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家具によく使われる材料や用語集 その3

2020.05.01 07:21

・ウレタンフォーム

ポリウレタン樹脂を主成分とし、発泡させたスポンジ状のもの。軟質ウレタンフォームはクッション材として、硬質ウレタンフォームは断熱材や塗料として多く用いられている。


・チップウレタン

ウレタンを加工した際の端切れなどを粉砕して接着剤で再圧縮し成型したもの。固さがあり型崩れヘタリが少ないのでクッション材の芯材として使用される。凹凸があるため表面材としては用いない。


・モールドウレタン

型枠の中でウレタンを発泡させ、成型したウレタン。型に入れて発泡させるので立体的で密度が高く、耐久性のあるウレタン。


・合成皮革

布地の上に合成樹脂を塗り、型押しした人工皮革。PVCやポリウレタンなど、使用される樹脂により手触りや強度が異なる。天然皮革に比べ安価ではあるが、メンテナンス面では優秀である。


・不織布

不織布とは、繊維を織らずに絡み合わせたシート状のものをいう。ソファーやマットレスなどに使われている。


・強化ガラス

通常のガラス(フロートガラス)に熱処理を加えて、強度を3〜5倍にしたもの。ガラス天板や扉に使われる。強度は高いが割れると粉々に割れてしまう。


・アジャスター

アジャスターとは調節器、調節装置のこと。家具などにおいては、箱物家具やテーブルの脚部などで、ガタ付きを調整するための部品を指す。


・昇降シリンダー

リフティングテーブルなどの昇降式家具に使われる部品。ガス圧式や油圧式のものがある。


・転倒防止金具

地震などによって家具が倒れてしまわないように、家具と壁などを固定するための金具。L型やバンド型など形状や取り付け型は様々。


・ノックダウン式家具

はめこんだり、ボルトを締めるなどの簡単な作業で家具をいくつかのパーツに分解できるようにしてあるもの。配達や搬入がしやすく、狭い場所にでも運べるなどのメリットがある。


・フォールディング

折りたたむことのできる家具のこと。使用しない時など、テーブルやチェアを折りたたんで、省スペースにしまっておくことができる。


・スタッキング

スタッキングとは積み重ねることのできるもの。会議室の椅子など不要分などを積み重ねることによって場所を取らずにしまっておける。


・シンクロロッキング

椅子の背もたれと座面が独立して体の動きに同調して動くロッキング機能。より自然な動きになるため身体に負担をかけない座り心地。


家具に使われる用語などをまとめてみました。まだまだ、たくさんの用語がありますので、今後も更新していきます。

参考にしていただけましたら、幸いです。