サポートファイル〔おひさま〕
私の住むいすみ地域には、
「おひさま」というサポートファイルがあるそうです。
実は、今日知りました(汗)
自治体によって形式も様々で、サポートファイルを作っていない自治体もあります。いすみでも作ってほしいなあ・・・なんて思っていたのですが…
すでに、ありました!!
サポートファイルって、いったい?
という方も多いですよね。簡単に説明します。
サポートファイルとは・・・
お子さんのことをより多くの関係機関(学校、福祉サービス事業所、医療・相談機関など)に理解してもらい、継続して支援を受けていきたいという保護者や本人の思いを実現するためのファイルです。
保護者は・・・
保護者がファイルを管理・保管し、成長の様子や家庭での様子、受けている支援の内容や保護者の思いなどを記入したり、学校や相談機関などで作成した本人に関する資料などを綴じておきます。
関係機関は・・・
必要に応じて保護者からファイルを見せてもらうことで、本人の状況をより正確に理解し、適切な支援を行うための手がかりとなります。
上手に活用すると・・・
保護者が、進級して担任の先生が代わるたびに、また、関係機関ごとに同じ説明を繰り返さなければならないという負担が軽減できます。
情報伝達ツールとして活用することで、関係機関などが互いにつながり、一貫した支援が可能になります。
サポートファイルは、今や全国的に作られていますが、以前はお母さんが手作りしていました。
ネットで発達系のサイトでは、このサポートブックにまつわるあれこれが沢山載っているので時々目にしていました。
進級、進学のたびに先生が新しくかわります。ちょっと特徴的な我が子の事を知ってもらいたい。教室で困った行動をしたときに、その対処法があるので知っていて頂きたい。その先生にできるだけスムーズに我が子と関わってほしいのです。
決して無理なお願いをするのではなく、最低限のことを我が子と先生のためにお伝えしたいだけなんですよね。
新しい先生に、面談の時間を設けていただくのも申し訳ないですし、毎年これを繰り返すのも、不毛な気がするものです。
ただ、手作りのポートブックを先生にお渡ししたときの先生の反応が様々だそうです。
上手に活用していただけることもある一方で、保護者からの要望をちょっとプレッシャーに受け取られてしまうことも。
確かに、お母さんの思いがずっしりと込められてますからね(;'∀')
今や、自治体ごとに統一された書式のサポートブックがあり、自治体が、親子に活用を勧めているんです。お母さんは何の気づかいも遠慮もなく、使うことができますね。
なんていい時代になったんだろう~♡と思ったのです。が・・・
まず、お母さんたちに、このサポートファイルがあるという情報が届いていないという事実。
それから、このファイルを支援者からお母さんに勧めるチャンスがあったとしても、ためらうのだそうです。
サポートファイルを勧める=サポートが必要な子
ということでしょうか。
実際、うちの子には必要ないと断られることもあるのだそうで。
基本的に、必要だと思っている親子が使うものと考えるのがいいんでしょうかね。
情報さえすべての親子に伝われば、活用したいと思う方は多いと思います。
私個人的には、今は特に先生にお渡しする必要はなくても、我が子の成長の記録として大いに役立つと思いました。子どもって、あまり成長していないように感じても去年できなかったことが今はできている!なんて気づくこと、ありますよね。
構想から完成まで、年月をかけ、多くの方が携わって作られたものだそうですよ。
勝浦市のページからダウンロードすることもできるし、各所で頂けると聞いています。