印・ムドラー・ポーズ
地に触れて春の萌しを微笑みぬ 高資
ガウタマ・シッダールタ
宇都宮市祥雲寺
宇都宮市八幡山中腹にある釈迦牟尼如来座像で降魔成道の印を結んでいました。不空成就如来や阿閦如来と重なります。
千の手に千の眼のあり日脚伸ぶ 高資
神立ちて巌に千手の仏かな 高資
千足る手の眼に神を迎へけり 高資
http://www.taradou.com/?mode=f48 【仏像の印相(いんそう)について】
https://www.brain-training.jp/?s=%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA
【イルチブレインヨガの「らくだのポーズ」で肩こり改善】
体の前面をエビ反りにして伸ばすことで、肩こり改善へとつなげるイルチブレインヨガの「らくだのポーズ」を紹介します。
「何もしていないのに肩がこる」「肩がカチンコチンで頭まで痛い」。そんな辛~い肩こりの症状に悩まされていませんか?実は肩こりは腰の状態と深く関係しており、腰の弱い人ほど肩こりになりやすいです。このため、腰を強化しない限り、肩こりはなかなか改善されません。
腰を強くし、肩こり改善へとつなげるのが、イルチブレインヨガの「らくだのポーズ」です。太ももからおなか、胸、首まで体の前面を反らし、腹筋と背筋でしっかり支えることで、腰をしっかりと強化していきます。
らくだのポーズは、腰の強化以外にも様々な効果が期待できます。曲がった背中をまっすぐに伸ばすことで、姿勢が整えられ、緊張によって下がっていた肩が正常な位置に戻ります。それによって、圧迫されていた肩周辺の血行がスムーズになり、肩こりの緩和へとつながります。また、自律神経を整え、呼吸や心拍を穏やかにすることができます。
らくだのポーズは、上体を反らせるときに、腰だけに力を入れるのでなく、お尻やお腹を引き締めるようにして行うのがポイント。完成形にこだわらず、気持ちよさを感じるところでキープすることが大切です。それだけで十分に効果が期待できます。
<らくだのポーズ>
1. 正座をしてつま先を立て、両手でかかとをつかみます。
2. おしりを上げ、胸を開き、上体を後ろへ倒します。
3. 優しくゆっくり①へ戻ります。3回繰り返します。
【肩こりスッキリ☆イルチブレインヨガの「後ろで手をつなぐ」ポーズ】
肩こりをスッキリさせるイルチブレインヨガの「背中の後ろで手をつなぐ」ポーズを紹介します。
肩こりの多くは、肩まわりの血行不良によって起こります。筋肉が硬直化して血管が圧迫されると、血液の流れが悪化。疲労物質が肩周辺にたまるようになり、ジンジンとした痛みを感じやすくなるのです。
肩回りの血行不良の原因の一つが、崩れた姿勢です。背骨が左右に曲がっていると、背骨の両脇にある筋肉に力が加わります。それによって血管が圧迫され、血のめぐりが悪くなります。
また、ストレスも血管を収縮させる原因です。私たちはストレスを感じると、自律神経の交感神経が優位になります。交感神経は血管を収縮させる作用があるため、ストレスで緊張した状態が続くと、血流が悪くなるのです。
肩まわりの血流をスムーズにするのに最適なのが、イルチブレインヨガの「後ろで手をつなぐ」体操です。背中の後ろで腕をクロスさせて両手を握手します。このポーズをすると、背骨の左右のバランスが整えられ、筋肉の緊張がほぐれます。詰まっていた血管が解放される効果が期待できます。
左右両方やると、硬い部分が分かるので、そこを重点的にほぐしてあげると、より高い効果が得られます。
<背中で手をつなぐ>
1. 右手を上げて背中のほうへひじを曲げます。
2. 左手を背中の上のほうに上げ、右手とつなぎます。
3. 両手の位置を確認します。
4. 手を替えて同様に行ないます。
左右の手が届かない場合、肩の関節と筋肉が硬くなり、靭帯(じんたい)も硬直している可能性が大です。無理に伸ばすのでなく、少しずつほぐしていきましょう。
【イルチブレインヨガの「空に浮かぶポーズ」で、“本物”のリラックス体験へ】
緊張をほぐし、さわやかな気分になれるイルチブレインヨガの「空に浮かぶポーズ」を紹介します。横になって自分の体に集中するだけで、芯からリラックス。集中力を高めることができます。
