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京浜東北線 103系

2019.08.27 23:00

京浜東北線に103系が導入されたのは昭和40(1965)年。最初の103系電車が山手線に導入されてから2年後のことです。京浜東北線の103系にはパンタグラフ付きの先頭車がいたり、中間運転台のある4+6両編成が存在するなど、山手線の103系には存在しない多彩なバリエーションがありました。途中、保安装置のATC化や冷房化を経てJR民営化後まで活躍しましたが、209系に置き換えられる形で平成10(1998)年に営業運転を終了しました。

今回はインレタを使ってこの京浜東北線の国鉄時代(1965〜1987年)を再現してみました。


以前制作した中央線の103系では、電動車の冷却グリル再現にBトレ付属のステッカーを利用しましたが、もう少し改善を試みて今回はNゲージ用のパーツを使ってみることにしました。これにより制作手順は以下になります。

  1. インレタ転写
  2. 転写したインレタをクリアコート
  3. 冷却グリルの塗装と取付け
  4. 組み立て

▪️インレタ転写

車体の主要部分はトレジャータウンから販売されている京浜東北線103系用のインレタ(TTL801-43)を使用。このインレタには4編成分の車番や所属標記が収録されています。このインレタで再現できるのは、車番、所属標記、保安装置(ATS)標記、エンド標記、逆三角形のドアコック表示、妻面の形式標記や検査証標記です。

車体のみならず窓やドアといったガラス部分も再現するには、黄緑色の戸袋広告は銀河モデルのインレタ(N-781)を、また乗務員室表示はトレジャータウンのインレタ(TTL019A)を使用。

さらにシルバーシートも再現。シルバーシートが登場したのは昭和48(1973)年の敬老の日から。国鉄時代の車体側面、および、窓のシルバーシート表示シールを再現するためにトレジャータウンのインレタ(TTL806-41)を使用します。


TTL801-43の収録内容

【車番】

【所属標記】


国鉄時代の103系の所属電車区は、浦和(東ウラ(1965〜69年)、北ウラ(1969〜87年))、下十条(北モセ(1965〜86年)、蒲田(南カマ(1965〜86年))。この中から好みのものを選べば良いのですが、今回はシルバーシート表示を再現しているため、1973年以降の所属を選びます。ちなみに昭和62(1987)年のJR民営化後の京浜東北線所属の車両基地の略称は再び「東ウラ」に戻りますが、それはJRになってからなので今回は使いません。国鉄時代の所属と編成はこちらのサイト(’81 京浜東北・根岸線103系編成表)を参考にしてください。

このトレジャータウンのTTL801-43にはひとつ問題があります。それは先頭車用の定員136人とセットになった所属標記が、東ウラ以外3両分しか収録されていないこと。中間運転台のある編成は先頭車が4両必要になるため正しく再現できないことにあります。このため、定員144人とセットになっている所属標記で代替するか、もう1セットインレタを購入する必要があります。

なお、所属標記のみが収録されているインレタも存在します。それらはレボリューションファクトリーやくろま屋から販売されています。

レボリューションファクトリー

くろま屋

くろま屋から販売されている所属標記インレタには、京浜東北線に使用できる北モセや南カマのほかに、東イケ、北イケ、北ハエ、千ツヌ、南コツなどが収録されています。ただこれらは山手線や総武線など、黒で利用することが多いので、実はお得感はないかもしれません。

ちなみに京浜東北線用のインレタはトレジャータウン以外にも、レボリューションファクトリー(商品番号4284)やくろま屋(商品番号35(車番のみ)、36(車番以外))からも販売されています。


◾️冷却グリル

電動車(モハ103、モハ102)には冷却グリルがあります。冷却グリルを再現したインレタは残念ながら存在しないようなので、タヴァサ(PX444B)やバルディローズ(商品番号218)から販売されている冷却グリルパーツを使ってみました。

冷却グリルパーツはそのままでは無塗装なので、タミヤのプライマーを吹き付けた後、鉄道カラーの青22号で塗装しました。乾いてから市販の瞬間接着剤で車体側面パーツに貼り付けます。


それっぽく仕上がりました!


【使用インレタ・パーツ】

トレジャータウン

銀河モデル

タヴァサ

バルディローズ


【ほかにも使えそうなインレタ】

レボリューションファクトリー

くろま屋


【参考資料】


【編成表】

【所属変遷】


【鉄道模型製作用参考写真】


【実車写真(全形式、全車番)】