スクラッチ。
今朝は長男のプール参観に。
雨が降るとプールは中止になるそうなので「降ってくれるな〜、降るな〜」と願いながらの参観でしたが、
空はギリギリ持ち堪え、お陰でトドの様に泳ぎ狂う長男の勇姿を目に焼き付ける事が出来ました。
で、プール参観終了と同時に雨がダーッ。
良かった良かったと思うと同時に、「やっぱり降るか〜」と溜息つく自分もおります。
明日、展示会で遠方に行かんとならんのですよね・・・。
展示会は基本的にモーターサイクルで行くのですが、雨の中高速道路を何時間も走る趣味はありませんし、
かと言って混む電車に何時間も揺られるのもまた同じ程度には苦手だしでマイッチング。
まぁ展示会というのは進化の節目を体感出来るチャンスですから何を置いても行くしか無い訳ですが、
新しいモノばかりに目を取られる事無く、今あるモノへの理解を深める事も大事だよね、と教えてくれるのが此方。
THULE Pack'n-Pedal Tour-Rack ¥16,800(税別)
Freeload時代を含めれば10年程前から存在していると思いますが、その間基本構造は変わらず小変更のみ、
一番大きな変化はブランド名といった具合で使い方や感想は今も昔(2013年)も然程変わらんです。
しかし丁度一ヶ月ほど前に本製品を御案内してみたところ店頭で話題沸騰!というのは100%嘘ですが、
「あのキャリアええな」「己が都合に丁度いいわ」と御用命頂く機会が急増したというのは事実。
対抗馬の存在しない珍奇な製品ゆえ選択候補として挙がって来辛いのかと思いますが、
スーリーのキャリア(ラック)は車載キャリアだけじゃねぇぞ!という事を再度検証し訴えてみる次第。
丁度良い所にフルサスペンションにしてリーフステーという「キャリアとは無縁っぽい一台」がありましたのでまな板の上へ。
メインマウントはご覧の通り四角形状なので丸パイプでも角パイプでも基本的に点(というか線?)で接触します。
この点接触・線接触の圧力に対してフレームの素材がもつか否か?それは使い手が判断せねばなりません。
今回の様なアルミのリーフステーとなると使っている内に荷重で凹む可能性もありますが、
どの程度載せたら?どの程度衝撃が入ったら?どの程度カムを締め込めば?といった具体的な許容値は謎。
重要な事は「キャリアが取り付けられる」という一点のみ。
それを如何使うかは自分で認知・判断・操作で御座います!と突き放さざるを得ないモノの、
想定外の車両で想定外の事が出来る可能性ってのは高く評価できるのではないでしょうか。
29erのフルサスでフルパニアツーリングとか、チョッと想像してみると・・・珍味だけど結構美味そうみたいな。
こういった事をチョッと試してみたり出来るし、普通にフルリジッド車につけても良いし、
何ならフロントのサスペンションにも取り付けられるなど、一つ持っておけば色々使えるのが此奴最大の美点。
荷台の上にバッグをくくりつけるもよし、カゴ類をタイラップで固定して使うもよしですが、
大きなパニアを実際に装着して使うとなるとホイルへの巻き込みの心配が出てきます。
実際には多くのパニアには背板が入っておりそう簡単には巻き込まない様になっていると思いますが、
より安全確実にパニアをセットしようという時には、オプションのサイドフレームの登場。
THULE Pack'n-Pedal Side-frames(左右ペア) ¥4,800(税別)
ツアートラック本体もそうですが、このサイドフレームもまた取り付け自由度が非常に高く、
取り付け位置や角度を必要に応じて簡単に調整出来、パニアをセットするレールは3段階から選択可能。
ディレーラーやブレーキシステムとの干渉を避けつつ、パニアを低くマウントして低重心化をはかるも、
最大限大きな振り分けパニアをドカッと無遠慮に載せてしまうも自由自在。
ホラ、見慣れてくると何だかしっくり来ている様な錯覚に陥りませんか?
錯覚であると分かれば外して他の車両に着けたり人に貸したり、対して錯覚ではなく本当に良いと感じればそのまま使い続ける。
荷物が積めるだけではなく、こういった想定外の経験値を積めるという意味でも「ナイスなキャリア」で御座いましょう。
まぁ「大体どんな車両にでも取付可能」とは言えどレフティーでは流石に無理ですけどね。
そんなこんなで本日は此処まで。
明日は展示会出張の為に臨時休業頂きます!