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画家のノート

時々…マチャプチャレ

2019.08.26 11:19

1枚のハガキから 知る!をいただく…♫


つぶやき

真っ白な山に…

自分や作品(絵画)が世界のいちぶである事を知る。


25,6年前…

ヒマラヤ山脈 アンナプルナ山系のマチャプチャレに会いに、ポカラ(ネパール)の小さな町に滞在しトレッキングをしました。

私と姉、現地で知り合いました日本人の男性と現地の少年ガイド、計4人での1泊2日の小さなトレッキングでした。

トレッキング中に想定外の出来事!

ヨーロッパのトレッキングチームとかさなり、少年ガイドが予定していました宿泊施設が…その夜は満室!

大ピンチ!!

山道の外れ、崖に佇む小さなお家にお世話になりました。

その夜の食事はスープ、チャイはとても甘く美味しかったです。

(不安だったのでしょう…)

ペッタンコ!砂埃纏うゴワゴワの麻の布1枚が寝具…小さなカイロ1枚をお守りに!胸のあたり洋服の上から貼って お休みをしました。

(不安だったのでしょう…)

朝を呼びながら眠りました。


朝が訪れ、外に出た瞬間!

□マチャプチャレはネパールの中北部のアンナプルナ山系にある山である。この山はシヴァ神に関連する特に神聖な山として地元住民によって崇敬されており、登山が禁止されている。 

標高: 6,993 m

山脈: ヒマラヤ山脈

山系: アンナプルナ

※画像 ウキペディアより


崖の向こう…

真っ白な大きな山が、私を待っていました。


今までに…

出会ったことのない世界でした。


とても大きく、真っ白な世界!

とても小さな自分を味わい知りました。

神様を感じました。

宗教的なモノとは異なり、

大いなるモノという言葉があいます。




絵画を描きながら、いくつかの自分のものさしを使います。

いつも纏う様にあるものさしは、あの日 アンナプルナからいただいたものさしです。


私も作品も …

この世界の小さないちぶである 。


描いて呼吸をしながら、生きて呼吸をしながら…

時々、山が呼吸しているのを想像し、海が呼吸しているのを想像し、地球が呼吸しているのを想像し、その音に重ねたくなります。


その様な呼吸をしながら描いています。



◽️海とはちみつ + 鴻来有希



ピンチはチャンス!

ポカラ滞在は、ちょうど 最初のアトリエで、作品を描き始めただ頃の出来事でした。

あの日、トレッキングチームとかさなり…宿泊施設を失い大ピンチ! 

その大ピンチがあの山道外れた 崖の家へ 私を連れてきてくれました。

そして 翌朝…私は真っ白な大きな世界を知りました。


全ては大きな世界の小さないちぶ!

ピンチはチャンス…♫



知るという事の大切さ…


◽️ 立体的な絵画 うんめいのそら♫ (いちぶ)