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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(最愛36)

2019.08.25 23:30

「あーちゃんは、あーちゃんよ」




「そりゃそうだな 笑」




隆臣はまたあんパンにかぶりついて、今度は遠巻きに三人を見ているファンの女性達に目を向けた。




「ぜーんぶおねーしゃんね」




「おばしゃんはいないのか?」




「いないよ」




「どーも基準がわかんねぇな」




「あのね、とーしゃん」




「ん?」




「乃愛のじぃじのおうちでね!おばしゃんいたのよ」




「声掛けられたんだってな」




臣がチラッと隣の隆二を見ると、あんパンを咀嚼しながら、眉間にシワを寄せて臣を睨んでいる。




臣は半笑いで隆二をスルーして、隆臣の方へ体を向けた。




「ねぇ、隆臣。その人は何でおばしゃんなんだ?」




「えっとねぇ」




「お口が真っ赤でね」




「へ?」




「お目めがオコなのよ」




「ぷっ!!……あっはっは…ゲホゲホ💦」




隆二が吹き出すと同時にむせ始めた。




「ゲホゲホ💦」




「大丈夫か?」




臣が背中を擦る。




理愛が走って戻ってきた。




「大変💦隆二さん!お水どうぞ!!」




理愛から受け取ったミネラルウォーターをごくごく飲んだ。




「ゲホ…あ、ありがと」




「物食いながら笑うからだろ」




隆二は涙目になっている。




「あー💦やべぇ…死ぬかと思った」




隆臣は気にもせず、理愛が渡した紙パックのジュースを美味しそうに飲んでいる。




「口が真っ赤で目が怒ってる人は"おばしゃん"なんだって」




「そうなんですか」




「あはは💦やべー!ウケる💦」




「お前は笑いすぎだ」




物陰に隠れて4人の様子をうかがっている女が、真っ赤になって怒りだした。




「私だけがおばさんですって⁉️…酷い」




「あの子、厳しく躾(しつけ)しないとね」





つづく