Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

うたかた日和

「ラストスマイル」観劇。

2019.08.31 08:20

昨日8/30(金)


ノブさんとこの「ラストスマイル」マチネを観劇。




もうこのブログのサムネでこれらの写真見飽きたよねってくらい最近大木さんとこの劇場に行ってますけどね。








何度も再演されていたラストスマイル。


過去公演のときも何度も観に行こうと思ったけど、

昨日が本当に最初のラストスマイルでした。





ネタバレしますのでさようなら。

























ある駅員がつまらない毎日に嫌気がさす中、駅構内でスリにあった被害者とそのスリと出会い。



今に満足していないお互いになぜか少し共感し合う。



そこに現れたホームレスのおっさん。



おっさんは駅員に「あの世界を平和に導け」「おまえに託す」的なニュアンスのなにかを言いながら笛を吹けと言う。


ぶつぶつ言ってるおっさん無視してたら、

スリの腕を折られて、ビビって強制的に笛を吹く駅員。



目を覚ますと駅員は別の世界のモンロンという男になっていた。







的な感じで。




まず、当たり前のことを言うようだし、

どの演劇でもやれていること




のようなそんなこともない話をすると。




個々のキャラが全員よかったっすね。




それはアニメとかでも、「こいつは強い」「こいつは絶対仲間になるな」とかってもう、初登場のときのビジュアルとかでわかるじゃないですか。



簡単なとこだと、

髪の色が違ったり、服装とか"他"と違うとか。



その、"他"も含めて、ラストスマイルよかった。






それは、石部さん、淳さんとかの持つサブキャラではないオーラ、星璃くんのようななんか未来に期待を持てちゃうようなオーラっていうキャスト自体のものもあれば、




衣装の豪華さとか、メイク、ビジュアルから来る、ただ者ではないオーラ。


今回は衣装ってすごい大切というか

すごい力あるなぁって特に感じた。





あとは純粋に芝居の部分でわかるもの。




そのコントラストというかグラデーションが良くて。






言い方を間違えたくないけど、

なんていうんだろう。この感じ。



海王丸で言うと


村上、九鬼

アキ、義助

茂長、忠兵衛、伊予


そしてメイズン、すみ


もとちこ。


その他の兵。




それぞれの役割が見事な気持ちのいいグラデーションに。




脇役、は失礼だけど

俺は脇役が好きなので言うと。



忠兵衛が主張し過ぎてもダメだし、

ほんとにその辺がみんなちょうどよかった。





こいつは強いとわかる。

他とは違う。



の中に含まれる

他の人たち。



こいつはそこまででもなさそう。

という人たち。


そういうキャラたちがやっぱ好き。

そこまででもない必要がある。






とはいえ、

舞台上にはアニメほど主要じゃなさすぎるキャラは出てこないけど。





麦わら海賊団でいうと


ルフィ、ゾロ、サンジがいて。

ロビン、ブルック、フランキーがいて。




みんなめちゃめちゃ戦っててすごいカッコいいんだけど、



そんな中でもウソップが仲間のために戦うシーンがあって、弱いんだけどカッコいい。

(今はもはや強いが)





ラストスマイルは、

それぞれが自分の役割を全うするシーンがちゃんとそれぞれみんなあって、

全員がみんな輝いていて。




そこがいいなと。





輝いてるんだけど、そのためにわざわざそこにスポットを当てた演出とかはなくて、話も分散してない。




信じる家族のために、信じるなにかのために戦うという一貫したストーリーの中で。




ウェイとかジャンもとてもよかったわけです。







ストーリーで言うと、


何度かやり直す中でちょっともう行き詰まったかというラストに


平井と津田沼がついにあの世界に来たときのあの





世蓮さんの慌てまくる





"顔芸"




に、ワクワクが止まらないという。





主水さんのアワアワも可愛いし、

もうここからのキラキラ感ってすごかった。





"さぁ、ラストいくぞ"




って言うギアの入り方で

希望を見たときって、観ているこちら側もこんな感じの気持ちになるんだって。





というか、見るたびに増す主水さんの真島吾朗感ね。




(販売終了しました気になる)




