本当に良い時代 第1〜30話
本当に良い時代 あらすじ
第1話
慶州の静かな町。IQ150の天才的な頭脳に、整ったビジュアルの持ち主カン・ドンソク。何年も帰ってこないプレイボーイの父、代を継いで他人の家の家政婦をしながらの生活を免れずにいる母、事件ばかりを起こす兄弟たち…。時が過ぎ現在、検事になったドンソクはついに転勤の辞令が出たことで15年間離れていた故郷へ戻ることに。
第2話
ドンソクの弟ドンヒは出所するなり騒ぎを起こしていた。理容室で大暴れしたドンヒを止めに入るチャ・ヘウォン。ヘウォンは借金返済の催促に来て備品を差し押さえようとしたのだが、それをドンヒが壊したため騒動になっていたのだ。ドンヒと争うヘウォンの前にドンソクが現れ、15年ぶりの再会を果たす。
第3話
ドンソクの帰郷を喜ぶ家族だったが、母は嬉しそうではなかった。一方、へウォンの母イ・ミョンスンと姉へジュは多額の借金をし、着飾って顔合わせに臨んでいた。相手が開業医で何とか結婚にこぎつけようとしていたのだ。15年前、駆け落ちしようとしたドンソクとへウォン。しかし、現れたドンソクは、一度も君を好きになったことがないと告げたのだった。
第4話
ドンソクは検察庁に出勤すると早速、先輩検事が担当していた事件を調べ始める。へウォンは理容室をめちゃくちゃにしたドンヒに補償を求め、代償としてドンヒの指輪を預かった。そんな中、ドンソクは祖父のために官舎ではなく、実家で暮らすことに。一方、ヘウォンに会いに行った妹のドンオクがバイク事故に遭ったと連絡が入る。
第5話
事故に遭ったドンオクの元に駆けつけたドンソクとドンヒ。ドンヒはドンオクを事故に遭わせたヘウォンに迫るが、ドンオクよりも大怪我をしたのはヘウォンだった。ヘウォンを病院に連れて行き帰宅する車の中でヘウォンは眠ってしまうが、それを見たオ・スンフンは嫉妬のあまりヘウォンに詰め寄る。ドンソクも、へウォンの好きだと言っていた相手がスンフンだと知り悶々とする…。
第6話
15年前の駆け落ちはドンソクがヘウォンの母親に復讐したかったからだった。どうすればヘウォンを突き放してくれるのかと尋ねたミョンスンにドンソクは自分の母へ謝罪する事を求めた。ミョンスンが要求を受け入れたことで、ドンソクはヘウォンを家に帰したのだった…。スンフンに付きまとうヘウォン。だがスンフンの父、オ・チスに息子は諦めろと忠告される。
第7話
ヘウォンは父を死なせたオ・チスに復讐するために彼の息子スンフンに電話して今夜は一緒にいたいと誘う。スンフンと一緒にホテルに泊まったヘウォンはオ・チスに見せるために、ホテルのレストランでわざと仲良くしている姿を演出する。一方、ドンソクはペ・テジン事件の調査を最初からやり直すが、そのうちにヘウォンの事件と関連しているという情報を入手する。
第8話
ドンオクはドンタクと一緒にショッピングに出かけるが、そこでミョンスンとへジュに会ってしまう。2人に責められパニックになったドンオクは、店を飛び出してしまい大騒動に。ドンソクもドンオクを探し回るがなかなか見つからない。へウォンの話を聞いたドンソクは、へウォンの家族がどんなにドンオクに対して酷い事をしてきたのかを知ることに…。
第9話
ミョンスンとヘジュはドンヒが家に来ることを心配し、警備員まで動員してヘウォンを困らせる。翌日、ドンジュは先生に親を呼び出されたため、ドンソクにお願いするが断られ、仕方なくドンヒにお願いする。ドンソクはへウォンの家族の事をなじった事を気にしていた。そんな中、ヘウォンはオ・チスのせいで会社を解雇されてしまう。
第10話
ドンソクの事務官が事故に遭い、ケガを負ってしまう。それは、オ・チスの仕業だった…。そんな中、復讐計画が失敗の危機に瀕したヘウォンはドンソクの元を訪ねて昔のように付き合いたいと言う。一方、初めて父親の役割を果たすドンヒはスーツを着て、花束まで持って学校に向かうが、そこに電話一本の電話が入り…。
第11話
