みたかの「ぺ」公演 『9.807』
『9.807』
ものともののあいだにある 光源
こととことのあいだにある 深層
独話と会話のあいだにある 対話
作・演出
宮澤大和
出演
石塚晴日
佐藤鈴奈
(以上、ぺぺぺの会)
金澤卓哉
小杉天俊
後藤佑里乃
大木菜摘
小澤南穂子
竹内蓮(劇団スポーツ)
上演映像
戯曲(一部)
「人はなぜしゃべり、なにを伝えようとする?」
会話劇をつくるうえでこれ以上に重要かつ壮大なクエスチョンはありません。
謎を解く手がかりを探すために、電車の中の老人の会話やレストランで時間をつぶす女子高生の甲高い笑い声に聞き耳をたてて過ごします。
どんな会話にも、かならず“面白さ”を感じる瞬間があって、
「これをそのまま舞台上にのせることができたらいいのだけれど…」
と、まいど悔しさで首をななめにしてしまう。
ホンモノの会話も舞台上にのった瞬間に、ニセモノになってしまう。
会話劇(ニセモノ)はどこまでいっても、ホンモノには敵わない。
このご時世にわざわざ劇場まで足を運んでいただいて、少なくとも 1 時間ちかく身柄を拘束して、観劇してもらうのです。だからこそ、私は日常感じることのできない観劇体験を提供したいと思います。ぺペペの会で、ライブ性(いま目の前にあること)を追求するのもそのためです。
ぺペペの会の会話劇は、長いセリフの応酬。彼らは決して“よくしゃべる”わけではありません。
“あまりしゃべらない”からこそ、ひとりで果てしなくしゃべり通そうとうするのかもしれません。
人はなぜしゃべり、なにを伝えようとする?
一つひとつの理由を明瞭にしていったとき。
わたしたちは、この問いに対応する応えを用意することができるはずです。
作・演出 宮澤大和
チャリティーチケット
『9.807』では、台風15号の被災地(千葉県)に向けて、チャリティーチケットを販売し、物販にて募金活動を行ないました。
合計17人の方から、合計で10000円のご寄付をいただき、日本赤十字社を通じて被災地に寄付しました。
募金活動にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。クラウドファンディング
「9.807」では、クラウドファンディングを実施し、お客様に上演をサポートしていただきました。ありがとうございました。
解説ツイート
上演中、Twitterにて解説を配信しました。
演出ノート
演出助手ノート
いただいたご感想・劇評など
【日時】
2019/10/04 (金) ~ 2019/10/13 (日)
【場所】
SCOOL(三鷹)
【スタッフ】
舞台美術:宮澤大和/コトデラシオン(十六夜基地)
演出助手:熊野美幸
制作:鈴木南音/後藤佑里乃
運営:木村吏那/新海有己
プリセット確認担当:竹内蓮
宣伝美術:羽田朱音
【協力】
劇団木霊、劇団個人主義、十六夜基地、劇団ひととせ、劇団スポーツ、早稲田大学演劇倶楽部、クラウドファンディングにご協力いただいたみなさま