イワティの『r>g』理論
『労働による収入』よりも『資産の運用による収入』大きくなる理屈。
経済学的にはどうなのか知らないですが(爆)、
それは『資産の運用』というものが『自分の未来の資産への投資』から始まるから、
意味あるものだと思うんですね。
例えば僕はいま、
ホームページやチラシ等をつくったりして、ちょっとした収入を得ています。
その他に、 Webサイトをいくつか運営して、そのサイトから広告収入を得ていたりします。
これらは僕にとっては『r>g』で言うところのg(グロース)の方、
つまり労働による対価(収入)なんですね。
(広告収入は、ほぼ今は不労所得となってますが。)
しかし、これらの労働を〝目先の収入〟としてしまっては、ダメなんです。
僕は この収入を〝長期に渡る収入源〟にする為に、
また次の投資にすべてまわしています。
仕事で使うPCのソフトなどはもちろん、
更に知識と技術を得るための書籍や資料の購入。
さらには、 人脈をつくる場所へ積極的に顔をだしたり、
有益な知識を得るセミナーに参加したり。
これらはすべて投資した分、それ以上に回収できうるものと判断しているからです。
その判断を誤ると、目先の益ばかりを追うことになってしまいます。
それならその辺のコンビニでバイトでもすればいい話なんですね。
そもそも僕がなぜ、 美容師なのにホームページやwebサイトのコーディング(プログラムを書くこと)ができるのか??笑
僕は以前、Webプログラミングを勉強する為に、あるPCスクールに入学しました。
入学金や授業料もろもろで¥500.000弱くらいやったかな?
当時僕には、その¥500.000を生活費から出すなんて事はとんでもなく大きな決断でした。
もちろん家庭があるので、
僕1人の判断でその額は動かせはしませんので それを理解してくれた妻にはとても感謝しています。
美容師としての仕事もピークに忙しい時でしたが、
休みはほぼ朝から夕方までスクールに通い、 空いた時間でもPCいじりたおしたり専門書を読み漁ったり。
時間と体力も投資したわけです。
そしてスクール卒業間際に、 規定の日数よりもはるかに早い段階で課題を終えたということで、 プログラミングの認定資格の勉強をはじめました。
まぁ、資格をとれば就活やらに便利とか言うてたんですが、
僕は別にWeb会社に勤めたいわけではなかったので、
HTMLの復習がてらにやっていたこの資格の勉強を途中で変更し、
今後需要が高まるであろうWordPressの勉強に切り替えたのです。
僕がこの時点で欲しいのは資格ではなくて、『使える知識』だったからです。
『このWordPressは間違いなく今自分が活用することができるスキルになりうる』
そう判断しました。
そうする事で、 未熟ながらもスクールを卒業するよりも先に、
クライアント様から制作依頼を頂けるようになりました。
(この時のクライアント様は今でも本当に色々とお世話になっています。ありがとうございます。)
その後もいくつかホームページ制作やチラシ制作のお仕事を頂きましたが、
僕がこの労働によって得たい対価というのは、色々な意味での〝資産〟です。
僕がここで目的としている資産は、 実績・人脈・知識の3つ。
この3つの資産を上手く構築、そして運用すれば、
確実に(今の労働よりも) 後の収益が見込めます。
だから、〝自分への投資〟が『資産の運用』へと繋がっていくのです。
その連鎖を止めて、自分の目先の利益にしてしまうと、 ずっとショボイままで終わるでしょう。
『お金を使うのが、経営者の仕事やで』
この言葉は、最近お世話になった経営者さんが何度も口にしていた言葉です。
すごく印象的で、僕の頭をグルグル回ってます。
(決して豪遊するという意味ではないです。笑)
しかるべきタイミングで、必要なものにお金を使う。
僕自身は、独立はしてませんが、
『自分という人生を運営する経営者』ではありますので、
そーゆう意味ではどんどん先に繋がるものに
お金と、時間と、労力を投資していこうと思っています。
『資産の運用>目先の収入』
この考えがベースとなって、
・自分の資産となりうるものは何か?
・それをどう運用していくことができるのか?
・その資産を構築するためには、今なにが必要か?
これを常に考えて行動し続けることが、
ピケティならぬイワティの『r>g理論』です。