ドンソクはペ・テジン事件のカギを握っているヘウォンを利用するために再びヘウォンに告白し、へウォンと契約恋愛をする事となる。ドンソクはスンフンが見合い相手と揉めているところに偶然出くわし、止めようと間に入るが、スンフンと喧嘩になり警察沙汰になってしまう。ドンソクはスンフンでなければだめなのかと聞くが、ヘウォンはスンフンでないとだめだと答える。
第12話
新しい彼氏を喫茶店で待つジョンア。そこでドンヒはジョンアに向き合い、必死で怒りを押さえながらも家に帰ろうと伝える。しかしジョンアは、今が一番幸せだとそれを拒む。そこにジョンアの彼氏が現れ、ドンヒは悲しみを抱え家へ帰るのだった。一方、ムルと口喧嘩の末、地面に寝転んでお餅を食べていたドンウォンがのどを詰らせ…。
第13話
ドンソクとヘウォンが付き合っている噂を聞いたミョンスンはソシムを呼び出す。それに対してヨンチュンはミョンスンに怒鳴りつけるが、ミョンスンはこれが原因で入院することに。生涯ミョンスン家の使用人だと言い切るソシムを見て、やりきれないドンソク。そんな中、ドンソクが担当する事件の決定的人物であるパク・スンスンが行方不明に…。
第14話
ドンソクはスンスンの行方を聞くため、へウォンのアルバイト先にやってくる。ヘウォンとドンソクがスンスンの元に行こうするが、正体の分からない誰かが二人を尾行する。スンフンの身代わりに怪我をしたドンヒは家族に言わずに入院し、チスはそんな無謀なドンヒに目をとめる。一方、ドンソクはヘウォンを海に残し、尾行してきた人物を追撃する。
第15話
ドンソクはヘウォンを探すが見つからず、事件のカギを握っているハン部長が目覚めたという連絡をもらう。そこに必死に探していたヘウォンが現れ、そのままキスをする。ドンソクはラジオを聞きながら昔のことを思い出す。家族の復讐のためにヘウォンに駆け落ちしようと言ったが、それがすべてではなかった…。
第16話
ドンソクから食事に誘われ、浮かれて準備をするへウォンの元に一本の電話がかかってくる。オ・チスに復讐する事は諦めろと伝える内容に顔色を変えるへウォン。しかし、ヘウォンはときめく気持ちでドンソクに会いに行き、一日限りのデートをする。一方、ソシムは入院しているミョンスクから、ヨンチュンに土下座して謝るよう求められる。
第17話
ミョンスンを見舞いに行くソシムについて行ったヨンチュンは、ミョンスンに生ごみをかける。激怒したソシムはヨンチュンを家から追い出す。行く場所のないヨンチュンはドンヒに病室に泊まれるようにしてほしいとお願いする。一方、恋人のように幸せなデートを楽しんだドンソクとヘウォンは日の出を待ちながら一緒に夜を過ごすために駅に向かう。
第18話
「身の程を知らずに妄想を捨てられずにいるのはあんただ」とヘウォンが見ている前でミョンスンに冷たく言ったドンソクはソシムを連れて病院から出る。ミョンスンはショックを受けて意識を失う。ドンオクがドンソクを異性として好きだという話を聞いた家族は非常事態となる。ドンジュとドンウォンは自分たちの出生に対する疑惑を抱く。
第19話
ドンソクはヘウォンに正直に気持ちを告白し、本当の恋愛をしようと告げる。ドンヒは双子のドンウォンとドンジュに認められるように勉強を始めるが、ドンタクは手伝うと言いながら山をかける方法を教える。ドンソクはミョンスンに胸ぐらをつかまれる侮辱を受ける。一方、スンフンはヘウォンを家族に紹介するために実家へ連れて行くが…。
第20話
自分たちの出生に対する疑惑を調べていたドンジュはドンウォンと一緒に家出する。そして、双子がいなくなったことに気付いた家族は二人を捜し始める。一方、ドンソクはハン部長の病室でへウォンがチスへの復讐を企んでいる事を知る。チスはヘウォンの父が生前に金を借りた証拠となる借用証書をヘウォンに見せ、ヘウォンの家は差押えられる。
第21話
