投資と投機
投資が善で投機が悪?
投資は「真っ当な資産運用」
投機は「一か八かのギャンブル」
そんなイメージがどうも払拭できないようである。
価格差に着目して短期売買で儲けを狙う金融商品と考えられているからだろう。
よく投資は善で投機は悪のような扱いをされるが、実際に投機は悪なのか?
イメージでは投機が市場や経済を撹乱して、社会を混乱させていると思われている部分がある。
また参加する投機家にも批判的で、お金儲けの事しか頭にない悪者として扱われる事も。
投機の役割
投機は市場参加者を増やし市場に厚みを与え、売買価格を適正にする役割がある。取引に参加する事で市場や経済に貢献しているのである。
市場が健全に機能する為には多くの参加者が必要です。参加者が少なければ売買の成立に支障をきたしたり、価格が歪められたりします。
→投機は資本主義経済の一躍を担っているのです。
FXの投資とは
FXは一般的に投機だと言われている。短期取引のイメージが強いからであり、投資という概念にもあたらないらしい。
ここでの概念とは、投資はお金を生む手段に資金を投じ、後にゆっくり回収していくという事。
1. 株式投資の長期戦略は会社を応援して、企業の成長と共にインカムゲインを得ていく考え方。
2. 設備投資も設備を購入し、その後生み出す製品が売れる事でお金を回収する事。
FXにはこういう概念がないと考えられているが、実はFXにも投資に近い考え方もある。
インカムゲインはスワップ金利となり、長期で外貨を保有する事で利益を積み上げられる。
『外国に投資する』という考えで、資金が必要な外国の企業や政府に投資している事になる。
例えばFXでドルを購入する事は、ドルを米国の銀行に預ける事になり、そのドルは米国の政府や企業に貸し出され有効に使われていると考えられる。投資とは言われないが、長期で持ち続けるのであれば米国への投資行為に近いといえるのでは?
ちなみに日本の銀行に預金する事も投資とはいえないが、立派な投資的行為。銀行が企業などに貸付して立派な運用をしてくれているのであれば。
投資も投機も必要
いずれにしても、投資や投機はそれぞれ資本主義経済の一機能を担っており、弊害もありますが、なくてはならないもの。
まずは市場機能を理解し、偏見を持たず向き合っていく事が大事。
自己の利益の為であっても、投資や投機に参加する事は決して悪い事ではなく、利益を追求する姿勢は持ち続け、どんどん相場をしばいていきましょう。