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井の中のなんとか

画材購入備忘録

2019.08.25 10:47



という名のほぼ絵墨メモです。



好きなイラストレーターさんが使用されていて気になっていたところにおすすめ頂きまして、「これは買うしかないな」と思っていたら中々画材屋さんに行く機会が得られず……新しい感想ノートも欲しかったので一緒にぽちりました。


最寄りの画材屋さんが遠めなもので、冬なら一時間でも二時間でも歩きますが夏はそうも行かないので仕方ない。





有名なので画像や説明は省略。

ホワイトのお話聞くと大体名前が上がるものなので皆さんは既にお持ちなのではないでしょうか。


半透明なホワイトを求めて購入したのですが、ちょっと試してみた感じ自分の使いたい用途には向かないみたいで…ホワイトボールペンの使い方が壊滅的に下手なので仕方ない。


どこかしらで使えたら良いなぁと思いますが、またろくに使わない内に駄目にする予感がぷんぷんします。juiceごめん。



今回はホワイト要員だったのでうーんっていう感じでしたが他のお色も気になっております。懲りない。






単純に見た目と色がツボだな、と思っていたらどうやらコピックも水彩も併用OKとのことで購入。


本体にもパッケージにも色名が見当たらないのは私の探し方が悪いのか。




色見本。


紙はダイソーさんのスケッチブック。マルマンさん製らしい。


ブルーグレーが個人的に余り見かけない色味で素敵です。



ということで水とコピック0番で滲みテスト。



水のほうはグリーンブラックのグリーンがやや浮いてきましたが、滲みと言うにはあまりにも問題なし。本当だヤッター!



余談ですがこういうセットで販売しているものはついパッケージそのままで保管したくなってしまう質で、でも面倒くさがり屋なぶんいざ使うってなったとき億劫で……皆さんどうしているんだろうと気になっていたりします。




閑話休題、お次。



今回の本命、絵墨。


上手く変換できないので辞書登録しました。





赤、黄、緑、青、紫、茶系の6色セット。


E03〜E08と書かいてあるので01や02もあるのかなと思って調べてみたりしたのですが分かりませんでした。


画像は使い終えたあとに撮ったものなのでそのぶん減ってますが、第一印象は羊羹みたいだなっていう小学生みたいな感想でした。

それはさて置き試し塗り。


一番濃い色が知りたかったので二度塗りしました。



ちょっとマスキングに失敗して不格好な色見本になってしまいましたが、端的にめちゃくちゃ好きです。



因みに無計画に塗った一度塗り。



赤から塗り始めたらスペース足りなくなって繰り上がってます。THE無計画。



感想ですが、まず溶きやすさが良い。


一番濃い色を頼むって期待してその通りの濃さを出してくれます。きな粉かな?ってくらいさらさら溶きやすいです分かりづらいですね。


パレットを介さずに置くと思いっきり泥状の色が置けます。


触れたことがないのですが顔彩もこのような感じなのでしょうか。

さらさらな色水は未だ水彩に慣れない自分でも扱いやすくて大好きです。


腐った色もかわいくて堪りません。典型的な日本人。



定着のほうはどんなものかと、私の中で定着に定評のあるウォーターフォード(ナチュラル中目)の切れっ端でテスト。


まず緑系を塗って乾いたところでお水。



ティッシュで拭き取りました。


流石に泥状の濃い部分はするする溶けます。水彩境界もうりうりしてみたらウォーターフォードにしては剥げる気がしました。


勿論わざと剥がそうとしてなので、お次は普通に重ね塗り。





緑を塗ったあとに紫を置いてみました。


こすらないようある程度気をつけてはいますがそれなりに動かしています。


……『ある程度』とか『それなり』とか。ふわっとしててすみません。



先程同様に泥状の部分はやや溶けましたが、他の部分は見た感じ溶け出すこともなく水彩境界も残っているよう。かわいい。



試し塗りを終えたところでいよいよ実践。溶けやすい紙でドローイング。


溶けると言ったらマイブームのシリウス新目です。





溶けるっちゃ溶けますが、単色塗りのせいか水彩よりは溶けないような?



因みに線画は前述のサラサ。

初っ端から消しゴムを掛けるときに伸びてしまい影で誤魔化すことに。ちゃんと乾くまで待ちましょう。





と、緑を塗ったところで気になる点が。




サラサ緑溶けてるね??



絵墨を使わず水でなぞっただけなのですが、表面のインクから明るいグリーンが溶け出しています。


線自体は滲まずしっかり定着しているのでさほど問題はなさそうな。

何故グリーンブラックだけなのか謎ですがこれはこれでかわいい。



可愛いのはいいことですが、飽くまで水彩だから許せるところ。


これがコピックとなるとまた話が変わってきます。リカバリーの利かなさが尋常じゃない。



ということでシリウス新目に描いたグリーンブラックを0でうりうり。



お、同じ溶け方……。



もっとコピックらしいインクを引きずるような滲み方を予想していたのですが……なんだか許してしまいそうなかわいいぼやけ方でセーフかアウトかの判断が難しい。


紙によって滲むかどうか違ってくるようなので、気になる方は事前に試し塗りしたほうが良さそうです。



続き。青と紫を塗ったところでまた一つ発見。




やや分離してる……? してる!

なんだって!



早速水たっぷりで検証。



青と、これは紫もそうで良いのですかね…? 分離するみたいです。


有名なのでしょうか、事前に情報仕入れていなかったので嬉しい驚き。お得!(?)



単色買いできるところもあるようですので、分離色スキーさんは青と紫だけ購入するのも有りかも知れません。でもどれも良いお色ですよ……。




正直塗る前まで黄と茶は余り使わないんじゃないかと思っておりましたが、塗ってみたらいや〜〜好き。絶妙な色合い。



因みにこちらのドローイングは¥500↑Boostして下さった方へランダムに封入させて頂きます。


自由奔放に波打ちしまくってますが貰って下さる方はどうぞ宜しくお願い致します。



いやぁ良い色だった。画材欲が満たされたのでドール展ATCに戻ります。


お読み頂き有難うございました。