私たち現代人は「リラックス」ということを言葉では知っていますが、ほんとうにできている人はどれくらいいるでしょうか?一晩中ベッドの上で寝ていても神経が休まらない人。休日にずっとソファでくつろいでいても疲労がとれない人…。休んでいるはずなのにどこか緊張が抜けず、張りつめているのです。
体と心が緊張している状態が続くと、血管が収縮して、血液の流れが悪くなります。すると、疲労物質が体内に滞ってしまい、ホルモンのバランスも崩れやすくなります。
そんなお疲れモードの人たちにオススメしたいのが、イルチブレインヨガの「空に浮かぶポーズ」。あお向けに横になり、意識を自分の体に向ける瞑想です。このポーズで瞑想状態をキープできれば、深い安らぎとリラックスを体験することができます。そして、脳と意識が目覚め、集中力がアップ。新たな活力を得ることができます。
朝起きたときや夜ベッドに入ってから、または日中リラックスしたい時にオススメのポーズです。昼間疲れたときに5分でもこのポーズをすれば、2、3時間寝たのと同じくらいの効果があるとされます。忙しい人は寝る前にこの姿勢で深呼吸を5回くらいするだけでも、爽やかな朝を迎えることができるはずです。
<空に浮かぶポーズ>
1. あお向けになります。足は肩幅に広げて腕は体から5度ほど開き、手のひらを上に向けます。全身の力を抜きます。
2. 目を閉じ、鼻からゆっくり息を吸って口から長く吐き出します。5回繰り返します。
3. 深呼吸を繰り返しながら、目を閉じたまま体の輪郭を描くイメージをします。写真のように、頭頂部から左方向に描いていきます。うまく集中できないときは、「頭のてっぺん・・・耳・・・首・・・肩」という風に体の部位を呼んで、意識を誘導していくのも効果的です。
4. 輪郭を描き終えたら、自分の体を全体的に眺めるようなイメージをします。
Point:
初めは途中で寝てしまうこともあるでしょう。しかし、繰り返し行ううちに、脳がしっかりと目覚めて体に集中できるようになります。このポーズが習慣になったとき、たいへん大きなリラックス効果が簡単に得られるようになります。
効果:リラックス、集中力や洞察力のアップ、意識の拡張
【便秘女子にオススメ☆イルチブレインヨガの弓のポーズで、体の前後から腸を刺激】
https://www.youtube.com/watch?v=PhBN9J9q1y8
便秘にお悩みの方にオススメのイルチブレインヨガの「弓のポーズ」を紹介します。
野生の動物も人間も、秋から冬にかけては栄養や脂肪を体内に溜め込み、寒さに備えます。しかし、春になると冬に溜め込んだものを一気に排出させるため、本能的に新陳代謝が活発になります。だから、春は、デトックスにぴったりの季節なのです。この時期こそ便秘を解消して、全身をデトックスさせたいところです。
今回紹介する弓のポーズは、デトックスにぴったりの動作です。うつぶせに寝ている状態で、両足の足首を手でつかみ、上体と足を持ち上げ、弓のような弧を描きます。
私たちはふだん、前傾での姿勢や動きばかりをしているため、背中の筋肉は刺激されません。弓のポーズを行えば、背中とお腹の筋肉の両方がバランス良く刺激され、内臓が活性化します。腸の働きが活発になる効果が期待できます。
春は気分がふさぎがちになる季節ですが、弓のポーズで全身を伸ばすことで、縮こまっている心もラクになります。弓の弧を作りながら、ゆっくりと呼吸をすることで、心にも余裕が生まれていきます。食事のときも腹八分で満足できるようになり、ダイエット効果にもつながります。イルチブレインヨガの弓のポーズでイキイキとしたカラダと肌を手に入れましょう。
<弓のポーズ>
1. うつ伏せになり、あごを床につけます。
ひざを曲げて両手で足の甲をつかみます。
2. おなかだけ床につけて、上体と足を持ち上げ、弓の形になります。
3. 前後に体を揺らします。
効果:背骨のゆがみを整え、腸のぜん動運動を促す効果があります。背筋と中枢神経が刺激され、内分泌機能がアップしていきます。全身の疲労回復の効果もあります。とくに仕事などで長く座っている人に効果的です。
【イルチブレインヨガの上体そらしのポーズで、むくみ改善】
