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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(最愛40)

2019.09.02 13:00

「似た者親子、どこまで行ったんだろ?」




「見に行きましょうか?」




「そうするか」




「広臣さん、空き缶下さい」




「ああ、サンキュー」




空き缶を渡そうとして、お互いの指先が触れた。




「あ、すみません」




「ん?なんで謝るの?」




「なんででしょうね?」




理愛は笑って空き缶を受け取り、自販機まで処分しに行った。




ゆっくり歩いてきた臣の横に並んだ。




まるで映画のシーンを見ているような美しい二人に、羨望の眼差しが注がれた。




「美男美女ね」




「ため息しか出ないわ」




「ちょっと!立ち止まらないでよ!!」




物陰に潜んでいた女は表に出てきて二人の後を追いながら、誰彼なしに体当たりして暴言を吐いている。




「なんなの?あの人、自分からぶつかっておいて…」




「どこかで見たことない?あの女性」




女の周辺がざわざわし始めた。




女は慌てて大きなサングラスをかけ、臣達の後を追った。




臣と理愛がアンパンマン号にたどり着くと、中に隆二達の姿はなく、別のチビッ子達が乗っている。




「あれ?…俺の天使達はどこ行った?」




つづく