【トランペット】の指使い
トランペットの指使い(運指)について簡単に説明します。
トランペットはB♭管
まず、楽器には移調楽器というものがあります。移調楽器については説明難しいので調べてみてください!笑
トランペットは移調楽器で、実は種類も多々あるのですが、一般的なもの、オーソドックスなものはB♭管です。
B♭管だと、ピアノのシ♭がドになります!
なので、
ピアノの、
シ♭,ド,レ,ミ♭,ファ,ソ,ラ,シ♭が、
トランペットの
ド,レ,ミ,ファ,ソ,ラ,シ,ド
と同じ音になります。
絶対音感がある人は混乱すると思いますが、すぐ慣れますし、そうでない人はあまり深く考えなくて大丈夫です。
ただ、他の楽器と合わせる時に、噛み合わなくなってしまうので、なんとなくでも理解できていた方がいいと思います!
指番号
トランペットのピストンは、マウスピース側から順番に、
1,2,3番といいます。
ピッコロなどは4番まであるものもあります。
トランペットの実音域
一般的にトランペットで使う音域です。(inB♭)
手書きですみません。。笑
これより下の音はペダルトーンといって、基礎練習などで使うことはありますが、楽曲内で使用することはほぼありません!(たまーーーーに現代曲などで使用することがありますが。。)
上の音は、1つの目安としてソと書きましたが、
ジャズ・ポップスなどのハイトーンプレイヤーだと更に上の音が必要になることも多々あります。
逆にクラシックでは、B♭管でこの上のソが指定されることはほぼなく、でてきても下画像の()のミくらいまでではないでしょうか。
ここでは、便宜上、下画像を基準にして書いていきます。
指使い
「下のド」の更に下のファ#(トランペットの最低音)から半音ずつあげていきます。
ファ#(ソ♭)…123
ソ …13
ソ#(ラ♭) …23
ラ …12
ラ#(シ♭) …1
シ …2
ド(下のド) …0
ド#(レ♭) …123
レ …13
レ#(ミ♭) …23
ミ …12(3)
ファ …1
ファ#(ソ♭)…2
ソ …0
ソ#(ラ♭) …23
ラ …12(3)
ラ#(シ♭) …1
シ …2
ド(チューニング)…0
ド#(レ♭) …12
レ …1
レ#(ミ♭) …2(23)
ミ …0
ファ …1
ファ#(ソ♭)…2
ソ …0
ソ#(ラ♭) …23
ラ …12(3)
ラ#(シ♭) …1
シ …2
ド(上のド) …0
ド#(レ♭) …12(2)
レ …1(0)
レ#(ミ♭) …2(23)
ミ …0
ファ …1
ファ#(ソ♭) …2
ソ …0
()内の数字は僕がたまに使う変え指です。
これ以外にもたくさんの変え指があり、早いフレーズで指が回らないときや、音程を変えたいとき等に使います。
また、上の方の音域になると色々な変え指があるので、自分で音が出やすく、音程が良いものを探すと良いと思います。
高音が出づらい時に、なるべく管の短い指遣いで吹くとすこし出やすくなったりするので是非試してみてくださいね!
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