もういつ「桐生ちゃ〜ん!」って言ってもおかしくなかった。



たぶんなんかスリのときのグッズ作ったらコレじゃん。




主水さんの常に余裕ある感じとかすごいよね。

舞台上に主水さんいたら安心する。



ビジュアルほんとカッコよかった。



殺陣もほんとすごいんだよ。この人。

綺麗なんだ。もうわけわかんないんだ。






世蓮さんも人猫以来かもという感じだったけど、


あの強烈なクソちゃんとした顔面に対する


カッスカスのハスキーボイスと

家で小顔体操するときしか使わないレベルの表情筋の数々を見せられたら




たぶん全員、好きってなるわ。あれは。






モンロンのオンオフ。

西船橋のときとの目つき、振る舞い、声質もすごくよかったし。





この流れでジーベックの人たちも振り返ると、




シャオロウの松木わかはさんは、

これまたENGと聞いたらだいたい出てるイメージありながら、なぜかあまり見たことなかったけど、



まぁほんとシャオロンだった。

ラススマ見たのはじめてだけど。


最初からなんか怪し過ぎだし、

企んでる感満載で、


でもシャオロンにはシャオロンの夢や叶えたいものがあって、


そのための信念とかのためには手段は選ばない。




それは仲間に対する想いとか、

そういうのを逆に感じたなぁ。




心をあそこまで鬼にして、他者の意見をシャットアウトしないといけないというのは。


仲間の言葉で気持ちが揺らいでしまう弱さと、

私が揺らいではいけないという強さであり。



そういうとこに寄り添いたいと義助は思ったんだろうなぁとか。




あ、ちょっとまた逸れるけど、

ホントは正直、宙が観たかったんです。




それは門ショーと中野さんへのこれまでの信頼感から。


純粋に安達さんは他団体のお手伝いとかではよく見てたけど、失礼ながらまだ役者としての姿を観たことなかったし、


福地さんは前回のイリクラですごく良かったけど、ちょっと門ショー観たい気持ちも強くて。




ただ今回日程の関係とかで空にしたんですが。





でも、安達さん福地さん、すっごいよかった。


たぶん門ショーと中野さんも絶対いいんだけど、この2人も抜群だったと思う。




うん。





で、ジーベックの中で1番好きだったのは、

ラン。


そういう人も多そう。




淳さん、元々好きだったけど、

実はここだけの話、淳さん出てるの知ったのは電車の中←





やっぱりもうたたずまいから好きだった。


俺も身体鍛えて姿勢ちゃんとして立ちたいと思わせてくれるくらい(なぞの感想





ランのキャラ自体もすごく良くて、

この国の正義というか、理想な感じもあって。




ただいろんな嫌なものを見てきた総督からすれば、その理想を叶えるにはランのように理想を掲げていては成し遂げられるはずがないとか、厳しくいなければならないという想いがあって。




そういう総督やシャオロンの気持ちもわからなくはない。





九鬼と戦ってるときの、

梅田さんと淳さんの、九鬼とランのキラキラ感もよかった。




モンロンと義助とか、それぞれが輝く組み合わせが存在するのも良い。







メイズンとすみの関係も好き。


すみのラストのワクワクも。

自分の中の枠から飛び出した感情のひとつひとうが。








で、長々とごちゃごちゃ書いて、

これを言われるのは嬉しくないはずだけど、









オープニングが最高だったんですよね。






オープニングが1番よかったみたいなのって感想として酷い気もするんだけど、




はじめて観た人が泣きそうになるっていう。

あれだけでもかなり伝わる。




というか、あの量のキャストのダンスが合いすぎて、





え?すみません、もしかして"何でも出来る人たちの会"の方々ですか?




って思ってしまう



え?なんなのこの人たち?

オープニングに命かけてんの?

え、すごいけどコレ。




ってなった。



元々ミュージカルが好きだし、

そもそもオープニング好きマンだけど。



音楽に合わせて、これから起こることとか、人物にまつわる振り付けを表現するオープニングが好きなんですけど



あの素晴らしい衣装で表現し続けるキャストたち、みんなに個々にスポットがあたって、全員としても魅せていたし、



なんかちょっとすごかったですよ。




ブワッ!ってなりました。





だいたい演劇は後ろの方の正面で観たい派だから、座席指定で予約できるのほんと助かる。



このオープニングを前方とかサイドで観てたらだいぶ損してた気がする。







安くはないお金を払って時間作って行く上で、



わー主水さんだぁ

わー淳さんだぁ

わー八坂さんだぁ

わー梅田さんだぁ


石部さーーん

世蓮さんほんものだー

ちゃんまん可愛いねー


とか




そういうのも大事だなぁって。

それも少し思う。


そうじゃない舞台もあっていい前提で。



自分的には今回は好きな芸能人が目の前にたくさんいて、

オープニングとかは、そんなすごい人たちが一度にステージにいて、

みんな凄い気持ちを出して動いていて。




目の前にあの人たちがいて、

すごいものを見せてるっていうのもまた気持ち高まる理由。





面会出来たり、いつもいる人みたいに話せたり。


そういう存在もかけがえのない関係だけど、




八坂さんはスパガの時からのすごい存在で、


未だに。昨日もめちゃめちゃ面会緊張した。



未だに緊張できる人でいてくれる。











さて。

長過ぎるしそろそろ終わるけど、



関係ない話だと


どっちが先かは知らないけど、

タイムリープで"スマイル"ってどうしてもOver Smileが頭に浮かぶんですけど


なぜ同じタイムリープ作品でこのタイトルなんだろうというのは昔から思いつつ。


しかも赤と青が争っている。



ちゃんまんとかオバスマやってラススマやって、他の人もだけど。



まぁべつにオチはないです。

ただ昔から気になってただけの素朴な感覚。


スマイルはべつに特許でもないですし、別にほんとに全然いいです。



はい、

おわりーーー





目がカサカサだ。


なんかキャラ単体とか細かいとこに目を向け過ぎて、大枠の舞台の話がほぼ出来てない気がするけど。



これは観てよかったやつです。