イベント報告:ふしぎはっけん!「トヨタの森の生き物調査」
夏の終わりを感じさせる8月21日、「トヨタの森の生き物調査」を実施しました。
豊田市が実施している「豊田市生き物探し」の冊子を片手に持ち、森の中、湿地、草地や池、の3ヶ所の環境別で、3グループに別れて生き物を探しに外に出ました。
森の中コースはジョロウグモの網をたくさん見たり、オオシオカラトンボの産卵を見ることができました。
突然スズメバチが飛んできて、落ちているセミを食べているシーンなども観察することもできました。
他にもオニヤンマ・ヒメタイコウチ・ヤマアカガエルなど、20種類の生き物と出会うことができました。
湿地コースは暑い中をやや長い距離を歩くコースでしたが、その分、多くの生き物に出会うことができました。
ハッチョウトンボを始めツマグロヒョウモン、メダカ、モツゴ、アカミミガメなど、26種類の生き物を見つけることができました。
草地や池のコースでは、歩く距離は短かったのですが、ノコギリクワガタやトノサマガエルを見つけたり、ギンヤンマの産卵も見ることができました。
また、カナヘビとニホントカゲを捕まえてその違いを見比べたりしました。
他にアブラゼミやニイニイゼミの抜け殻など、合わせて22種類を確認しました。
最後に、見つけた生き物もコースごとに書き出し見比べてみました。
環境の違いで住む生き物が違うことを感じることができました。
また、生き物Q&Aの時間では、子供たちから素朴な質問がたくさん出てきて盛り上がりました。
参加された皆さんからは、
「この短い時間でここまでの種類を見つけられたことにびっくりしました。」
「ハッチョウトンボの小ささを実際に見ることができて良かったです」
「知らない虫や魚も発見してすぐに説明してもらえたので、とても楽しかったです」
「楽しく森の探検をしながら、生き物探しができてよかったです」
と、生き物探しを楽しんでいただけました。
今日、出会った生き物たちを参考に、身近な公園などで生き物を探して
残り少ない夏休みを満喫してもらえれば嬉しいです。
生き物調査をしたら豊田市環境政策課に報告してね!
(文 ひげ3、写真 スタッフ)