花火の撮り方の一例*お花が咲いてるように
2019年8月24日土曜日、毎年恒例の地元イベント、大沢野花火大会を撮りに行きました。
撮影モード マニュアル露出・Tv(シャッター速度) 30・Av(絞り数値) 11・測光方式 評価測光・ISO感度 100・レンズ EF70-200mm f/2.8L USM・焦点距離 70.0mm
花火の撮り方といえば『長時間撮影』
王道はレリーズを使って花火に合わせてシャッタースピードを決めるのかな。
私はレリーズを使わず、マニュアル撮影の最長30秒の間に、三脚に固定したカメラを水平に少しずつずらして撮ってます。
ずらすときはレンズを手で覆って光が入らないようにしてね。
なんでそうするのかというと、お花が並んで咲いてるように撮りたいから、です。
上の写真を見てスルドイ人ならお気づきだったかな。
下の建物が複製になってるもの。
下の建物はおいといて、お花が並んで咲いてるような花火写真をご覧くださいませ。
上手いことお花が満開っぽく撮れました。
下の光源がなみなみしてるのもお気に入りです。
中央の白×赤の花火が好きです。
なーらんだー なーらんだー あかー しろー きーいーろー♪
いちばんのお気に入りなんです、ガーベラみたい^^
ヒュー の上る光源を撮るのがなかなか難しかった。茎の部分ね。修行せねば。
ちょうちょ も おったとさ。
青色って、花火だととっても明るいのにデジタル画像では暗いのよね。
じつはモノクロフィルムの時代からカメラは青色が苦手、それ実感したな。
スターマインをずらしながら撮ったら、撮れ高がすごい! お花咲いてるのもゲット♪
花火っていう命名、神だな。
花火撮影は30秒間カメラのモニターは闇です。
なので、ちょこちょこする事がある割には、肉眼で花火を楽しめてしまいます。
30秒の間にどんな花火が上がるかなんて分からないので、神さまにお任せ的な感覚です。
小一時間で91枚撮りました。私の中では超少ない方です。
撮った写真を確認する間も惜しんで、30秒を何回もひたすら集中。
シャッター押した途端に花火がなかなか上がらなかったり、
30秒が終わったとたんに大きな花火がバーンだったり、
けど上手くいかないことも全部いい、楽しい楽しい花火撮影でした。
撮影の設定は、マニュアル撮影、ISO100、シャッタースピード30秒、絞りは11から始めて、煙が写ったら絞りを13とか16とかにして、暗かったら10とか8.0とかにして撮ってみた。
絞りF13がいちばん多かったかな。
花火ってけっこう明るいのよね、暗闇でISO100・絞りF13てありえんよね(笑)
花火をはじめて撮ったのは高校写真部のときでした。
市電こみこみ三脚も持ってなかったような。フジカラーフィルム400だったかな、それでもそれっぽく撮れてたな、たしか誰かがシャッタースピードと絞りをこのくらいって教えてくれた。
写真ができあがるまでちゃんと撮れたか分からなかった時代、いまはすぐ見られるから楽だよね。誰でもすぐに上手になっていく。私もはじめての花火撮影のだれかみたいに、誰かを撮れるようにしてみたいなー。
写真のご恩は写真で返します。
あ、最後に、花火撮影には三脚は必須です。三脚の扱いにも日頃から慣れておくのも花火撮影のポイントだと思います。
どなたかの花火撮影のお役に立てましたら嬉しいです。