顔や手のむくみは、腎臓の機能低下が関係している場合が多いです。長時間の立ち仕事で背中の下の部分がこったり、冷えたりすると、腎臓の働きが鈍くなり、むくみやすくなります。腎臓を刺激するイルチブレインヨガの「上体そらしのポーズ」を紹介します。
上体そらしのポーズは、うつ伏せの状態から上体を上げて、背中を反らしていくシンプルな動きです。肩から背骨、腰にかけての身体の背面をバランス良く刺激。さらに、腹部のやや背中に近いところに左右一対ずつある腎臓にも働きかけます。
私たちはお腹の脂肪を落とすことには熱心ですが、背中は無防備になりがち。このため、いつの間にか、背中にぜい肉がついてしまいます。上体そらしのポーズでは、手の力に頼り切らずに上体を持ち上げることで、背中、お尻、足の筋肉の引き締め効果を高めることができます。下背部に意識を集中させ、血液とエネルギーがしっかりと流れていくイメージを持って行いましょう。
体全体のバランスを整えるうえでも効果的なポーズです。ポーズ中に深い呼吸をすれば、体の奥深いところまで刺激され、婦人科系のトラブルや便秘、冷えにも効果が期待できます。恐怖心や不安を取り除き、自信を回復するうえでもオススメのポーズです。
イルチブレインヨガの<上体そらし>
1. うつぶせになり、手のひらを胸の横におき、つま先を立てます。息を吸いながら上体を起こし、背中をそらします。
2. 背骨に意識を集中させ、姿勢を維持します。
3. 息を吐きながら上体を下ろします。3回繰り返します。
Point:
・腰に負担を感じない程度に行いましょう。無理に顔を上げようとすると、首を痛めかねないので、注意が必要です。
・反るときは腕の力だけに頼るのでなく、背筋もしっかり使います。
効果:
背骨のゆがみを整え、腎臓、膀胱など泌尿器系と生殖器系を強化します。むくみ、全身の倦怠感の改善にも効果が期待できます。
【イルチブレインヨガのスキのポーズで、肩こりスッキリ】
肩こりを整えるのにオススメなイルチブレインヨガの「スキのポーズ」を紹介します。上半身と下半身を逆さにするポーズです。あお向けに寝て、両足を上げそのまま頭の向こうの床に足を付け、雑草を刈る鋤(スキ)の形をつくります。
スキのポーズには、さまざまな効果があります。まず大きいのが肩こり改善。首の裏側を伸ばし、頚椎(けいつい)のねじれを修正することで、首から肩にかけてのゆがみを整えていきます。体を逆転させることで、心臓へスムーズに血液を戻し、全身の血液循環を改善。首のリンパを刺激することでさらに顔色もよくなり、“小顔効果”も期待できます。
足を持ち上げ、下げるときの動作をゆっくり行うことで腹筋を強くし、背骨を柔軟にすることもできます。全身のたるみを解消し、新陳代謝を高め、脳や内臓も活性化。ホルモンバランスを整え、アンチエイジングにも効果的といわれています。
スキのポーズは、1日の締めとして行うと、身を静めることができます。一日の疲れを取り除き、精神を安定させ、質のいい眠りに入るうえで有効とされます。春は心のバランスが崩れやすい季節です。スキのポーズで脳をリフレッシュすれば、バランスよく物事を考えられるようになります。
<スキのポーズ>
1. 手のひらを下にして仰向けになり、楽に呼吸します。
2. 両腕は床につけたまま、息を吸いながら足を上げ、頭の上まで伸ばし、腰を上げます。頭の向こうの床へつま先がつくようにします。
3. 数秒間、姿勢を維持し、ゆっくり生きを吐きながら①へ戻ります。
効果:自律神経のほか、心臓、肝臓、膵臓などの臓器を刺激します。
Point:
・姿勢が苦しい時は無理をせず、口から吐き出す呼吸をします。
・腰が上手く持ち上がらない時は手をそえて腰を持ち上げてみてください。
・慣れてくると、腰の後ろにある命門のツボに意識を集中し、息を吸いながらお腹をひっこめ、吐き出しながらお腹を突き出す腹式呼吸を行います。
・ポーズの途中で決して首を動かさないようにしましょう。
三面六臂の姿に表現された、内に秘めたる繊細な心理。木地の風合いを生かした彩色は、部分的に用いた金泥や金箔によって上品さが加わり、阿修羅像に新たな魅力を吹き込みます。
しら梅に明くる夜ばかりとなりにけり 蕪村
夜明け目覚めて白梅紅梅集めけり 兜太
ふと、この二句を思い出しました。たまたま今日の東京自由大学の講義でも取り上げられた阿修羅像。