Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Fishing Diary

〜2019.8.12〜 野尻湖

2019.08.28 05:00

鹿島槍の帰り、連休ということもあり野尻湖まで足を延ばすことにした。


と言っても、17時に鹿島槍を後にしてから野尻湖に


向かってしまっては到着が早すぎてしまうので


ここはゆっくりと温泉にでも入ろうと白馬八方の湯へ向かう。


途中白馬のパタゴニアを見つけてしまい入店。





そして気が緩んで散布した(笑)


連休中にしては温泉も空いていて、ゆっくりすることができた。


暗くなり仮眠でもするかと適当に車を止めてみるも寝れない。


前日からほとんど寝ていないのに。


初めての場所に行くとなれば気も高ぶるもの。


遠足の前日は眠れない子供でした(笑)




仕方なく車を走らせ、気がつけば長野市街に入りこの時点で時間は22時。


さすがにそろそろ眠くなってきた。


それに夕食すら忘れている始末で、どこか探すものの


そこは連休中とあり市街地はどこも満員。


市街を抜ければ・・・なにも無い。


ということで、市街を抜けた先のコンビニで済ませた(笑)


そして車中で即落ち・・・





4時頃眼を覚ますと、そのまま山を登り野尻湖へ到着。


前もって調べることをあまりやらない人間なので、ポイントをほとんど分かっていない。


当たり前だけど、釣り禁止場所だけは気をつけて


駐車場から歩いて良さそうな場所に入ることにした。





早朝はもっと水面が騒がしいものかと思ったけど


ボイルしているような雰囲気もなく、風も吹き始めた。


あっという間に日が登ってしまい、風は更に強くなった。


今更ながら他のポイントを探すが、地図を見ても岸から狙える場所はかなり限られる様子。





山をまわりこんだ先に入ると、どうやらこの季節は


このポイントがおかっぱりでは一級ポイントだということを知った。


岸際には明らかに車中泊で朝、夕まずめを狙っているアングラーもいて


自分との入れ込みようの違いを悟った(笑)


インレットがあり、水温が低く、ウィードの感じも良い。


ちょうど風裏にもなっているので、釣りもしやすい。


目の前を良型のスモールが泳いでいく姿を目にして、テンションが上がってしまう。




空いている場所に入らせてもらい、ウィードに引っかからない


ギリギリのところをミノーやバイブレーションを通すが


周りを見ていると、こういった釣りではないようだ。


まず、ベイトを使っているアングラーが1人もいない(笑)


ルアーは極力動かさないで待つ釣りなのだろうか。


水中を荒らしてしまっている罪悪感すら感じてしまう・・・




なるべくはなれて釣りをさせてもらい


途中、小スモールがルアーにじゃれるように寄ってくるが


寸前で見切ってしまい、なかなか口をつかってくれない。


ルアーは限られたものしか持ってきていないため


これで何とかするしかなかった。


初場所を舐めすぎている(笑)





しばらく続けてみるも、やがてルアーに近づきもしなくなり


完全に見切られてしまったようだ。


仕方なく場所を変えようと車を走らせるが


山側はとても湖畔に降りられそうな場所もなく、釣り禁止エリアもあって


気がつけば元の駐車場まで戻ってきてしまった。


ここは河口湖のように各場所で湖畔に立てるような所ではないのだ。


車中泊をしてまであの場所に入り浸る理由がわかった。





各場所を周りたければボートに乗るべきなのだろう。


オーバーハング下へルアーを投げ入れる姿なんかを岸から見ていると


なんとも羨ましく、想像しただけでもワクワクしてしまう。


同時に岸からの釣りは自分のスタイルには合わないのかなとも感じ


せっかく足を運んだ名残惜しさはあるものの


早めに野尻湖を引き上げることにした。




この時、時間はまだ午前10時ぐらい。


せっかく長野まで来たのにと得意の貧乏性が目覚め始め


ここで気持ちを切り替え完全に旅行気分。


この先は釣りとは全く関係ありません(笑)




前日はまともに食事をとっていなかったので、


蕎麦を食べようと思いつき、軽井沢の川上庵に行こうと


上信越道に乗り軽井沢へ向かう。


このシーズンの日中に渋滞に巻き込まれることもなく到着。


ハルニレテラスの川上庵へ立ち寄ると、ここでもまさかの2人待ちで入店。


ゆっくり食事ができた。





食後に川沿いのベンチで休憩すると、その居心地の良さに1時間ほど寝てしまった。


真夏にも関わらず、じっとしていれば汗ひとつでないこの環境は


まさに避暑地と呼ぶにふさわしく、ジメジメした東京に帰るのが嫌になる(笑)


そうだ、おみやげに浅野屋のパンでも買って帰ろうと


旧軽の浅野屋に行くと、運良く焼きたてに巡り会えた。




気を良くしてそろそろ帰ろうと車に乗り込み


駅前のアウトレット渋滞を避けるために、あえて碓氷峠回りで横川まで下り


上信越に乗ると、ここでも全くの渋滞知らずで16時には東京にいた。


すべてがスムーズすぎて怖いぐらいだった。


なぜこのタイミングの良さを釣りに活かせないのだといつも思う(笑)




両親におみやげを渡し、虫だらけの車を洗車させてもらい帰宅。


長いようで短い一泊二日の長野遠征は終了した。


山の夏は短い。9月中にもう一度行きたい気持ちもあるけど


9月中に今シーズンの終了を迎える中禅寺湖はどうする?


そんなことを言ったら、暑さも和らぎ元気を取り戻すバスはどうする?




あれもこれもと悩んでしまうけど、


こんなことを考えている時間が楽しかったりもするし、


実はそんな選択肢を持っていることが最高の贅沢なんじゃないかと


最近は思うようになった。