Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

The Weekend Traveler

ロシア・Vladivostok 衝撃のシャレオツシティ

2019.08.25 11:31

Vladiovostokと書いてウラジオストクって誰が読めんだよ。


ロシア政府のAIが証明写真を全然承認してくれなくて何度もくじけそうになりながらビザを手にして行ってきた、3泊4日のロシア旅。

鎌倉~逗子に行った翌週がロシアというこの旅先のテンション乱高下。

我ながら気まぐれが過ぎるような気がするけど、とにかく初のロシア。わくわくが募る。


ちゃんとした写真を撮ってなくてお見せできないのが残念だけど、

成田~ウラジオストク行きのアエロフロート社の飛行機はなんとプロペラ機…!!

プロペラ機で国境を越えていいのか・・・という一抹どころじゃない不安を抱えたまま降り立ったウラジオストク。

空港から乗り合いバスに荷物と一緒にぎゅうぎゅうに詰め込まれて小一時間ほどでたどり着いたウラジオストク市内。3月はまだ日が短くてあたりは真っ暗。

空港には日本人客が結構居たのに、乗り合いバスで街へ出るような日本人は私らくらいだったのか、ロシア人にまみれてウラジオストク駅前で降ろされる。


夜のウラジオストク駅は裏手が海だからか闇夜に浮かび上がってなんだか幻想的。

ただ前をびゅんびゅん車がかっ飛ばしてくるからこの距離からしか写真が撮れない。


とりあえず宿に荷物を置いて、ロシア最初の夜に乾杯すべく街に繰り出す。

歩きながら商店をふと見やるとピロシキらしき揚げ物軍団が。

ロシア語ネックでこいつらが本物のピロシキなのか、同じツラして中身は何が違うのかさっぱりわからないけど、とにかくロシアに来たことを実感。


宿から15分くらい歩いてイケてる飲食店が軒を連ねるエリアへ。

この日は金曜日。街全体に週末イエーイという雰囲気が漂う。


完全に勘で入ったカフェバーが心底シャレオツで、従業員のお兄さんもお姉さんもめちゃくちゃイケメンイケ女で、なんとなくマトリヨーシカとかポルカとかボリショイサーカスとかちょっとイモ臭いロシアをイメージしていた私たちには脳天突き破るほどの衝撃。

元々のお人形スタイルと顔面にセンスの塊が融合するととんでもない完璧体。

ここがロシアのオシャレ最高地点じゃないとしたらどうなってんだロシアのポテンシャル・・・

と、ガクブルしながら埼玉と神奈川からノコノコやってきた女2人、カウンターで目がつぶれそうに眩しいイケメンバーテンダーにウォッカのカクテルを作ってもらう。


シャレオツと美男美女の洪水に圧倒され、ドリンクの写真をなぜか全部モーションで撮っていたため、イケてるカクテルの写真をここにアップできず・・・

テンパるとはこの事です。


ウォッカが体に回ってようやく正気を取り戻したところに料理が到着。

黒パンにニシンの酢漬けと紫たまねぎのスライスを乗っけて食べるロシア料理。

またロシア語ネックで料理の名前はわからないんだけど、どこかで似た料理を食べたような、日本人にとってもなじみやすい味。

ポテトにローズマリーとかハーブをあえるやつはこの後も別のところで出てきたから、メジャーなイモの食べ方なんだろう。


この後、イケメンがふるまってくれたよくわからないウォッカで締めて、また夜道を宿に向かう。


ウラジオストクは実は成田から3時間弱で行ける近い海外。

まさかそこにプロペラ機という罠が潜んでいるとは思わなかったけど、夜道を女2人で歩いても危険な匂いはさほどなく、英語はほぼ通じないけども、韓国や中国からの旅行客も多いせいか外国人にも慣れているようで居心地は悪くない。


そしてカフェやバーやレストランがとても洗練されてて、日本によくある「西海岸風」とか「パリみたいな」とかいうどこかを真似している感じじゃなくて、オリジナリティー溢れるデザインやアイディアが素敵な場所がたくさんあった。


初日の夜、酒を求めて繰り出したはずだったけど、この街のイケてる層に完全に呑まれた一日の終わりだった。


気を取り直して翌日からの街歩きへつづく。