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ホロン(相似)の視点で人類を捉えるシリーズ 第7回目

2019.09.01 15:23

執筆者:Pyon

さて、前回までの一連の〝ホロンの概念〟=〝人類に必要な新しい意識の地平線〟の話を進めたいと思います。

前回は、〝ゲノム編集〟技術の台頭をご紹介しました。

このゲノム編集技術。

多くの科学者や今やそれを実際に扱って操作をしている〝アメリカの高校生たち〟も恐らくまだ〝そのこと〟に気づいている人は少ない(まだいない?)と思う、〝ゲノム編集技術の行き着く先〟の話をしましょう。

〝ゲノム編集技術とは(人類にとって)何なのか?〟

さてさて、今人類は、今まで自分たちが〝常識〟だと思って来たことが、〝非常識〟にどんどん切り替わって行く〝時代〟に突入しています。

その〝常識〟が〝非常識〟= 新たな常識 に切り換わる〝キッカケ〟は何かと言えば、それは=科学の発展による新たな〝事実〟= エビデンスが提示されることによって、その〝旧常識〟は『昔の人類は〝これが常識だったんだよな~〟』と言う言葉とともに、次世代の人々によって、古い常識に頭が支配されていた時代の人々のことが振り返られながら(笑顔で懐かしがられながら… )新しい常識に頭の中が切り替えられる=常識のアップロードが行われる、そんなシーンを目にします。

そうなんです。

人類は、〝新しい常識〟が頭を支配する時、〝古い常識〟は、いとも簡単に〝そんな時代も(が)あったよね〟と、旧常識は頭の中で直ぐに置き換えられ、新しい時代に馴染んで行く

〝そういうもの〟だということなんですね。

こう私が話を進める理由は、このことをよくご理解頂けた時にはじめて、今日最後に記述する内容の凄さを理解して頂けるということなので…

この記事を読んで頂けている同胞の読者に向けて(ホロンの概念で人類を捉える時、この記事を書いている私と、その記事を読んで頂けている読者との関係は、〝同じ一つの大きなカラダを構成する細胞同士である〟)という〝新しい意識〟ーー私たちの現在は、家系や家族単位で物事を考えるのが〝当たり前=常識〟の時代に生きていますが、それ故に逆に言うと、家族や家系で他の家族や家系と水面下で争いをしてしまっている状況です。

そのことを意識するしないに関わらず、自分の息子は何とか人よりもいい大学に行かせて社会に出る時に人よりいい会社に入れるようにと、親御さんがその競争意識をどれだけ意識しているかいないかに関わらず、その様に考えて自分の子供を少しでもいい大学に、或いは一流大学にと導く親の意識としてはその様な競争意識が無意識でも刷り込まれているのが〝現代〟です。

しかし、これからの時代は、その〝常識〟が先に書いたように、〝常識〟ではなくなる時代がやって来ます。

しかもそれは私たちが生きている間(決して私たちが死んでから迎える話ではなく)に起こる変化としてその新しい時代はやって来るのです。

話しが外れたのですが、

故に、私はこの記事を読んで頂けている同胞である皆さまに対して、私はいずれ(そう遠くない未来)人類がたどり着く〝新たな常識〟を提示し、旧常識がその新しい〝新常識〟に取って代わられる様を時代に先駆けて一緒に共有したいと思い、次のことを提示します。

ゲノム編集技術が行き着く先は、〝生命の創造〟なんです。

〝ゲノム編集技術とは(人類にとって)何なのか?〟

その答えは、つまり、前回の記事で提起した様に、ホロンの概念で人類を捉える時、いま私たち地球人類は思春期を向かえた中学生くらいです。

そしてその中学生のカラダでは、まもなく生殖器官が完備され、宇宙において〝一人の大人〟に成長しようとしている最中。

しかしそのプロセスにおいては、中学生が経験する〝大人になるに向けた精神的な葛藤期〟を今まさに迎えており、そこで私たちは日々の痛ましいニュースを耳にしている…

これが、ホロン的視点で捉えた今の地球人です。

さぁ、地球人類をホロンの概念で捉えると見えてくる〝新たなビジョン〟の一端を今日は提起して、次回につなげたいと思います。

今月も素敵な日々が皆さまのもとにやって来ますように…

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございます。


未来が見えるね研究所 研究員 Pyon