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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(最愛35)

2019.08.24 23:00

隆臣が臣の前に来た。




「とーしゃーん、見てぇ!パンマンおっきいでしょ」




「ホントだ、うまそうだね!そこのベンチに座って食べるか?」




「あい✋あ~ちゃんどーぞ♪」




「え?私、先にいいの?」




「どーじょ✋」




「レディファーストだって 笑」




「隆臣くん、ありがとう」




「どういたまして♪」




ワンピースの裾を翻して、理愛が先に座った。




その隣に隆臣がちょこんと座る。




臣の隣に隆二もやって来た。




「いっただきまーす」




臣を挟んで似た者親子が同時にあんパンにかぶりついた。




口いっぱいに頬張ってモグモグやってる。




隆臣が手に持つアンパンマンの顔を見て、

臣はいたずらっ子の様な顔つきになった。




隆臣の耳元に唇をくっつけて囁いた。




「僕、アンパンマン」




「隆臣くんが頭かじるから、顔が濡れて力が出ないよぉ💦」




「くしゅぐったい」




隆臣が肩をすくめた。




「とーしゃん元気ないの?パンマン食べるぅ?」




「違うよ。お父さんじゃなくて、あんパンがそう言ってるんだよ」




「そーなの?へーきよ♪」




「あっそう?」




隆臣はまたあんパンにかぶりついた。




「こたえてないな  笑」




「隆臣くん、おいしい?」




理愛が隆臣の髪を撫でながら尋ねた。




「うんまい♪」




「よかったね」




「喉乾きますね。私、何か飲み物買ってきます」




「理愛、悪いね」




「いいえ。皆さんいつものでいいですね?」




登坂ファミリーが三人同時に笑顔で

うんうんと頷(うなず)いた。




理愛は優雅に立ち上がって、自動販売機へ歩いていった。




「あーちゃんビューディホね♪」




「ん、今なんてった?」




「beautiful、綺麗だって」




また隆二が通訳した。




「そっか、ビューディホね  笑」




「そうだ、隆臣さぁ?」




「なぁに?」




「理愛は、おねーしゃんとおばしゃんどっちになんの?」




「なに?なんのクイズ?」




隆二が先に反応した。




「お前はいいから、よく噛んであんパン食ってろ  笑」




「俺は隆臣に聞いてんだ」




「ちぇ…」




「あーちゃんでしょ?とーしゃん」




「そう❗あーちゃんはどっちだ?」




隆臣は足をぶらぶらさせながら、自動販売機の前に立つ理愛を目で追った。




つづく