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職場でこの人と話したくないと思われてしまった!何度も同じ質問をするなと怒られた時に

2021.01.18 10:31

しっかりと話を聞いているつもりなのに、なぜか相手が機嫌悪そうだけどなんで?

仲良くなるため会話を広げたかったのに足早に話を切られてしまったけどなんで?


そんな経験ありませんか?


何故か理由がわからないまま翌日から相手の態度が急激に変わったり

優しく教えてくれていたのに急に教えてくれなくなったり...

そうなるとやり辛くて困ってしまいますよね。


仕事もプライベートも、目的は違っても人と人とのコミュケーションで成り立っています。


常識として誰もが共通で理解しているべきことも多いですが

「その人だけのルール」も存在します。

その人にとっては常識、というやつです。


過ごしてきた環境や経験からその人にとってのルールは変わってきますが

今回のテーマとなっている部分の「何故?」に関して

偶然相手の思うルールの何かに引っかかってしまったのか?というと、おそらくそうではありません。


シンプルに「会話をしたくない」と思われてしまったのです。


さらに深掘りしていくと

何故会話をしたくないのか?の理由は

「しっかりと話を聞いてなさそうだから」で

冒頭にちゃんと話を聞いているにも関わらずとあるので、本人とのギャップが生じていますよね。


しっかりと話を聞いて「なさそう」と断定ではないことがポイントで

相手にそのような印象を与えてしまったことに原因があります。


コミュニケーションにおいて、結局は自分の考えではなくて相手の受け取り方で進んでしまうんです。


会話ので「おうむ返し」と区切り区切りで要点を確認するテクニックがありますが

そういったテクニックは次のステップであり

この段階ではそのステップには進めません。

というか、それも今回の根底の手段の一つです。


では、何が足りていないのか?


相槌の引き出しの多さです。


相槌は誰もが自然と行っています。

会話である以上は一切リアクション無しという状況はあまりなくて

「うん」「はい」「そうなんだ」「そうなんですね」などを多用していますよね。


この「多用」が今回のテーマのポイントです。


会話をしている中で相手を見ないで「そうなんだ」とだけ繰り返していたら

逆に自分がそのような対応をされたら「この人は話を聞いてないな」と思いませんか?


相手を見ていたとしても

何度か会話をするなかで毎回必ず区切りが「そうなんですね」で終わると

感覚的な話になってしまいますが

「この人、本当に話を聞いてるのかな?」

と話を流されているのではないか?と思ってしまいませんか?


