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あさひのDTMブログ

CLA Mixhubの困った現象について

2019.08.29 15:53

こんばんは、あさひです。

先日Mixhubの簡単なレビューを書きました。

非常に気に入ってたんですが、

残念ながらその後、作業中にいくつかバグらしき現象に遭遇しました。


具体的には、

1. トラック名がMixhubに反映されない。

2. バケットビューでの操作を一切受け付けなくなる。(チャンネルビューの動作は正常。)

3. 2の症状後、S1を起動しなおすとバケットビューの設定がリセットされる。

(チャンネル名のリセット、バケットが空になる。

その際、チャンネルビューの設定は正常に保存されている。)


これは非常に困った現象で、

ネットで情報を調べたところ、こんな記事を見つけました。


Waves CLA MixHub 困った現象

〜StudioOneでMixHubを使った複数曲を開くと設定が干渉する


↑この記事を読んで、自分もMixHubを使った複数のソングファイルを開いていたので

それが原因でおかしな現象が起きてる可能性があるんだなと思いました。ウム


しかし微妙に自分の症状と上記ブログの症状が違うので、

思い切ってゆめはて.comの管理人さんにメールを送ってみました。

(上記3つの症状と同様の症状に遭遇したことがあるかどうか、

及びそれらの症状に対する対処法をご存じないかを聞いてみました。)


その返信が非常に有益な情報だと思ったので、

これからその一部を引用して公開します。

(了承して下さった、ゆめはて.comの管理人さん有難うございます。)

※注意点としては、あくまで個人で行った検証/推測ですので

情報の正誤については保証出来かねます。

参考にされる際はあくまで自己責任で、ということで宜しくお願いします。


[トラック名がMixhubに反映されない。]に対する回答↓

1つ目の質問の回答は、当方の環境(MacOS 10.13.6 StudioOne 4.5)でも起こっています

DAW上のトラック名はCLA MixHubへ反映しません(StudioOneに加えHarrison MixBusでも同様でした)

2つ目の質問の再現に挑戦している時、2つ目に開いたソングファイルの中で起動したCLA

MixHubのトラック名を入力した際に、ドラムトラックに"Dr"と入力したにもかかわらず、自動で"Dr2"と書き換えられてしまいました(同時にソングファイルが開かれていることがミソ)

これは、つまりMixHubの設定情報の一部がDAWの外部で管理されている事を嗅ぎ取ることが出来ます。

("Dr2"と書き換えられたソングファイルを一度閉じ、再度単独で開けば"Dr"と入力されたまま表示できました)

このことから、StudioOne上で開かれている2つのソングファイルに展開されているMixHubの設定情報は、外部にあると思われるMixHubの設定管理領域でひとまとめに括られてしまい、ソングファイルの切り替えに対応しきれていないと考えるのが妥当ではないか、と思います。

[バケットビューでの操作を一切受け付けなくなる。]に対する回答↓

こちらでその現象が確認されたのは、2つのソングファイルを立ち上げた状態で、それら2つのソングファイルに同じトラック名が使用されていることが発生条件のように感じました

同じ名前をつけたトラックが裏側に隠れたソングファイルにも使用されていると、外部で管理されているMixHubの領域で対応できない(そもそもWavesが同時に2つのソング立ち上げを想定していないのかも?)のかもしれません。

この事から、MixHubを使用したソングファイルを同時に起動するのは避けるしか、対応法はないと思われます。

[2の症状後、S1を起動しなおすとバケットビューの設定がリセットされる。]に対する回答↓

今回の検証の中で、一度だけバケットビューの設定がリセットされ、カラの状態になりました

ただ、この時の操作はHarrisonMixBusとStudioOneを交互に起動していた時に起こったのですが、同じ操作(のつもり)を繰り返してみても、その後、MixHubのバケットビューがカラになることはありませんでした。

条件が何か?を見落としてしまったため、その後、バケットビューがカラになることはなかったので、こちらの対処法については現段階ではなんとも言えません。


以上が凡そのやりとりです。

ちなみに自分はWin10/StudioOne4.5なので、OSに関わらずDAW由来のバグなんだと思う。

こうして読み返してみると、

そもそもトラック名の取得から躓いてるあたり、挙動の怪しさが全開・・w


2つ目の回答もドンピシャで、自分はオートセーブを切ってS1を使ってるので、

ファイル名を変えてバックアップ用に保存する癖があるのです。

で、数日前のソングファイルを開いてミックスの良し悪しを聴き比べたり、

消したトラックのMIDIデータを引っ張ってきたり。

そんな訳で複数のソングファイルを開いてるうちに

MixHubの設定がおかしくなってしまったっぽい。


MixHubの設定情報の一部がDAWの外部で管理されているっていう推測がポイントで、

これにより現状色々なバグのような現象を引き起こしている、

と考えることができる訳ですなぁ。


プラグイン自体は本当に気に入ってるので、

Wavesには何とかバグフィックスしてほしい。(切実)

てかStudioOneもいまやメジャーなDAWなのでやらないとダメだろう。(願望)