前に進めない

と言う事で某店からお助け要請で当店へ転院されましたKZ1000

話を聞いている段階では、よくあるシフトのスプリング折損かと思っていたのですが

到着してから確認しましたところ、ギアは操作できており、

ニュートラルから1速⇔5速までしっかりとギアドラムを回せている感触アリ。

で、もしやドッグか？と思ったのですが、

まぁ、スプロケットカバーを外したところ、ドライブスプロケットのナットがポロっと出てきました。

ナットが走行中に外れてミッションアウトプットシャフトのスプラインからスプロケットが外れて自走不能になっているだけでした。

ロックワッシャーがどこかへ飛んでいったのかありませんでした。

ミッションシャフトやナットが止まるネジ部にダメージがなかったので良かったです。

新品のナットとワッシャーを手配して取り付け完了。

試乗して問題ありませんでした。

但し、2速が抜けてしまうようでオーナーさんに相談したところ、前々からその症状が出ていたとの事で今回は修理見送り。

ご自分でキャブレターのオーバーホール作業を行ったみたいですが、どうしても調子が出ず

と言う事でご来店。

オーバーフローしていましたので、ニードルバルブを交換します。