審査するって大変だ…
日曜日は、大事なお役目を頂いたので鵡川高校に行ってきました!
『北海道高等学校軽音楽連盟 令和元年度室蘭・苫小牧地区軽音楽新人大会』
まず、この大会を企画して運営してた先生たちに敬意を表したい。
私が生徒だったら、新人戦でてみたかった。
素敵な先生たちが軽音楽に携わってて嬉しいです。
本当にお疲れ様でした。
さて、今回から初めて、ライブ形式審査の新人戦。
今まではテープ審査だったそうで…。
まさかそんな大事な大会に審査委員で参加することになろうとは…。
大役すぎる!とは思いつつも、滅多にない機会なので、謹んでお受け致しました。
審査委員長は佐野先生、審査委員で私と札幌旭丘高等学校の北山先生。
審査後1番安心したのは、お二人の審査結果と私の審査結果に開きがなかったこと。
的外れな審査してたらどうしようと思ったから、心から安心しました(笑)
私は主に自分の分野(VoとKey)に重きを置いて観てましたが
レベルの高い演奏が多くて本当に驚きました。
新人戦なので、1年生なんて短い子は歌や楽器を始めて4カ月とかなわけですけど
大人顔負けの演奏する子も多かったです。
歌、うますぎだろ!!っていう子もチラホラいました。
(私が審査していいのだろうか…ってくらい上手でした…)
ライブ経験が少ないから当たり前なんですが
下を向いてしまう子が多い中で
しっかりと何かを伝えようと前を向いて演奏できる子がいるのも印象的でした。
そして、新人戦だから特になんでしょうけど
ごまかすことをまだ覚えてない分
練習したかどうかが著しくわかる演奏だというのも
とても面白い発見でした(笑)
そして練習してると、こんなにも演奏に差がついてくるんだなって。
今回は講評もしなきゃいけなくて
何喋ろうかなと頭が痛くなりましたけどw
やっぱり今は練習することが大事だなと思ったので
その部分をお話させて頂きました。
私は誠実な演奏が好きです。
ごまかしがないというか。練習が積み重なっての誠実さというか。
だから、今回の新人戦は観ていて凄く気持ちがよかったです。
上手い下手じゃなく、誠実な演奏が多かったから。
最低限のことをやれないと、表現力がいくらあっても
楽器や歌に変換する事により、熱量が半減してしまうと思うのです。
パフォーマンスや、表現力って
誠実な演奏の上に重なって初めてパワーを発揮すると思うので。
最優秀賞のバンドは群を抜いて誠実だった。特に鍵盤。
もちろん上手。でも、上手だけじゃないんですよね。
すごく難しい曲なのに、とても誠実に向き合っているなって。
曲を理解して、それを弾けるように練習して本番で出し切る。
超シンプルで超大変なことを、一所懸命に演っているのが伝わる演奏でした。
この日1番感動して、私自身が1番学んだ部分です。
自分の練習量を見つめなおすきっかけにもなった1日でした…orz
しかし、終わった後佐野先生や私にアドバイスを求めてくる姿をみて
みんな素直ないい子ばっかりで、涙がちょちょぎれそうだった。
軽音楽ってこんな感じだっけか?と。
もっと、尖ったナイフみたいな感じじゃなかったけ?と(笑)
全員もっともっと頑張って練習して、沢山ライブして
いい経験をしてほしいなって心から願えるそんな生徒さん達でした!
余談ですが
この日、超絶気張ってんだと思うんですけど
帰宅後、もう起きれないかもねって思うくらい死んだように寝ました。
そして昨日も仕事終わって、ごはん食べてすぐ死んだように寝ました。
今日は、大丈夫そう(笑)
通常運行に戻るまで2日かかったので
体力面の強化ももう少しなんとかしたいです…ね…(苦笑)
この書類を見た瞬間から気が引き締まりました…。
各バンドに他校の人も見に来た観客の方も思ったことをふせんに書いて張るシステム。
これが素晴らしいと思いました。
ちゃんと見る時間がなかったので、今度先生にお願いして見せてもらおう。