革製品のお手入れにプラスしたいクリーナー!
やって来ましたね、季節の変わり目。何かと忙しくなっていくこの季節。衣替えついでに済ませておきたいのが革物のメンテナンス。これからブーツや革靴などの出番がきますからね!今回は自分で簡単にできちゃう革製品のセルフメンテの方法をご紹介します。
革のメンテナンスって必要なの?
そもそも革製品のメンテナンスって必要でしょうか。答えはYES/NO!
これについては、その人の価値観や感覚でずいぶんと違うと思いますので一概には言えません。つい先日、いつもお世話になっている美容師さんとお話をしたのですが、話の中で髪のケアについて美容師さんがこんなことをおっしゃっていました。
「髪って本当は洗わなくてもいいんだよ」
「!!!」
髪にとってどんなシャンプーがいいのかなと、そんな素朴な疑問から始まったこの会話。最終的に「湯シャンがいちばん」ということに笑。その理由はここでは端折りますが、そういう考えの方もいらっしゃるわけです。極論ですけど、湯シャンで頭皮の汚れは十分落ちるというわけです。まぁ、大昔はシャンプーなんてしなかったでしょうから。それはいいとして、革製品も特に手をかけてメンテナンスしなくても十分長く使えるし、丈夫なことに差はないと思います。
では、メンテナンスしたら何が違うのか?
それは、より革製品を楽しむため!ではないかと。なんか偉そうなことを言っているようで恐縮ですが( ;∀;)お手入れをする時間も含め、革を磨いて艶が出てしっとりとなればより愛着が湧くし、もっともっと大切に使おうって気になるのではと思います。
革のメンテナンスってどうすればいいの?
保湿して革を守る
クタクタに履き慣らした革靴やバッグに栄養と艶を与えることがメンテナンスのポイントだと思います。やり方は千差万別、いろんな方法があります。とりあえず、栄養分を補給し乾いた革を守りたいのであれば、油分多めのクリームやオイルでいいかと思います。マイクロファイバーのような柔らかなクロスで擦り込むように磨くとより効果的です。ちなみにボロTシャツのはぎれが革のお手入れにいちばん良いと言う話はよく聞きますね。さっそく、自宅にあるボロTを探しましょう笑。この使い古した繊維という布が革を拭き上げるのに良いのでしょうね。
汚れ落とし(クリーナー)を使う
長く使っている革製品。気づいたら黒ずみや頑固なシミ、汚れ跡など、なかなか良い感じに成長しているなってことありますよね。そういうときのメンテナンスにプラスしたいのがクリーナーです。オイルやクリームを与える前にクリーナーで下地を作っておくと、栄養クリームの入りも違うのだとか。実際にわたしも、軽くクリーナで汚れを拭いてから保湿クリームで仕上げるといった形をとっています。感覚としてはクリーナーを使ったほうが革が若返るような気がします。ただ、汚れや黒ずみがきれいに取れるかと言ったら、それは期待しないほうがいいかも・・・です。あくまで個人的な感想ですが。クリーナーもお手頃な物から高価なものまであるので、自分に合ったものを見つけることがいちばんですね。
少量サイズが便利
皮革保護剤といった革製品のメンテナス用品はその種類がたくさんあり、どれを選んだら良いか迷うかたも多いのではないでしょうか。
そんなときは少量サイズのものから試されると良いと思います。メーカーによっては携帯できそうなミニサイズのものもあり、お値段も手頃で扱いやすいところがうれしいところ。
また、皮革保護剤も使用期限がありますので、「お手入れはたま〜にしかしないわ」っていうかたにも少量サイズがオススメです。大容量だと、使用期限までに使いきれない!って場合も出てきますからね。
ちなみに写真のクリーナーはM.モゥブレィのステインリムーバーです。パッケージ的に海外製のような感じがしますが、実は日本製なんです。水性タイプで、とろっとした乳液のようなクリーナーです。M.モゥブレィはシューケアブランドでも有名な方だと思います。百貨店などでも見かけますので、扱っているお店も多いのではないでしょうか。ぜひ、チェックしてみてくださいね!