
三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
電子サスペンションとは簡単にいうと、
バイクのフロントとリヤについているサスペンションというバネがあるんです。公道ではライダーの道路の凹凸感を減らし快適にツーリングができるように。レースではコーナーリングの時やブレーキ制御の時にバイク本体制御を司る大切な部品です。
今までのサスペンションは、走る場所や、本人の扱いたいサスペンションの硬さなどをその都度調整したりします。乗って調整、乗って調整、乗って調整・・・この繰り返しです。
まぁこれも楽しみな一つなんですが、電子サスペンションはコンピューターでサスペンションとバイク本体を管理して、その都度適切な状態に動いてくれる仕組みなんです。
1秒ゼロコンマ何秒の世界もかからない演算機能で適切な状態をライダーに届ける機能です。人間の領域では不可能なモノをマシンが感じて適切なサスを演出してくれる・・・伝わったかな?
話は戻りますが、そんな電子サスペンションが搭載されている
NinjaH2 SX SE+
ZX-10R SE
を時間をなんとか作って乗ってみました。
一言でいうと「ワクワク」です。
NinjaH2 SX SE+はスタンダードのNinjaH2 SX SEも乗ったことがあるので比べても「ワクワク」感が違うかなと思います。どれくらい「ワクワク」したかというと、バイクの免許を取得してボクは一番初めにバルカン1500クラシックを乗り、そのあとZZR1100のC型というカワサキのスーパースポーツツアラーを乗り始めたのですが、このZZR1100のC型をはじめて乗った時の興奮を思い出させるようなバイクでした!!
電子サスペンションとエンジンパワーが見事に融合して面白いバイクなんです。電子サスペンションがアクセルを回した時にしっかりと車体を支えてくれるので加速をかけたときの挙動感というのかな・・・それがなくスムーズに。ただスムーズと言ってしまうとおとなしいイメージのエンジン特性に聞こえますが、きちんとスーパーチャージャーのドッカンパワーは存在している訳で。おそろしく速い加速が味わえます。
よく電子サスペンション搭載のバイクを試乗した人は、絨毯の上を走っているような感覚という方が見えますが、あながちこの表現も間違っていない気がします。
ええバイクです。NinjaH2 SX SE+、電子サスペンションはホントすごい装備の一つであります。
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