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反射区と心模様

2019.08.28 22:30

神経反射療法をメインとした自然療法を仕事にしていると、しばしば「胃の反射区に不調のサイン? うーん、別に胃が特別弱いとか思ったことないですけど」と言われることもある。

わたしはただ黙々と身体の静かな声に耳を傾け、触れて確認し、滞りにアプローチして施術を終えるわけだが、終わったあとや、求められれば途中にその人の顔や足に表れている身体(あるいは心)のサインをお伝えする。

いわば導管のようなものというか、通訳みたいなものに過ぎないので、上記のようなことを言われても、いや〜わたしもサッパリ分かりません、というときも儘ある。もっとも、これまでの経験や知識をフル動員して施術を行なっているので「こうだろう」というあたりをつけることが出来る場合も多い。

それで、胃の反射区に大きな滞り(我々はこれをディポジットと呼ぶ)をたしかに確認して、でも特にこれといった、例えば消化不良があるとか胃痛が見られないというときは、大体その人の心に何かがあることがほとんどだ。

物理的に食べ物を消化することは出来ても、何かしらの不安、心配がずっとあったり、納得出来ないで続けていることがあると胃の反射区にディポジットが形成される。

※ 年齢を重ねるにつれディポジットが大きくなったり多くなったりするのももちろんある。それだけ様々なことを経験して、感じて、生きてきたからだ。もちろん単に加齢により機能が低下するのも関係している。環境や食べ物もまた右に同じ。

でも突発的に、急拵えされたディポジットというのは大体が心によるものだ。

話を戻して、「心」という、よく聞くもののどこにあるかは判然としない、でも確実に存在するものからのサインというのは侮れない。

臓器そのものが感知するよりもはやく、反射区に現れる。心情に関するものというのは静かに、ジワジワと、何もないみたいな顔をして蓄積していくから、それが身体的な痛みや不調として出るまでにやや時間を要する。なかなか厄介である。

しかし反射区にあらわれたそれを無視せず、まだ身体的な不調としてあらわれる前に解消することは可能で、その際に必要なのは「自分を顧みる」ことだ。個人的にそこにジャッジは必要ないと思っているので、省みるではなく顧みるとしておく。

不安やストレスの原因に思い当たる節があるならそれをどうするかを考えたり、解消出来る術があるなら解消する。吐き出してみるとか、紙に書き出してみるとか、カラオケに行って大声を出すとか。オタクに限らずだが、結構有効なのはSNSを見る頻度を少なくすること。色んな意見や情報がすぐに取り入れられるのは楽しいことも多いけれど、他者の怒りや苛立ちを目にしすぎるのは精神衛生上あまりよろしくない。

今すぐどうにか出来ないことだとわかったとしても、「あっそう、これがわたしにとって超ストレスなのね。へえ〜〜とりあえず、おつかれさん」と自分を労うことは出来る。認めることで解消出来ることもある。

顧みることもちょっと難しいです…というときはそのきっかけ作りに来ていただければ幸い。別に他のセラピーでももちろん良いが、リフレクソロジーは特にいいと思う。

なぜなら、反射区への刺激は心模様を動かしたり、整理するのに向いているからだ。怪しげな魔法ではなく、臓器や筋肉が動き出すことによってそこに蓄積したものも自ずと動くからである。

冷たいつもりは全くないが、基本的にわたしはその人に必要な刺激さえ入れられれば後はあなたの赴くままにやってくんさい、というかんじなので(必要なアフターケアはきちんとやります)、心情についてこちらからあまり突っ込んで聞くのはあまりしない。あるある〜言いた〜い♪(これRGでしたっけ…)みたいなかんじであればもちろん聞く。


わたしが紹介した手足の反射区やら何やらを実践したり、またはどこかでマッサージやセラピーを受けたときに「特に身体的になんもないけど?」と思ったときは、自分自身の心情を顧みてみてほしいなと思った次第。


ちなみに執着心が強い、ストレス過多、常に怒りに燃えている人は痔になっている人が多い。


おわり

顧みる的な図


▽『オタクよ、健康であれ!』

ソレンセン式フェイシャルリフレクソロジーを主軸に、オーキュラーセラピー・コスモアイ、ニューロフットリフレクソロジー、ベトナム民間療法ディエン・チャン、エメットテクニック他を組み合わせ、時に芳しい植物の力を借りて、その方に必要なことを必要なだけ

ほぼハンド、場合により凛波筆®︎でボディ・マインド・スピリットの調整を行い、その人の本来持つ自然治癒力を呼び起こすことを目的にしています

・IR認定フェイシャルリフレクソロジスト Megumi Inaga (twtr @geekgeek4)

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