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大野農園(olioli農園)

【大野農園よもやまバナシ】第27話「インスタ映えとは無縁?大野農園の販売スタイル」

2019.08.28 05:42

 大野農園スタッフのチコです。


ご挨拶も含め…ということで、毎週水曜日更新のコラム「大野農園よもやまバナシ」、早速ですがいってみたいと思います!

今回は、いよいよブドウのシーズン到来ということで、先日の日曜販売からのひと幕…「インスタ映えとは無縁?大野農園の販売スタイル」というお話です。


……


先日日曜日は、今季初のブドウの販売でした。ちゃんとインフォメーションが行き届いているかわからない初回に、どれくらいのお客さまが来てくださるかしらと心配していましたが…おかげさまで大盛況!

ご用意した分は2時間経たずに売り切れてしまい、急きょ収穫をしてお店に並べ、それも午後には売り切れるという、幸先の良いシーズンのはじまりとなりました。

あらためまして、ほんとうにありがとうございました!


毎年、どうしたらお客さまに喜んでいただけるかと、ブドウのお手入れはもちろんのこと、販売の仕方も考えているのですが…お気づきになりましたでしょうか?今年は、キラキラ美しいパックに詰めて、並べてみることにしました。

いかがでしょう…。いつも、味気ないビニール袋(写真右端)にどさっと入れて売っていましたので、キラキラパックだと見栄えが良くなり、販売促進になるのではと、期待が高まりました。

ハイ…容器のコストがかかるので、全てこれでとはいきませんが、お得用のばらばらブドウも、ちょっとした手土産へとランクアップするのでは、と思います。

実はこちらのパック、三鷹市果樹組合内のブドウ部会で、今年から採用することになったバラ売り専用のパックでして、この度、当農園でもいくつか(と言っても100個単位)購入してみました。市内の他の農家さんでも使っていると思われます。


…が、

先日の販売、意気揚々と並べてみたものの…大野農園では、全くと言って良いほど売れなかったのです〜(涙)。

やはり容器のコスト分、割高になってしまうせいでしょうか。ひとつ250グラム入りなので、2つで、通常お買い上げいただく500グラム入りビニール袋と同じ700円になるのですが…うぅ、おまけがつけられない…。

売り子としても、なんだか、大野農園のウリである

「新鮮!かつ、産直ならではのお買い得」に反するような気がしてしまって…。

結局、隣に並べた、いつものお得用ビニール袋の絶大な人気に押され、最終的にはパックをバラして袋に詰め直す、という結果になってしまいました。


長らく、この素っ気ない?「ビニール袋」で販売してきましたので、お客さまの多くが、このスタイルを了承してくださっている、ということなのですね。それはそれで、とてもありがたく思います。

中には、「贈答用は他所で買うけれど(笑)、自宅で食べるなら絶対、ココのよ〜!」とおっしゃってくださる方もいて、そうそう、それが大野農園の果物の正しい味わい方なんです!と、嬉しく思うこともあります。


ということで、インスタ映えとは無縁の、大野農園の庭先販売なのでした!

せっかく買ったキラキラパック、お蔵入りになってしまいそうですが…ちょっと手土産にしたいという方には、お声がけくださればパック入りをご用意できますので、どうぞおっしゃってください。


次回の販売は、9月1日日曜日。ご来店をお待ちしております。

「よもやまバナシ」、この度もお読みくださいまして、誠にありがとうございました!