教える側と教えてもらう側の話で説明すると

教える側は自分の手を止めて教える時間を作ります。


教える側は相手に理解をさせようとしっかり考えることで

伝える表現にも自分で負荷をかけているわけで

それにも関わらず聞いてるのか聞いてないのかがわからないと

本当にわかってるのか?と

伝わったかどうかも不安になってしまいます。

こっちはしっかり考えて伝えようとしているのに

相手からはしっかりと考えて聞いている姿勢を見受けられない、そんな状況です。


伝えたい内容を本当に聞いていたがどうかが発覚するのはミスやトラブル、そもそもやっていないなど事が起きてからす。


この場合は前提として教える側が「教えたつもりになっている」わけではなく誠意を持って対応をしていますので

受け取り方に疑問を抱き、教えてもらった側はわかったつもりでいるという良くない状態です。


確実にやってくれるのか?誰も分からずに変な自信がある場合などはより厄介ですが


お互いの温度感が異なって実際は一方通行になってしまっています。


教えた内容がしっかりとアウトプット出来ずに、確認としてもしっかりと理解しているとわかるように返ってこないからです。

その結果が「教えても無駄」→「この人には時間は使いたくない」という状況にしてしまっています。


しっかり教えてもちゃんと聞かないのに理解してない→わからないから聞く

教える側からすれば気持ちが良いものではないですよね。

そこから「何度も同じ質問をするな」というコミュニケーションが発生します。


逆に考えると

しっかりと真面目に話を聞いてるなーと「思われたら」安心して任せます。


その上でそれでも教えた内容がわからなかったら

教える側が伝え方に問題があったのかな?と自責で考えて

何度でも質問ができる状態になります。


とりあえず「何度も聞くな」と言うことは教育方法でもなんでもなくて

その前に上記のようなステップがあっての発言とも言えますので

本来は聞くことよりも姿勢への指摘です。


形だけで中身がないかどうかはまた別視点で考える必要もありますが

そもそもの姿勢が円滑なコミュニケーションを成り立たせない原因になりますので怒られるポイントがもっと深いんです。


ただ単に聞いたことを怒られてしまう場合は

怒る側もその指摘の意図を理解していないので

お互いがやり辛い環境を作ってしまっています。

そうなってしまったら考えなければいけません。


よく聞く「質問が出来ない」とか「何度も聞くなと言われる」という状況は

本来は「この人は話を聞いてないな」というネガティブな印象が引き起こします。


ミスが起きたらそれこそ大ごとになります。

上記のように事後に相手も聞いてなかったことが確証に変わりますので

「つもり」「かも」ではなく「聞いていなかった」事実として印象に大きく影響してきます。


ちゃんと聞いてないからこうなるんだ!

「聞いた」事実だけではなく

「聞いている」という印象を与えることで立場は大きく変わります。


もちろん、しっかりと理解をして実践できれば素っ気なくても問題ないですが

そういう人であればそのように理解をされているから問題がないんです。

それを「特別」と感じてしまうかもしれません。


しかし、こういった部分こそ「あの人は大丈夫だから私も大丈夫だろう」は通用しないので慎重になって「自分自身はどうなのか?」を考えるべきポイントです。


ちゃんと実践できているかどうか、結局はそこで

結果に至るプロセスが人によっても違うという話です。


その時に、上記のおうむ返しで要点をまとめて確認しながら話を聞いたり

○○ということですね?と確認をしたり

テンポを変えて強弱をつけたり

相手を賞賛したりというテクニックが活きてきます。


自分自身を振り返った上で上記の例外を除いて

引き出しを増やすには

自身の壁となっている相手とのコミュケーションを「しっかりとれている人の相槌」を聞いたり見て取り入れると良いです。

まずはそのような「上手い」人物を見定めることから始まります。


コミュケーションが上手な人は相手に合わせることが上手で

全員に共通しているやり方はありませんから

その人用にカスタマイズされているからです。


露骨に話し方をコピーするのではなく

合間合間の対応を意識してください。


相手と初対面の場合は、そういった経験を重ねるごとに引き出しは増えていると思いますので

相手のタイプに合わせて近い対応をします。


世渡り上手とよく言いますが

渡らないとお互いを結びつけることは出来ません。


即効性で言えば

はい、ええ、など多少変えるだけでもイメージは異なってきます。


無意識に仲が良い人の言動が身について近い対応をすることが多いので

身近な人が無意識に人を怒らせるタイプであると

同じように無意識でこのような課題に直面することもあります。

悪気はないんですけどね。


受け取る側があっての会話なので

教える教えられるも一方的なものではなく

お互いが印象を受け取て成り立っています。


なんであの人には何度も教えてるのに自分には怒るのか?

何度も聞くなと怒られてしまった

と悩んだ場合は

是非、参考にしてみてください。


質問を出来ない環境というのもこの理由が原因になっている場合もあるのではないかと思います。

露骨に理由もなく質問をしてはいけない雰囲気の場合は、コミュケーション上での努力や個人での改善も難しいと思いますので

転職などの手段で環境を変えることでより仕事がしやすくなるかもしれません。


そういった新しい環境を探す際に同じ失敗を繰り返したくない場合は転職エージェントなどを活用して事前に情報収集をすると良いでしょう。

当ブログの転職に関する記事でも色々と説明していますので、そちらもぜひご覧ください。