検査法のパターン
2019.09.02 23:18
環椎を観察しているとパターンがあることがわかるようになってきます。
回旋系の異常が左に出ると屈曲しながら、やや右側屈する時に抵抗を感じやすくなります。
伸展は左側屈しながら伸展するのが異常になります。
この場合屈曲系が強く伸展系は弱い異常となるので、下顎が右へ前突します。
すると、右の伸展系がユルユルになって、右側のストレートネックタイプになるのです。
初動の動きをよく観察すると、その人の動きがわかります。
しかし、初動を通り過ぎて大きく動かすと、代償運動が入り下部頸椎の影響を受けます。
そして見かけ上は、抵抗がないように見えるようになります。
上部頸椎で屈曲右側屈が異常なのですから、下部では必ず屈曲右側屈が異常に亢進します。
つまりユルユルになるのです。
このようにして、ストレートネックはつくられていきます。
そして、このようにして、自分の身体は嘘を吐く訳です。
左右が同じように前に出るのではなく、必ず回転しながら前に出るということです。
前にでるとレントゲン上では、ストレートに見える首になっているということです。
肩や首が凝るのは、内部でこのような微妙な動きをしているからですが、それを決めているのは、本人です。
本人がその動きが心地よいと感じているから、そのようになる訳です。
決して、他の誰の原因でもありません。
それに気づくかどうかです。
それに気づく方法がMBR法です。
それを今回の一般の勉強会では習得してもらいます。
難しいように思いますが、知識は要りません。どう感じるかです。
感じることさえできれば、誰でもできます。
9月22日で、自分の身体が大きく変化してきますよ。
是非、お越し下さい!!