ドンソクは、自分たちの出生を知りたがるドンジュとドンウォンに母親はソシムではないこと、そして間違いなく二人は血の繋がった家族だと告げる。二人は父親がドンヒでなければ良いと口を揃える。そんな中、ドンヒはドンジュとドンウォンを連れて海に行く。一方、ドンソクはオ・チスがハン部長の事件に関わっていると確信し、オ・チスの自宅に向かう。
第22話
ヘウォンはオ・チスに、自分に何が足りなくて結婚できないのかとまくし立てる。オ・チスは激怒しヘウォンに水をかけ、その様子をドンソクが目撃していた。ヘウォンはドンソクの姿を見て驚き、思わずその場を後にする。一方、ドンヒはドンジュとドンウォンを連れて海に行き、本当の父親について話すが、それを聞いた二人は泣き出す。
第23話
ドンタクが目を離した隙にヘウォンは姿を消し、オ・チスと無理心中を謀ろうとしていた。その様子を見ていたドンヒが止めるが、そこにやってきたドンソクはこれが復讐の結末かと言い放ち去って行く。一方、従兄弟になったドンジュとドンウォンに今までの仕返しをするムル。ドンソクはオ・チスを調査する中、パク捜査官の携帯からオ・チスの連絡先を見つける。
第24話
ドンソクへの気持ちを確信したヘウォンは、スンフンに別れを切り出す。しかし、スンフンは別れを受け入れることができずにいた。そんな中、へウォンはオ・チスに呼び出される。一方、ドンソクは結婚の許しを得るためミョンスンに会いに行き土下座をする。その様子を見ていたソシムは初めてミョンスンに抗議する。
第25話
ドンソクはソシムの反対にも関わらず、ヘウォンと結婚すると家族に宣言する。しかし家族のだれも許そうとはしなかったが、ドンヒはドンソクのへウォンへの想いと、へウォンがドンソクの為にオ・チスと心中しようとしたことを知ったため態度を保留する。一方へウォンは、ドンソクとの愛のために結婚を許してもらうまで通い続けると宣言する。
第26話
ドンソクの家族に結婚を反対されていることを知ったスンフンは、ドンヒにヘウォンを拉致してくるよう命じる。しかしドンヒはその命令を拒否する。ドンソクはオ・チスに「ヘウォンの父が10億ウォンを借りたという借用書が偽造の場合、恐喝罪の処罰を受ける」と警告する。しかし、オ・チスからドンオクの事故に関する真実を聞いたドンソクはショックを受ける。
第27話
へウォンはドンソクが突然逃げようと言ったことで、何があったのか確かめに向かう。そこでソシムからドンオクのことがあり、ドンソクを可愛がることができなかったという反省の言葉を聞かされる。一方、ドンソクはオ・チスの脅迫に対して決着をつける。ドンソクとヘウォンは、家族の反対にも関わらずお互いに対する愛を確認するのだった。
第28話
ソシムはドンソクが車で寝ているのを見かけてドンソクが大きな悩みを抱えていると感じ、へウォンとの結婚を許す。喜んだヘウォンはソシムを訪ね、感謝の気持ちを伝えるが、その理由が分からない家族は戸惑う。泥酔したドンソクはドンヒに今でも自分を憎んでいるかと問うが、ドンヒは答えに窮する。そんな中、ドンヒは父親授業のために学校に行くが…。
第29話
ヘウォンは正式な挨拶のためにドンソクの家に行き、それを聞いたドンタクとヘジュも二人の関係を発表するために家に向かう。しかし、ドンソクとへウォンのスキャンダルの記事が出回る。ドンソクは検察で上司から事情を聞かれていた。そして結局オ・チスの事件から担当を外されてしまう。一方、何も知らないヘウォンはドンソクの家で家族と楽しい時間を過ごす。
第30話
ドンソクはヘウォンを連れて家を出ようとするが、二人の前に捜査官が現れる。ドンソクはヘウォンにスンフンの罪をなすりつけられたと告げ、余計なことは言わず事実だけ話せと告げる。ドンソクは懲戒にかけられてしまう。そこでドンソクはヘウォンとの関係を認め辞表を提出するが、辞めるのはチャ社のペ社長とハン部長たちを襲った人物を捕らえてからだと言う。
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